北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

銘酒「花の香」蔵出しイベント

2009-03-22 22:30:47 | Weblog
 

 昨日に続いて掛川での蕎麦打ち、今日は旧大東町の土井酒蔵さんで幻の銘酒「花の香」の蔵出しイベントです。

 この「花の香」、かつて遠江の国土方村にあった「かごのはな」という蔵元で明治初期まで作られたと言われる銘酒「花の香」を今に復活したお酒なのです。

 地域の人たちが集まって、田植えから稲刈りまで行い、高天神からわき出る水、さらに土井酒蔵と杜氏の波瀬正吉さんの技が結集して作られたお酒。今日はその蔵出しのイベントで、お酒の振る舞いはもちろん、様々な食材が提供されて賑わいました。

 このイベントには県内各方面からの参加者も多数いて、私を覚えていてくださっている人ともたくさん再会出来るのでとても楽しみなのです。

 天気は小雨がぱらつくあいにくのお天気でしたが、素早くテントを張って事なきを得ました。

 土井酒蔵の蔵の周りにある桜はいま一分咲きほどでしたが、こちらでも手打ち蕎麦の外に縁起物の桜蕎麦を打って、こちらはお酒を造る長命水での水蕎麦にしてみました。

 

 良い水があることで、そばつゆをつけずに蕎麦の味と桜の葉の香りだけで十分に楽しんでいただけたようです。

 たくさんの知人、友人に会えてとても楽しい一日でした。蕎麦研の皆さん、花の香楽会の関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。


    ※    ※    ※    ※


 さてご紹介した「花の香」、原料米は誉富士80%と高天神コシヒカリ20%、精米歩合は55%、使用酵母は天然酵母から土井社長と波瀬さんがみつけた静岡酵母HD-1を使い、アルコール分は17度になっています。

 お求めは掛川市内有名お酒屋さんか掛川駅構内「これっしか処」でどうぞ。
 (注:写真の女性はついていません、念のため)

 
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桜蕎麦とヨコスカ・ラム

2009-03-21 23:27:42 | Weblog
 今日から明日は掛川で二日連続の蕎麦打ちイベントに参加です。
 
 今日はNPO法人スローライフ掛川が主宰する、ライフスタイルカレッジの受講者の皆さんたちを中心に、春の一日を遊ぼうという集いが開催されました。

 

 ライフスタイルカレッジにはアクティビティプログラムとして、カヤッキング、フライフィッシング、サイクリング、トレッキング、オーガニック・ファーミング、ダッチオーブンクッキングなどがあって、受講者たちは一年掛けてこれらのプログラムに参加して自分自身の知らない世界を広げようというもの。

 しかしながら受講者の皆さんにとっては、同じ講座の受講者同士であれば顔なじみにも慣れますが、違う講座の人とはなかなか顔を合わせる機会もありません。そんなわけで今日は、それぞれの活動報告をしていただいて相互の活動状況を知るとともに、スローフードを愉しみながら、野外パーティーで出会いと繋がりを広げようというものなのでした。案内します。

 会場はいつもの、カレッジ校長の平野正俊さんの経営するキウイフルーツ・カントリーJapan農場、穏やかな春の一日となりました。

    ※    ※    ※    ※

 いろいろな催し物や食材提供がある中で、今年も蕎麦研究会では手打ち蕎麦を披露し、本格的な手打ち蕎麦をたっぷりと食べていただきました。

 

 

 それに加えて季節が春と言うことで、ちょうど一年前に初めて打った「桜蕎麦」にも再度挑戦。更科粉に桜の葉の塩漬けを細かく砕いたものを混ぜて桜の葉の香りをつけ、食紅を入れることで雅な桜色の蕎麦ができました。
 黒い器に盛ると色合いが引き立ちます。

