蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

書院風障子を小窓に再生考

2005年05月10日 | モダン古民家建築記
ラッキーに尽きる。
デザイン性にすぐれた日本の建築様式の一つに欄間と障子があります。欄間というより
スクリーンです。それを現代風に利用したいと考えていました。

5月6日12時30分 急遽トラックに便乗して現場を出発。
2時間後やっと発見した資材で、私が来るのを待っていたとしか思えない。



2週間前、小林棟梁たち4人が別仕事で出かけた北安曇郡小川村の山の中腹で、庭先に
うちおかれた欄間らしき建具2枚(書院風障子?)を発見。帰り道に寄るべしが、家を見失ったとのこと。
そして本日めでたくゲットとあいなりました。
留守番の高校生らしき青年が仕事先のお母さんに連絡して、快く了解を得た次第です。
気持ちだけの格安で譲っていただきました。

掃除してすりガラスを和紙に代えてスクリーンのような使い方で、こんな素敵な小窓の出来上がり。
1階リビングの吹き抜けに面した2階蔵の間の小窓で、真鍮の取っ手をつけた開閉式になります。

おしゃれと通風ですな。



1階リビングから見上げると


築70年の民家の純朴な青年がかわいかったです。
写真は中年の棟梁ですが、バンダナはかわいいでしょ
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