北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

資料説明の仕方~私ならこうする

2014-09-18 22:15:51 | Weblog

 外部委員を迎えた外部委員会で説明をする機会がありました。

 事前に提出した資料を使って説明をするのですが、以前ある上司に、「こういう資料を説明するときにはできるだけ『あのー」とか『エー』とか言わないように」と言われたことがありました。

 なのでこういう資料説明の時には私は"読み原稿"を作るようにしています。

 テレビのアナウンサーのように、一言一句その通りに読めば説明になるという原稿を作ってその通りに読むのですが、もちろん人に作ってもらうのではなく、自分自身が納得して話すことを自分で書き起こします。

 そしてそうすると説明時間が何分何秒程度かということが把握できて、だらだらした説明になることがありません。

 しかし他の説明者を見ていると、案外そういう説明の仕方をする人が少ないのです。説明を聞いていても、ちょっと間延びした感じに聞こえてしまい、分かりにくい説明で煙に巻こうとしているのかな、と思うのはちょっと残念です。


       ◆   


 今日偶然ある懇親会で、先日の委員会で一緒になった方と席が近くなったので、「先日の委員会の説明ですが、読み原稿を作ってはいかがですか」と訊いてみました。

 すると、「確かにそういう説明はしていませんでした。でも小松さんの説明を聞いていて、(ああいう風に説明するやり方はいいな)と思っていました」とのこと。

 一度でも言われればわかることなのですが、誰かが最初にちょっとしたアドバイスをすることがないために、プレゼンのスキルレベルが上がらないということもありそうです。

 ちょっと嫌われるかもしれませんが、気が付いたことを口にしてやろうと思います。

 もうそろそろ後輩にいろいろなことを託す世代になったものですから。
 

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蕎麦心に火が着いた…のかも

2014-09-17 23:36:16 | Weblog

 先日の蕎麦会では蕎麦粉が少し余りました。しかしどうせ置いておいても悪くなるだけ、と今日はちゃっちゃっと打って"冷やかけ蕎麦"を食べまし。

 先日は出せなかったのですが、今日はナスとピーマンの天ぷらにナスの素揚げ、長いももちょっとすって具だくさん。

 蕎麦と言えばやはり揚げ物とのコンビネーションが絶妙で、天ぷらや素揚げなど手の込んだことをしなくても、揚げ玉だけだって何杯もいけてしまいます。

 冷やかけは、ベースの蕎麦の味がしっかりしているので、様々な具材と組み合わせることでバリエーションが広がります。

 今日のような天ぷらや揚げ出しナスなど揚げ物は確立した美味しさですが、ネバネバ三兄弟などもおすすめ。

 夏だったら、長いも、納豆、オクラに鰹節をふりかけた冷やかけはスタミナ食にもなって贅沢なお味です。

 冬になると自信があるのはカレー南蛮蕎麦。どうしてこんなに美味しい和洋折衷の蕎麦があるものか、といつも感心しながら食べています。

 さて次回はなににしましょうか。 ここのところ、蕎麦イベントや蕎麦会が続いて蕎麦を打つ機会が多かったので、なんだか蕎麦心に火が着いているのかもしれません。

 

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よし、本当の旅をしよう

2014-09-16 21:23:58 | Weblog

「旅行と旅は違うものだと思うんです」という友人がいます。

「『旅行』はどこかガイドブックを見て知らない土地を巡る行動で、『旅』とはガイドブックに寄らずに自分の勘を頼りに知らない土地を巡って面白がることだ、と思うのです」と彼。

「同感です。でも知らない土地を面白がるというのは、そういう考え方をしっかりと持たないとできないことじゃないかと僕は思います。『知らないことを少しでも知ろう』というのは知っている方向に逃げないという生き方の選択なんです」
「それは面白いですね。私が今面白いと思っているのは吉田類さんという酒場ライターと言うか酒場詩人と言うかわかりませんが、酒場放浪記と言うテレビ番組に出ている方なんです。酒場放浪記は吉田さんが地域の居酒屋などを紹介するという番組なんですが、その根底にはその酒場がある地域という場が意識されています。そのマチにあるこの酒場というわけです」