 蕎麦粉1.5kgに対して、桜の葉っぱが35枚に相当する分量を入れることでイヤミのない程度の香りがつくことが分かりました。

 もっとも、ただでさえつながりにくい更科粉に細かく砕いてあるとは言え桜の葉を入れるので蕎麦生地はさらにつながりが悪くなります。

 破れそうになる生地をのすのはなかなか容易ではありませんが、更科蕎麦がやれるようになると変わり蕎麦の世界がぐーんと広がるので是非ともステップアップしてほしいと思います。

    ※    ※    ※    ※

 ここでご紹介を一つ。

 友人のSさんがプロデュースしているのが、掛川市の横須賀地区で作られているサトウキビを原料にしたラム酒、名付けて「ヨコスカ・ラム」というラム酒。

 サトウキビはWikipediaを開くと「香川県(東かがわ市など)、徳島県(上板町など)では竹糖(たけとう)または竹蔗(ちくしゃ)と呼ばれる茎が細いサトウキビが栽培されており、世界におけるサトウキビの商業栽培の最北限にあたる」などと書かれていますが、実は掛川市南部の横須賀地区でも作られていて(実はサトウキビを土佐藩から(!)盗んできたとも)、それを原料にラム酒を作ったというわけ。

 横須賀地区が北緯43度であることから酒の度数も43度、デザインは思いっきり中南米テイストというミスマッチ感が面白い。

 地元で商品が作れるというのは実にうらやましい強みです。別に売れなくたって、地元でそれが愛され、面白がられているのが一番です。

 ヨコスカ・ラム、横浜の隣の市を思い浮かべた人は既に術中にはまっているかも。
 
 
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WBC決勝ラウンドへ一位通過

2009-03-20 22:52:54 | Weblog
 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝トーナメントに向けた一位、二位決定戦。対戦相手は今大会4度目となる韓国です。

 先制点を許し、すぐに逆転という手に汗握る緊迫した序盤でした。終盤一度は追いつかれたものの、すぐにたたみかけるような攻撃で差を広げ、小刻みな継投も見事。終わってみれば結果は6-2で完勝でした。

 いよいよ決勝トーナメントでは準決勝でアメリカと対決、ここからはもう敗者復活はありません。一戦一戦、精一杯の戦いをして欲しいと思います。

 ネット上でもいろいろな意見が飛び交っていましたが、笑ったのは下の二つ。

 

113 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 本日のレス 投稿日:2009/03/20(金) 13:58:09 WUZc9n6k
やっと韓国キューバ以外と試合できるのか


305 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2009/03/20(金) 17:30:00 ID:54+1/MKA
WBC準決勝進出国これまでの対戦国

ベネズエラ
アメリカ 3戦、イタリア 2戦、オランダ 1戦、プエルトリコ 1戦 オランダ 1戦 計5カ国

アメリカ
ベネズエラ 2戦、プエルトリコ 2戦、カナダ 1戦、オランダ 1戦 計4カ国

韓国
日本 4戦、メキシコ 1戦、中国 1戦、台湾 1戦 計4カ国

日本
韓国 4戦 キューバ 2戦 中国 1戦 計3カ国 



 日本って、世界の強豪が集まるはずの大会で、たった三カ国としか対戦していなかったんですね、しかも全試合の半分以上が韓国戦だということ(笑)

 さて、あと二試合です。がんばれ侍ジャパン! 

 
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桜最前線

2009-03-19 23:08:47 | Weblog
 東京はこのところ暖気が入って最高気温が20℃を越す暖かい日が続いています。 

 おかげでソメイヨシノの開花が早まったようで、気象庁発表の東京の桜開花予想日は3月21日になったそうです。ちなみに基準となる木は靖国神社の中にあります。

 年年歳歳桜の開花日は早まっているようです。地球温暖化と関連付けて語られますが、卒業式や入学式の風景と一緒の桜は日本人の季節感を象徴する花になっています。もっとも、卒業式や入学式といっても日本は縦に長いので、時期のずれは結構あるものです。東京を中心にした情報発信の影響は大きいですね。

