星のひとかけ

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ジョニー・デップ@MONTBLANC

2005-01-14 | 映画にまつわるあれこれ
朝、家事をしていたら「ジョニー・デップ…」という声がTVから聞えてきて、廊下を走って画面の前へ(耳、悪いけどこういう所だけ聞き逃さない、、)
<とくダネ!>という番組の中でデップ特集をしていました。

昨年から、本屋さんの映画雑誌の表紙には、ジョニー、じょにー、Johnny Deppの姿がずらり、と並ぶ事が多くて、、。以前、「好きな俳優は?」と聞かれては、「デップ…?誰それ」と言われ、「ほら、シザーハンズの、白い顔の…」と説明してやっと「ああ…」と曖昧に頷かれていたのが懐かしいくらい。。

たまに雑誌の『Esquire』誌を見るのですが、昨年ふと図書館で、彼が表紙の米国版『Esqure』を見つけ、少々びっくり?、、というか、時の人なんだなあ、、という感慨が。表紙はかなりお洒落に撮ってありましたが、確か、、中はいつものボロ服のデップでした(それこそが格好良いんですけどね)。

昨日、本屋さんで遭遇した彼は、『Esquire日本版』の2月号。ただし、記事ではなくて(万年筆で有名な)MONTBLANCの広告。。MONTBLANCっていうのが意外ですか? いえいえ、彼と作家、あるいは本、というのはかなり関係が深いのですね。映画『ビートニク』の中では、バロウズと共に、'50年代の作家ジャック・ケルアックを演じていてそれがとても似合っていました。ケルアックの繊細さと破天荒さの両面は、デップと通じるのではないかしら。それから、稀こう書のバイヤー役や、ミステリー作家役や、現在のものも作家役ですしね。そして、キューバからの亡命詩人を描いた『夜になるまえに』でも、彼はほんの端役で<異様な>役を演じていました。生涯自由を求め、詩という(美という)芸術を貫いた精神へのリスペクトでしょうか。そのような芸術家(映画人を含め)へのリスペクトを出演の基盤にしているジョニーの姿勢がとても好きです。・・(『夜になるまえに』をおしえてくれた友、有難う)・・

ところで、MONTBLANCの広告。。はずしかけた腕時計を片手に握って、万年筆でなにやら書こうとしている姿、、、見たら、時計もMONTBLANCでした。とても素敵な写真だったので、よかったら本屋さんで。。。と、書いてから、ふと検索してみたら、MONTBLANCのサイトに詳しく載っていました。そこの広告の意図を読んで、納得。。。多くの子供たちが、芸術に触れ、喜び、癒され、糧になることを、、、私も切に願います。

米国版Esqure誌、ジョニー・デップが表紙の時のものです>>
Esquire誌 日本盤>>
映画『ビートニク』
MONTBLANCのサイトです>>