コロナが沈静化しつつあり、緊急事態宣言も終わった昨今。
そろそろ各方面へのあいさつ回りなどを再開し始めました。
今日は道央の建設会社を訪ねて最近の諸情勢について意見交換です。
最近は官庁の発注者側がどんどんICT化を進めていて、情報通信に詳しくないと仕事についてゆけなくなる、という話になりました。
「うちには50代の優秀な代理人がいるんです。現場のことならまず何でもわかるし現場も仕切れるので頼りにしているんですが、これがネットだとか通信ということになかなかついていけない」
「よくありますね]
「一方で、40代のちょっと若くて、まだ現場を任せるには心もとないなあ、と思う社員がいるんですが、これがまたITにめっぽう強くて、発注元の事務所とのやりとりが非常に上手なんです。で、職場の上下関係は50代の方が上司筋に当たるんですが、発注事務所から見るとこの40代の社員とのやり取りの方が早いし話が分かるので、こちらの方が評価が高かったりするんです。いやあ、なんか上司がかわいそうというか、大丈夫か、と思ったりして、ちょっと複雑です」
なるほど、今や官庁では「遠隔臨場(えんかくりんじょう)」という取り組みが盛んです。
これは、インターネットで現場から動画を送り、監督官はそれを見ながら確認をしたり指示をしたりするというもので、遠く離れた現場での段階確認がスムースに行えることから、監督官の立ち合いのために1日、2日が遅れるということが少なく、お互いにメリットを感じている取り組みです。
しかしながら、やはりちょっとした動画でのやり取りということに慣れていないと手間取ったりして気苦労が多いのも事実。
若い人だと直感的に操作できるのであまり苦労がないのですが、こうした技術のダイナミックな変わり目には、古い人間はついてゆけなくて苦労するという歴史は繰り返すのです。