   *   *   *   *   *

 桜前線研究所という個人のホームページがあります。東京を中心にした桜の開花予想やそのほか桜にまつわるさまざまな情報を発信しているサイトです。

 このサイトでは過去の気温統計と桜の開花を結びつける独自の開花予想を立てています。そのやり方は2月1日からの毎日の平均気温を日々積み上げてゆくというやり方で、この積み気温が一定の値を超えたところで開花、満開になるという仮定の下にチャートを作っているのです。



 なんとこのサイトでは、昨年の10月段階で今年の東京の開花予想を、過去三年の平均からは3月21日、過去五年からなら3月22日などとして、次第に開花が早まっている傾向を考慮すると3月20日と予想しています。す、するどい!

http://www.sakurazensen.com/2009-sakura-kaikayoso/2009-kaikayosou-5cities-oct.html

 春は桜、桜、桜・・・。気もそぞろになる季節です。

   *   *   *   *   *

 今日の侍ジャパンはキューバに5-0で勝利。イチローも2安打で復調の兆しでした。

 あすはまた因縁の韓国戦ですが、このうえは決勝トーナメントリーグで「サクラサク!」と行ってほしいものです。

 
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我と他、彼と此

2009-03-18 23:58:10 | Weblog
 一月ほど前に行った人間ドックの結果は大きな異常もなくてほっと一安心。まだ体にはガタがきていないようです。

 ところでこの「ガタが来る」のガタ、漢字の得意な知人から「実は漢字で『我他』と書くんですよ」と教えられました。

 仏教用語に「我他彼此(がたひし)の見」という言葉があって、辞書を引くとその意味するところは「我と他と、彼と此とを対立的に見ること。個物を個物としてのみ把握して、根元的な万物の同一性を見失っていること」とありました。

 ここから我と他が調和せずに巧く働かない様子を「ガタ」と呼んだのだそう。戸がガタピシいう、というのも同じ意味ですね。

 我と他は根が同じ、彼岸と此岸も根は同じというわけ。

 お彼岸です。

 彼の岸は無くなったご先祖のいる場所ですが、実はずっと上流でこちらの岸にもつながっていると考えられるのかも知れませんよ。

 物事を対立的に考えない穏やかな心でいたいものです。




 

 




 しかし、WBCで韓国に負けたのだけは許せんのう!こればっかりは別じゃ!
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ジェットコースター的公共交通

2009-03-17 23:51:28 | Weblog
 昔仕事をした公園で、観覧車などの遊具を作り運営してくれた会社の人たちと18年ぶりに再会してちょっとした懇親会を開きました。

 最近の面白そうな取り組みを伺うと、エコライドという乗り物の実験をしているのだとか。

「エコライドって何ですか?」
「遊園地のジェットコースターって、一度高いところまで車両を持ち上げてそこから重力で落ちる力を使ってスピードを楽しみますよね。それと同じ原理で、まちなかにレールを造って車両を持ち上げて重力で動かすという発想の乗り物なんです」

「それはエコにも通じそうですね」
「はい、同じ距離を動かす電車や地下鉄、バスよりも省エネになりそうです。なにより動かすための軌道作りに地下鉄などよりもずっとお金がかからないんですから」

    ※    ※    ※    ※

 イメージ的には、道路の中央分離帯の上に高架の軌道を造りそこを揺る中なジェットコースターが走るというイメージのようです。

 ジェットコースターの発想でまちなかを走る公共交通って面白そうです。まちなかの交通を変えそうな発想です。

 http://wiredvision.jp/blog/yamaji/200901/200901301101.html

 【yahooより】

 
 
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SNSと地域振興

2009-03-16 23:50:43 | Weblog
 今夜はネットの勉強会。タイトルは「ネットによる地域振興」というものですが、地域SNSなどに参加している私などにとってもとても興味深い内容でした。

 

 講師はNPO法人TRYWARP代表理事の虎岩雅明さん。名前はいかついのですがとても優しそうな好青年と言った感じです。
 
 