「その番組は知らなかったけれど、吉田類さんは私が今参加している"パ酒ポート"という酒蔵巡りスタンプラリーの監修者ですね」
「そうでしたか!酒飲みなのですが、酒場を通じて人の紹介にもなっています。つまりそれが旅行ではない旅なんです。多少行き当たりばったりに自分の人柄でもって知らない人とでも楽しい時間を過ごして思い出を作っていくんです。そういう旅に私も憧れます」

 書店へ行くと地域のお店や飲食店を紹介する旅行ガイドブックがたくさんありますが、いい大人になればそれらをただトレースして写真を取るような旅行はもういいのではないでしょうか。

 知らない土地で知らない人に会い知らないことを知るのが喜び。旅とはそういうことなんじゃないか、ということをもっと伝えてほしいと思います。


       ◆ 

 
 そんな彼の紹介で、「O.tone(オトン)」という雑誌を作っているあるた出版の方にお会いしました。

 旅についての話をすると、「うちもお店の紹介記事を掲載しますが、基本的にどなたかの紹介があるお店を紹介するというスタイルなんです。常連さんに話を仲介してもらうと、普段は取材お断りのお店でも『○○さんの紹介では仕方ありませんね』といってOKになることが多いです」
「なるほど、人の繋がりの結果ですね」

 いずれ吉田類さんを引っ張り込んで北海道のガイドブックを作りたいという知人のその夢、応援します。

 地域を楽しむのはまず地域の人たちのはず。自分たちの町に自信が湧くような地域紹介ガイドブックができる日を楽しみにしています。

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そんなに道具が必要なの?~ 趣味には道具が欠かせない

2014-09-15 23:52:59 | Weblog

 趣味と言うとスキルや技術を習得する過程が楽しそうに思いますが、実はとっても道具を必要とするものです。

 東急ハンズのサイトで「蕎麦打ちセット」と検索すると、のし台とのし棒、駒板と包丁の四点セットがヒットします。蕎麦粉をこねる「こね鉢」は別売りのよう。

 蕎麦粉の量が少なければ大きめのボウルで代用できますからまあ良いでしょう。

 しかし、蕎麦粉を打って麺にするだけだったらこれで良いのですが、実際に誰かに食べさせよう、それも数人から十人くらいの客人に食べてもらおうとすると、道具仕立てが大きく変わってきます。

 のした蕎麦の生地が大きくなれば巻き取っておく巻き棒が必要になり、まな板も大きなものが必要。

 切った蕎麦を入れておく"舟"と呼ばれる箱も乾燥しないような特別なものになり、茹でる鍋は家庭用とは言えない大きなものの方が良いし、蕎麦を洗うボウルとザルも大きくなります。

 お湯を沸かして蕎麦を茹でるコンロは火が強く、蕎麦を洗うシンクは深くないと水が飛び散ります。  

 十人以上に振る舞おうと思ったら蕎麦猪口とお皿のセットが人数分必要ですし、蕎麦湯を入れる湯桶もあるとカッコいい。

 まあとにかくいろんな道具が増えて、それらを使いこなして初めて、趣味は"蕎麦打ち"から"蕎麦を楽しむ"ことに変ってくるのです。
 
 
       ◆  


 これがさらに、200人以上もの来客に蕎麦を売るようなイベントとなるとさらに道具仕立てが変わります。

 大きな釜は二つになり片方には汚れたお湯を変えるための湯がぐらぐらと沸かされています。

 ネギを切る機械や天ぷらを揚げる道具、チケットを売るコーナーの道具も必要になり、ますます道具だらけになってしまうのですが、何か一つなくても不便極まりなし。


    【岩見沢のイベントの風景】

 然るべき道具はまず所有してそれを使いこなすことがイベントの成否を分けるのですが、持ち運んでセッティングするだけでも一仕事。

 粉を仕入れて汁や器を事前に準備して、蕎麦を作って食べさせてお金をいただくという一連の流れから見ると、蕎麦を打つことは、イベント全体労働の10%くらいの重みでしかありません。

