新年早々のインフルエンザ、敵はなかなか手ごわいです。
学校保健安全法では、「発症後5日間を経過し、かつ、解熱後2日間(幼児は3日間)をけいかするまでの出席停止」が求められているとのこと。
発症初日をゼロ日として翌日からが発症日なので、私の場合は今日が発症3日目ということになります。
昨日病院を受診して抗ウィルス剤としてゾフルーザを処方してもらってそれをすぐに飲み、合わせて夕食後に解熱剤、咳止め、体を温める漢方薬を飲んだのですが、今日の午前中くらいまでまだ苦しい時間が続きました。
今日の午後になってようやく熱は平熱に近づいてきて倦怠感もピークを越えた感じがありますが、まだときどき咳がついてきます。
今日の昼くらいからようやく食事らしい食事もできるようになりました。
妻から「何なら食べられそう?」と訊かれましたが、お雑煮を作ってもらって餅一個を食べました。
体が辛いときには日本人なら出汁の料理があるというのはこの上ない幸せです。
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つらい時に限って、母親から心配の電話がかかってくるのですが、さすがに午前中は電話に出る気力がありませんでした。
午後になって少し元気が出たところで非礼を詫びつつ母に電話。
母は私への見舞いとともに父の様子を教えてくれました。
曰く、「爺ちゃんが、『足をつけるたびに膝が痛くて歩けないからデイサービスにも行かない』って言うから、『施設に電話をして車いすで運んであげてもらうようにしたから行きなさい』ってしゃにむに行かせたんだよ」とのこと。
「うん、そんなことで行かなくなったらこの先はもう引きこもっちゃうからね。それでどうだったの?」
「施設から電話が来てさ、『車いすをご用意して、着いたときにお勧めしたんですが、『いえ、杖を借りればなんとか歩けます』と言って、車いすを使わずに移動されてます』ってさ」
父は94歳の今まで、体のどこかが痛いという思いをほとんどしたことがなかったようで、母は「年寄りになればみんなどこか痛いのを我慢して動いているんだけど、爺ちゃんはそういうのが初めてだからすぐ気弱になっているだけなんだ」と笑い飛ばしています。
まあ酷いようなら膝にヒアルロン酸などの注射をしてもらうような手もありそうなものですが、母は「湿布を張ったり薬を飲ませているからもうちょっと様子を見てみるよ」とのこと。
まだまだ父と母との攻防戦が続きそうです。
私もウィルスとの戦いを継続です。