 この方の活動は、千葉大学の在学中に「街で挨拶ができる人を一人でも増やしたい」という思いから始めた、地元の初心者にパソコンを教えるボランティア活動です。名付けて「パソコンプレックス解消大作戦」。

 団体はサークル活動からその後NPO法人になりましたが、やっていることは大学生を使ってパソコン初心者に対して「パソコンをやってみたい」と思ってもらうようにすることだけです。

 ただそのアプローチが極めてユニーク。なにしろ教える学生はパソコンのクロウトではダメでパソコン素人の方が良いというのです。

 パソコンを少しでも知っている学生になると「クリックしてください」「クリックって何?」「マウスのボタンを押すんですよ」「マウスってどれ?ボタンはどれ?」というくらいの初心者の理解のなさに呆れてしまいます。その結果、ついついどうするかを教えてしまい、それが逆に受講者にはプレッシャーになりパソコンから遠ざかるという本来の目的を達成出来ないのだとか。

 だから教えに行ってもらうのは素人の学生さんが良くて、「これはどうしたらよいのかね?」と訊かれても一緒になって「あれー、これを押すんですかね…」「いや、こっちだったような気がするが…、あ、やっぱりそうだった」「わー、すごいですね。なんだできるんじゃないですか」と逆に大学生と一緒に悩むようになり、それが却って良いのだとか。

「世の中って、年長者が敬われて社会のルールをなんとなく仕切って、それを若いうちは我慢して歳を取って行くという順番ですよね。ところがパソコンのような新技術は、そこでの力関係が逆転してしまうので不自然なんですよ。だからパソコンをできない学生を当てるくらいでちょうど良いんです」

 地域のパソコン講習会での究極の目的は、依頼者がパソコンを使えるようになるというよりも、パソコンをやってみたくなることに主眼がおかれています。だからむやみに教えない。

 また、パソコンでしかできないこと、自分でしかできないことに絞ってやりたくなってもらうことを大事にしていて、それを突き詰めると最後には「お友達と連絡を取り合う」ということに絞られるというのです。

 「メールは嫌い、習わなくてもいい」という人もいるなかで、日本語入力も実はメールソフト上で作ってもらい、「そこをぽちっと押してみてもらえますか?あ、成功です。これでお友達にメールが送られましたよ」とやる。
 すると同じ部屋で練習をしている人のところにメールが飛んで「なんだ、口で言え!」なんてなことになる。それがやってみればやれる、それは楽しい、という喜びと楽しみに繋がって行くのです。

 もちろん、本格的な設定や機械の購入も求められればサポートはするので、パソコンのよろず相談相手として共感を得ているのです。ついついパソコンを上から目線で教えたくなってしまう私にも目からウロコの方法論でした。

    ※    ※    ※    ※

 この虎岩さんは西千葉で地域SNSであるアミッピーの管理運営も行っていますが、そこでも入会に本人確認を求めたり、ネット言葉は使わない、使わないコミュニティは作らない、などといったルールを決めて健全な運営を実現しています。

 サポートのための経費はパソコン関係の別事業での収益をあてていますが、広告はとっていないとのこと。
 
 地域SNSは「出会い系」ではなくて「出会った系」というのが虎岩さんの持論で、ネット上で出会うのではなくて、リアルな場で出会った後で連絡や親交を深めるために使う道具がネットでありSNSであるというのです。

 今やこの活動は世界最大手のソフト会社M○○ソフト社からも支援してもらったり、国内マスコミや中央省庁からもいくつもの賞を受賞して注目が集まっています。

「いくら日本でも、パソコンが使える人なんてほんの一握りでそれ以外の世の中のほとんどの人はパソコンが使えない素人も同然なんです。そんな人たちに『パソコンを勉強しろ』というだけでは意味が無くて、現実にパソコンの世界は楽しいんだと思うような橋渡しをする活動ってやっぱりこれからのニーズがあると思うんです」

 家計簿だとか計算だとかパソコンにはいろいろな使い道がありますが、人に任せてしまえるものはもうい覚える必要はないと割り切って、通信連絡のように人には任せれられず自分でなくてはできないことに絞って楽しみを伝えるというのはとても面白いお話でした。