 つまり蕎麦を打てることそれ自体は一つのスキルや技術ですが、食べさせるという一連の流れはもっと大きくて複雑なシステムなのです。

 つまり戦争と同じで、個々人の戦闘力は高くても武器や食料の兵站からシステム構成員の力量、そして最終目標を達成するための参加者の役割分担をマネジメントすることで初めてゴールにたどり着けるものだということ。

 そういう全体作業を俯瞰しているマネージャーがいて指揮命令系統をはっきりさせることが成功への最大の近道です。

 そういう意味で、こういうイベントを経験しておくことは社会の中で生きてゆく上でとても意義深いことなのだと思います。


       ◆   


 ところで趣味に話を戻すと、始めたての頃はしょぼい道具仕立てだったものが慣れて来るにしたがって道具が充実して数も増えてゆきます。

 しかしあるところでそうした道具へのこだわりや所有欲は打ち止めになり、そこから先はある道具で楽しめればよいという風に考えが変わってきます。

 考え方が成熟してくるとい言ってしまえばそれまでですが、やがて買い過ぎた道具も使わないことが多くなってくるもの。

 そうなってこそ趣味も一定の高みに達したと言えるのではないか、というのが私の持論なのですがどうでしょうか。

「まだまだ良い道具が欲しい」と思っているうちは趣味も発展の道半ばなのではないかと。

 まあ腕だけは磨いておきましょう。そのうちお金も無くなってくるのでね(笑)

 

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ブドウの季節

2014-09-14 23:21:12 | Weblog

 義父母の家では義母が畑仕事が好きで、家庭菜園を作っています。

 家庭菜園の一角には植えてから何年もたつブドウの木がありデラウェアが実りの季節。

 敬老の日が近いということでケーキを持って娘夫婦と出かけることにしたのですが、「ブドウがそろそろ熟しているから採りにいらっしゃい」と言われ、それが楽しみでいそいそと出かけてきました。

 デラウェアは一般に売られているものは、受粉前にホルモン処理をすることで種無しにすることができるのですが、そうした薬剤処理は一切行わない自然そのままのデラウェア。

 種があっても味は売られているものと同じ、いやそれ以上に甘みがあるような気がします。

 ブドウ棚を見上げて美味しそうな房に剪定ハサミを入れてチョキンと切り取るのは快感。

 ともすると面白がって、食べられる以上の量を採り続けそうになって妻に「食べきれる量でいいですよ」とたしなめられました。

 山菜取りで、お目当ての山菜が撮れたら面白くなって山奥へ入りすぎて道に迷う気持ちがよくわかります。

 それにしても随分上手に作るもので、まさに植物への愛情がなせる業。

 手をかければ美味しい実になって返ってくる。子育てと一緒かもしれませんね。

 

 

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大人の友達がいるのは良いものです~我が家で蕎麦会食

2014-09-13 23:45:36 | Weblog

 釣りの仲間が集まって、一釣りしたあとで我が家で蕎麦で宴会ということになりました。

 蕎麦粉は知り合いのお蕎麦屋さんから美瑛さんの新蕎麦を調達。とてもコシがあって良い蕎麦になりました。

 「私が蕎麦を打つ」という噂は広まっているものの、実際に食べたことのある方は少なくて「幻の蕎麦」などと言われていますが、今回は実際に目の前で打ってお出しできました。

 わが家で蕎麦をふるまってお酒を飲むというのは本当に久しぶりのことですが、気の許せる仲間が集まる会合は楽しいものです。

 仕事では全く縁のない人たちが釣りや人を中心に集まって気の置けない会話に花が咲きます。

 釣りはもちろん、人生、旅、愛、酒、蕎麦、音楽、建築と話のタネは尽きません。

 夕方帰ってきてから蕎麦を打つというのはちょっとハードでしたが、それも一興。打つところを見てもらって緊張しましたが、美瑛さんの良い粉が手に入ったので、コシのある良い蕎麦ができました。

