この連休、日曜の夜に豊富温泉までいくことになったので、ぷらぷらと道北地域で釣りをしながら北上することにしました。
土曜日は、旭川市の北にある士別市の岩尾内ダムへ向かいました。高速道路で愛別ICまで向かいそこからは道道を北上です。
岩尾内ダムによる淡水で岩尾内湖ができています。ここへは何本も川が流れ込んでいて、どの川も良い釣りができると評判です。
今日はここに流れ込む天塩川の本流に入っての釣り。天塩川は下流へ行くと川幅の広い大河ですが、ダムの上流ともなると川筋は川幅10メートルほどのほどよい川になっています。
なかなか魚信もないままにポイントを探りながら上流へと向かうと、瀬から淵に向かって流れ込みのある溜まりがありました。
いかにも魚のいそうな雰囲気が漂っていて、フライを放り込んでみると案の定ピシッと反応がありました。
何度かフライを入れてみる中で、20センチあまりのイワナをゲット。いい感じです。
自分は何匹化釣れたので、まだ釣れていない妻を呼んで「この辺りにいるからその木の根元辺りに入れてみたら」とポイントを譲ってあげました。
妻がやってきて何度かトライしていると、ガツンと強い引きが。
「きた!」 結構暴れる魚を引き寄せてランディングに成功。なんと30のニジマス。このあたりのニジマスは放流したものではなくて天然で増えているものなので貴重です。
結局この日の竿頭は妻のニジマスでしたが、私もイワナに遊んでもらえて満足の釣りでした。
岩尾内ダムの湖畔にはキャンプ場もあって人気だそう。ダムの下流も大物のニジマスがいるそうです。夏休みに何日か過ごして川ごとに攻めるなんて楽しいでしょうね。
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この日は美深の道の駅で車中泊に及んだのですが、隣にいた千葉から来たというキャンピングカーのおじさんとお話ができました。
「北海道は数年ぶりだけど今回は七月初めから八月末まで二か月くらいいます」というそのおじさん。やはり釣りをしながら旅をするのが楽しいと言います。
「北海道は川で釣りをするのがタダなんですよね。うれしいですよね」と改めて北海道での釣りを絶賛していました。
北海道に住んでいて釣りをしないなんてもったいないんですよ。今日はよい釣りでした。