 
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新潟市 酒の陣

2009-03-15 23:19:48 | Weblog
 今日は快晴の新潟の朝です。

 昨日地元の方と飲んでいて、この週末の土・日に市内の朱鷺(とき)メッセというイベント会場で「酒の陣」というイベントが開かれているということを教えてもらいました。なんでも、県内の90の蔵元が集まって地酒の試飲会をするのだそうです。

 昨年は千円で二日間イベントとしたそうですが、約8万人もの来場者がいたとか。で、今年は料金を倍の二千円にしたのですが、さらに入園者が増えそうだという景気のよい話をしていました。

 システムはお金を払うと小さなおちょこを一つくれて、これで好きな蔵元のところへいって注いでもらえば後は飲み放題とのこと。

「明日の日曜日も10時からやっていますよ」とのことでしたので、帰りがけに様子を見て来くることにしました。もちろん足は昨日教えてもらった市内巡りのレンタサイクルです。

 ホテルでレンタルをお願いすると会員カードを作成して料金100円を払ってこれでOK。ホテルの外に数台が置かれていてこれを貸してもらいます。

 機動性もあり値段も安いので、知っている人には非常に便利なツールと言う実感が湧きますね。

 

 万代橋から信濃川がきれいです。思えばこの川の最上流は北アルプスの槍ヶ岳なわけで、槍ヶ岳に降った雨も随分長い旅をしたものです。

    ※    ※    ※    ※

 さてこの川沿いをサイクリングすると5分で朱鷺メッセに到着。まだ開場前の時間でしたが既に長い列ができています。

 

 

 普通は「利き酒」となると飲まずに口に含んで捨ててしまうものですが、こちらは「試飲会」だそうで。ついつい度を越して救急車のお世話になる方も出ると言いますから、さぞすごいことになっているのでしょう。飲み放題の時ほどお酒はほどほどに

 朱鷺メッセを後にするとあとは自転車で駅まで行って自転車の返却ですが、これで100円とは安い。思い返せば前回来たときはこれを知らずに市内を移動するのにタクシーやバスに乗ってしまったのでした。

 適切な情報は節約につながるのですね。やはり旅先のいろんな情報をもっとよく仕入れるに越したことはないようです。 
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自転車で地域発見~新潟市のレンタサイクル事業

2009-03-14 23:40:01 | Weblog
 今日は午後から新潟市で防災安全まちづくりの委員会があるので新潟出張です。

 せっかく新潟へ行くということで、先週掛川で行われたモニターツアーで知り合いになった、新潟市でボランティアでレンタサイクル事業を行っているTさんをお訪ねして実際の姿を見せていただくことにしました。

 新潟へは大宮駅から新幹線Maxとき315号の自由席に乗ろうとしたのですが、一本前の313号が車両故障で欠便になったのだそうで、二本分の乗客を乗せて到着。通勤電車並みの満員乗車で、前から6人目の私が乗るのが精一杯。

大宮駅では何人ものお客さんが取り残されましたが、まあ面白い経験でした。

    *    *    *    *

 新潟駅でTさんと落ち会って早速駅の近くの地下駐輪場へ案内していただきました。



 こちらでは駅周辺を自転車放置禁止区域に設定して、地下の駐輪場を使ってもらおうというものですが、この一角を使って市内のいくつかのポイントで乗り捨て自由のレンタサイクル事業を行っているのです。
 自転車は市が回収した放置自転車でこれを無料で借り受けて修理して使うというわけで、お金がかからず自転車の有効利用にもつながるという一石二鳥。しかし放置自転車なので、型式も色も全部ばらばらだし、おまけに錆びたところがあるのですが、まあこれもご愛嬌でしょう、なにしろタダですから。



 こちらのレンタサイクルのシステムは、3時間まで100円で以後1時間延長ごとに100円が追加。これで市内の25箇所のホテルや観光スポットで借りたり乗り捨てができるというのですから市内のちょっとした移動や自転車観光にはうってつけといえるでしょう。


 その後、やはりTさんが今度は会社としてやっている3人乗りのベロタクシーを見せていただきました。こちらは1時間3千円で市内の観光スポットをガイドしながら乗せてくれるもので、自転車はドイツ製を輸入したのだそう。車体にはなにやらお店や病院の広告が描かれていて、これも一月ウン万円の貴重な収入源なのだそうです。一度は乗ってみたいなあ。





 おや、自転車といいながら後部でなにやら充電をしています。これは何?

