蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

屋根工事始まる

2005年04月11日 | モダン古民家建築記
2005年3月上旬
片流れのかっこいい屋根に、三州瓦を載せる基礎工事が始まりました。
写真右:下葺1層目 資材はカラールーフィング

写真左:下葺2層目 資材は合成ゴムルーフィング
写真右:瓦が止めつけられてゆきます。軒先・袖はステンレスビス50ミリ、平部桟・平部雪止めはすべてステンレス釘50ミリを使用しています。

写真左:大屋根陸棟といい、屋根のてっぺんです。なんと艶やかな瓦だこと。
屋根に関して材質まで記入できたのは、工事中不在の施主に、このように瓦屋さんが撮影してくれたからです。
写真右:片流れの下方から見あげる。光の加減でしょうか、波うってみえますが、とんでもない!縦横斜めスカッと並んでいます。
手前は現場事務所です。


屋根工事完成しました。ごろごろ石の上に見えるのは玄関の小屋根、上の左の△はうだつです。



我が家の「うだつ」はほとんどアクセント的な風合いですが、昔は防火対策としてつくられたものらしい。

鬼瓦はシンプルな「カエズ」という種類です。中央に家紋をいれる場合もあります。私はふくろうをデザインして焼くべえか!と思い立ちました。しかし1個が8万円すると聞きあっさり引っ込めましたが、正解でした。高くてほとんど見えません。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (蔵くら)
2012-08-12 18:21:59
ブログを初めて作成し始めた頃に、棟梁から教えて頂いたうだつの意味を正確に記載するために、検索したことはありました。失礼いたしました。記憶がはっきりしませんので修正させていただきます。ご指摘ありがとうございました。
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コピーしてますよね (著作権の侵害)
2012-08-12 17:44:09
下記の部分、著作権侵害をされた記憶があれば削除ください。
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「うだつが上がらない」という言葉があります。成長のない様子を言う言葉ですが、この「うだつ」、もともとは、家のある一部分のことをさしていおり、小屋根をつけた土壁を「うだつ」といいます。我が家の「うだつ」はほとんどアクセント的な風合いですが、昔は防火対策としてつくられたものらしい。近隣の火災の延焼を防ぎ、また自らの火災も延焼させない効果を持っていたのですが、今では載せている家は少なくなりました。

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