 次回は更科でゆず蕎麦をやろうか、という話で盛り上がりました。

 大人の友達って良いものだと思います。

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人知れず社会を支える社会の力

2014-09-12 23:49:54 | Weblog

 9月11日からの雨による災害の続報が出されました。

 支笏湖周辺で発生した土砂崩れは東南の湖畔沿いから順次処理が進み、丸駒温泉に至る道道も含めて車が何とか通れるようになりました。

 このように普通だった道路を通れるようにすることを「啓開(けいかい)」と言います。

 聞き慣れない言葉だと思いますが、雨などによる土砂災害が発生して道路が通れなくなると人も物資も情報も運べなくなります。

 そこでまず真っ先に行われるのが道路啓開というわけです。

 人の命も、生活物資も、そして情報も運ぶ道路。通れなくなって初めてありがたみが分かります。

 
 そして昼夜をたがわず、道路を利用する人たちのために現場の最前線で作業に当たってくれているのは地元の建設会社の方たち。

 この作業ももちろん公共事業です。皆の財産を皆でお金や労役を出し合って作ったり維持するのが本来の公共事業。原点はこういう作業のことなのです。


       ◆  


 江別市の上水道が大雨の被害を受けて機能不全に陥っています。

 午前中に支援要請を受けて、開発局が所有している散水車が水を背負って現地まで駆けつけ、市民に飲料水を供給しました。

 我々の散水車は圧力をかけて高いところまで水を押し上げる機能が付いたものがあって、それは病院など受水槽が高いところにある施設への供給もできるすぐれもの。


   【病院での圧送給水の様子】

 要請があった札幌だけでは台数が足りず、近傍の開発建設部から続々と応援が駆け付けて、全部で12台が江別市内で給水支援作業に当たっています。

 いざというときにこそ、社会の力や国力がわかります。

 人知れず安全と安心を支える仕事は崇高な使命感と皆さんの支持に支えられています。

 

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雨による被害とXrainの観測強化

2014-09-11 22:43:07 | Weblog

 昨夜からの札幌周辺での大雨は各所に大きな爪痕を残しました。

 道央では札幌市を中心に90万人に避難勧告が出され、札幌市内でも厚別川や望月寒川などで氾濫が発生し、南区常盤では冠水で住宅が孤立。札幌市からの支援要請を受けて、開発局が所有する多目的支援車が出動し、市の消防署員を乗せて無事二名を救出することができました。

 滅多に使ったことのないゴムキャタピラの車両でしたが、いざというときの機械力が役に立ちました。
 こんな機械は自治体ではちょっと持ちきれないでしょうね。


    ◆


 一方で強い雨と河川の増水による道路の被害は甚大です。

 まだ被害の全貌は明らかになっていませんが、札幌市真駒内から支笏湖へ向かう国道453号線は、土砂崩れが何カ所も発生し通行ができなくなっています。
 国道のみならず道道でも支笏湖周辺で通行止めが出ていて被害の大きさが分かります。

 また滝野公園でも、園内を流れる厚別川の増水によりこの川に架かる橋や護岸がかなり損傷しているようで、清掃と修復にかなり時間がかかるということで明日の臨時閉園を決めたそうです。
 
 大きな被害を受けた施設は出来るだけ早く修復を果たして秋の行楽に間に合わせてほしいものです。


    ◆


 雨の状況を把握するのに力を発揮している北海道開発局の降雨レーダー「Xrain」は、これまで北広島にある一カ所のレーダーサイトで運用していましたが、昨年から整備を進めていたもう一機が今日から運用を開始しました。

 もう一カ所は石狩川河口付近に置かれていて、これまでの北広島のサイトと二つで雨雲を挟み撃ちにして状況を把握できるようになりました。

 これまでは、あまり雨が強いとそこで電波が吸収されてその後ろが観測できなかったのですが、二カ所で観測することでその弱点を補強することができます。

 写真は今日の9時台と11時台の雨雲の画像ですが、11時台の方は観測円がちょっとだけ雪だるまのようになっているのがわかりますか。

 これによって、雨雲の後ろ側で電波が届かなかった場所を補足して観測することができるようになりました。

 札幌近傍であれば、スマホなどで雨の様子を把握してレジャーの判断にお役立て下さい。

【Xrain】http://www.river.go.jp/xbandradar/index.html 

 