「実はこれは電動アシスト自転車になっていて、坂道や発進のときにモーターでトルクを助けているんです」なるほど~。



    *    *    *    *

 お昼はTさんが拠点にしている古町商店街のお友達のSさんと近くのおすし屋さんへ。

 TさんとSさんは、最近毎日自転車で商店街のチェーン店ではない一軒食べ物屋さんを巡って、ランチどころの情報提供をしているのだとか。

「私も還暦が近くなって、生きている間の食事が残り1万~2万食かと思うと、決まりきったような食事をしたくないと思うようになりました。そのうえ、近くの一軒でやっている飲食店を応援したいとも思いますしね」

 私もすっかりチェーン店の居酒屋へ行くのを止めてしまいました。やはり個店で頑張っているお店を応援したいと思うようになったからです。

 自転車は地域の資源発掘のツールでもあるのです。新潟の自転車を使うまちづくりもなかなか面白いですよ。
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ノートパソコンを買いました

2009-03-13 23:23:02 | Weblog
 ノートブック型のパソコンをついに買いました。

 メーカーはMSI(Micro-Star International)という台湾の会社のもので、Wind Netbook U100 Vogue-BKというものです。

 http://www.msi-computer.co.jp/products/NB/U100Vogue.html

 ネットブックを購入するに当っては、今の売れ筋や値段の相場などを「価格ドットコム」というサイトで調べました。このサイトでは、同じ商品について全国のネット販売のお店情報、価格情報、さらには実際そこで買った人に対して「またこの店で買おうと思いますか?」という口コミ情報などを満載して、徹底的に買い物をする際の情報提供をしてくれます。

 ネットで安く買い物をしようと思えば、このサイトを使うに限ります。私も今回はこのサイトで情報を入手して、一番の売れ筋だったこのモデルに決めました。

 機種選定のポイントは、処理速度、バッテリーの持ち、画面の大きさ(10インチ程度)、文字の打ちやすさ、無線LAN内臓、Bluetooth内臓、OSは安定しているXPであることなどで、実際多くの人たちがこれらの点でこの機種を支持しているわけで、私も全く同感です。

 しかもお値段が消費税込み3万9千円弱ということでイメージどおりの安さですみました。これもネットの力です。

   *   *   *   *   *

 無線LANを内蔵しているので、お金さえ払えば最近は建物や都市の中でどんどん増えている公衆無線LANスポットを利用して多くの場所でインターネットへの接続ができます。

 最近は電器店のノートパソコンコーナーなどを見て回ると100円パソコンを盛んに宣伝しています。100円というのは脅威の値段ですが、これには条件があって指定のネット接続会社と大抵は二年以上契約をするということになります。

 月々インターネット通信のために最低3千円~最大7千円を払えばノートパソコン代はほとんどただでも良いという商売です。いかにネット利用こそが利益の源泉でノートパソコン自体は消耗品と思われているか、ということですね。

 さて、これで出張先でパソコンがないためにインターネットにアクセスできないということが少なくなると思います。果たしてこれは情報を追いかけているのか、情報に追いかけられているのかどちらなのでしょうか。

 家でセットアップ作業を続けていて分かったのは、このノートブックをLANで繋いでいれば、夜布団に入りながらネットができるようになったということでした。

 なるほど、ネットを見るだけなら寒い思いをしてデスクトップの前にいる必要はないわけですね。気づかなかった…。

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