北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

良い子におみやをどっさりと

2014-12-24 23:45:21 | Weblog

 子供の時に親が買ってくれたレコードの中に「サンタクロースがやってくる」という童謡がありました。

 そのなかの歌詞に「サンタクロースがやってくる~♪、良い子におみやをどっさりと…」という一節があったのを覚えているのですが、この"おみや"という表現にずっと違和感を感じていました。

(お土産のことをおみやと言っているのだろうけれどそんな言い方があるのかなあ)と腑に落ちなかったのです。

      ◆ 

 それがあるとき、日テレ系列のテレビ番組に「ぐるぐるナインティナイン」という番組があって、このなかでメンバーとゲストが高級レストランでメニューの値段を見ずに食事をして、設定金額に一番近い人が優勝、一番遠かった人が全員の食事代を払うという「ゴチになります」というコーナーがあるのを見ました。

 するとこのコーナーの中で、特に優勝、ビリとは別にルーレットでメンバーを決めて、全員にお土産を持たせてそのお土産代を払うという「今日のおみや」というコーナーがあったのです。

 "おみや"とは現代的な短縮形なのか昔からある言葉なのかが分からなくなって調べてみると、ありました。

 「おみや 『おみやげ』の略。主に女性・用事が用いる」(大辞林 第三版)

 なるほど、幼児言葉ながら、辞書にも載っているれっきとした日本語でした。だから童謡にも使われていたのかと始めて納得。長年の疑問がやっと解けました。

 ところで、この昔のレコードにあった「サンタクロースがやってくる」という歌がyoutubeにも歌詞検索にも引っかかってきません。

 メロディだけは下記のサイトの歌なのですが、歌詞が私が覚えていたのとは全く違います。

 「良い子におみやをどっさりと…」の歌詞はどこへ行ったのでしょう?

 サンタさんがレコードをくれるとよいのですが…(笑)

【サンタクロースがやってくる youtube】
 https://www.youtube.com/watch?v=QR49CGtVUm4

コメント
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