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土地勘があると気になる災害報道

2014-09-10 23:37:31 | Weblog

 白老町で短時間に昨夜から大変な大雨が降って、各所で冠水被害が発生しています。

 国土交通省が情報提供している降雨情報のXrainを見ていても、白老上空で雨雲が停滞していて、一時間に100mm以上の激しい雨が降り続いている様子が分かります。

 特に被害がひどかったのが飛生川(とびうがわ)の下流部で、ニュースなどでも茶色い水が草地に広がっているのが見て取れます。

 キノコ工場も大きな被害を受けたという報道もあって心配です。

 
       ◆  


 この飛生川、実は昨年の晩秋に釣りの先輩に連れられて釣りに行ったところ。

 上流部は河川整備などされていない、幅10メートルほどの自然河川できれいな川でした。

 晩秋という時期もあって、魚がたくさん釣れるということはもうありませんでしたが、おかげでそのあたり一帯に土地勘ができました。

 少しでも関わりができて知っている場所が災害で被害を受けるということは、知らない土地が被害を受けていると聞くよりも心が痛みます。
 早く事態が落ち着いて、復旧が果たされることを願います。

 それにしても、今回の短時間に発生した大雨もちょっとした気象条件の重なりのせいで、白老に限らず全道のどこで起きても不思議はないことでした。

 雨の降る流域が少しだけ違えば、氾濫した河川は別なところになったはず。

 災害は過去の記録があればもちろんですが、過去の災害記録がなくても安全だということが言えない時代になりました。百年に一度の(確率の)雨がいとも簡単に降っているのです。
 
 非常の際の避難の判断や対策を迅速にして、命や財産をできるだけ守りたいものです。

 国は地方自治体からの要請があれば全力で支援する用意があります。

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栗山町で栗山徳利をもらう~パ酒ポートの特典

2014-09-09 22:30:12 | Weblog

 先日、栗山町方面へ出かけたついでに小林酒造へ立ち寄ってきました。

 小林酒造さんは酒蔵スタンプラリーの"パ酒ポート"に参加しているので、これで13個目のスタンプをゲット。残るスタンプは9個となりました。

 小林酒造さんは創業明治11年。既に創業以来130年が経過する北海道でも老舗の酒蔵です。

 敷地の最初に出てくるのは北の錦記念館で、ここは小樽の銀行をモデルに設計され、昭和19年に完成した旧本社事務所を活用しています。

 建物の二階は展示室になっていて、小林酒造の歴史を彩る小物などが所狭しと並べられています。

 またこの建物の二階は、戦後GHQが日本国内での争いを裁いた場所と言うことで、当時の部屋がそのまま保存されています。

 自宅も文化財として保存され見学希望者は見ることもできます。まあ小林家はこの辺り一帯の名士であり名家であったということなのでしょう。


       ◆   


 さてそんな小林酒造さんですが、酒造りの上では道内の酒米を使うことにこだわりがあります。

 道内には四種類の酒米がありますが、最も最初にできた初雫は今はもうつくられていないとのことで、小林酒造さんでは吟風、彗星、きたしずくという道内の三種類の酒米を作って地域の味を醸し出しています。

 北の錦記念館には試飲できるお酒が二十種類くらい並べられていて迷ってしまいます。

 中には酒蔵限定品や栗山町限定品といったお酒もあって、限定と言う言葉に弱い私の心をくすぐります。

 結局限定品を二本買い求めたところ、パ酒ポートの特典として「栗山徳利」なるものをプレゼントされました。

 これは徳利に日本ハムの栗山英樹監督のサインが描かれたシールを張ったもの。全体のデザインは野球のバットに似せて描かれていて、日ハム、そして栗山監督ファンには垂涎の的ではないでしょうか。

 


       ◆  

 

 こちらの「レストランくら」では、自慢のコロッケを購入しましたが、何種類も種類があって迷います。

 我々の中では、かぼちゃのコロッケが美味しいと好評でした。今回は揚げたてのものを買いましたが、次回は冷凍のコロッケを買いたくなりました。

 栗山町は道内内陸の農業自治体の一つですが、名前を最大限使った地域振興と宣伝に長けています。

 パ酒ポートもそうですが、スタンプラリー系のイベントは地域を強制的に回ることになるので勉強になりますね。

 皆さんもぜひ栗山町をお訪ねください。

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