星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Like a Rolling Stone

2016-04-29 | MUSICにまつわるあれこれ


きょうは、、 言わずもがな、、の Mick Ronson の日。

こうやって ロンソンのアルバムを並べてみるのって 初めてですね。。 まだこれ以外にも 同じのものの別バージョンとかあって、、 結構なコレクション(笑)

 ***

今年は、、 不思議な年、ですね。

新年早々、 THE YELLOW MONKEY のとんでもないニュースが入ってきて、 どうかなりそうに緊張しながら8日の再集結の発表を待って、、  同じ日に Bowie の新譜、、 そして 2日後の訃報。。 放心状態でネットを見ているうちに、 Black Tie White Noise での Bowieと Ronsonの共演映像を見つけてびっくりして、、

またその翌日に、 オースティンのラジオで、 Charlie Sexton さんの Bowie 追悼ラジオを聴いて、、 そしたら チャーリーの口から 自分のデビューアルバムは Ronson がプロデュースしようとしていた、、って・・・。。 え?? 何それ?  今までそんな事聞いたことない・・・。 チャーリーが ロンソンやスージーの名前を出して思い出話するのを わけわからないまま聞いて、、。

3月のSXSWで、 チャーリーが Bowie Tribute をするのを見て、、

4月には、 日本に来た Bob Dylan and his band でチャーリーを見て、、 その最終公演の翌日の朝のきょう、、

こうして Mick Ronson の 「Heaven and Hull」で、 Bowieが歌う Dylan の 「Like A Rolling Stone」を聴いている。。。

そして 2週間後には、 Bowieと Ronsonの血を受けた 
THE YELLOW MONKEY が復活する。。

、、なにこれ・・・ ?  ヘンになりそうだよ・・・

 ***

だって、、 

74年からボウイも聴いて、 76年のローリングサンダーレビューツアーの 「Hard Rain」も大好きで、 でもロンソンの事は何も知らなくて、、 

大人になって THE YELLOW MONKEY を好きになった時には、 吉井さんが ボウイやミック・ロンソンを大好きでバンドをつくったとか 全然知らなかったし、、

Doyle Bramhall II を経由して Arc Angels を知った時には、 チャーリーがディランバンドのギタリストだったなんて、 それも知らなかったし、、

、、ただ 自分の耳だけでいろんな音楽を好きになっていっただけなのに、、 結局全部つながっちゃった。。 なんで・・・?

 ***

「Heaven and Hull」の中で ボウイが歌う 「Like A Rolling Stone」、、 
なぜこの曲なんだろう・・・ ってずっと不思議だった。。 ボウイがディランを好きなのは知ってるし、 ロノがボウイと離れてから ディランに誘われてローリングサンダーレビューツアーに参加したのも、 今では知ってる。 だけど、 ロンソンがもう亡くなる最期の作品とわかっていて、 なぜこの曲なんだろう・・・ って。

素直な気持ちで ボウイがこれを歌うのを受け止めることができないままで、、 でもここでのロンソンのギタープレイは大好きで、 キャーーン!ってピックスクラッチを聴くとわくわくする。 でも・・・

、、 今年、 ボウイの訃報の後、 
さっき書いたように Black Tie White Noise でふたりがスタジオで向かい合って、 Rock 'n' Roll Suicide のフレーズを奏でているのを見て、、(>>) 
それから、 「I know it's gonna happen someday」のミュージックビデオで、 Please wait, please wait って歌いながら、 ボウイがまるでお空のロンソンに別れを告げるかのように そっと手を振るのを見てたら、、 ボウイの事、、 許せない気持ちもまだどこかにあるんだけど、、 でも、 やっと少しボウイが許せた・・・

、、さっき、 「Like A Rolling Stone」を 「Heaven and Hull」に収録したいきさつについて、、 allmusic のサイトに少し載っているのを見つけました↓
http://www.allmusic.com/song/like-a-rolling-stone-mt0007016568

もとは、Black Tie White Noise のための録音だったみたい、だね。 ということは、 あの 「I know it's gonna happen someday」のスタジオ風景みたいに、 一緒にアレンジを考えたり、 録音したり、 していたのかなぁ、、、

、、 だから 何が どうなの? ってわけではなくて、、 ただ なんとなく あのスタジオ風景を見てから 少し気持ちが変わった。。 この ライカローリングストーンも、 違う気持ちで聴けるようになった。。

、、 そんなときに、、 チャーリーの話の中で ロンソンとチャーリーの繋がりを 知ることができたんです。。

 ***

チャーリー、、 日本を離れてしまうけれど、、 地元でオフ、、とか言っても、 チャーリーの場合は全然オフじゃないものね(笑) 、、 もう Antone's でゲストの名前が載ってたし、、

来月、 ディランのお誕生日をお祝いする ナッシュビルでのディランフェス、、 Charlie 出てくれないかなぁ・・・? Doyle も出てくれないかなぁ・・・

Dylan Fest Nashville
Celebrating Bob Dylan’s 75th Birthday May 23rd & 24th, 2016


、、もう3年前になるのね、 2013の Dylan Fest では、 ドイルが アイシャルビーリリーストを、 ものすごく素敵なアウトロ付きで演奏してくれたんだよね
doyle bramhall II covers i shall be released - dylan fest 2013 [live]

Charlie には、 Like A Rolling Stone を Bowie & Ronson バージョンで やって欲しいなぁ・・・  キャーーン! って pick slide 派手にしながら・・・ ムリかな・・・ ボブに怒られちゃう?


なんだかんだ 書きました。 すべては 運命のひとひねり、、 不思議なめぐりあわせ、、

、、 さっきからずっと ロンソンのアルバムがかたっぱしから流れてる・・・ いま How Much More Can I Take だ。。 

、、そして 大好きな Sweet Dreamer ・・・



Shake it up baby twist and shout

2016-04-28 | MUSICにまつわるあれこれ
Bob Dylan and his band Japan Tour 、、無事に全公演終了したようですね。

お疲れさまでした。 ほんとうに長い滞在で、 その間に 九州の地震が起こって、、 本州には影響は殆ど無かったとはいえ、 アメリカの方にしてみたら 毎日何百回と地震が続くのは とても不安なことでしょうから、、

、、ほんと、 お疲れさまでした。

 ***

ライヴを見てから、、 ずっと思っていることがあって、、

(ライヴで聴いたいろんな曲のこと、、 書きたいことはいっぱいあるけど、、 今日はやめて)

Long and Wasted Years の詞が すごく胸に響いてて、、 曲ももちろんせつない美しい曲だし、、 

 シェキナベイビーツイストアンドシャウト 何のことかわかるだろ?

、、っていう部分を聴くと もう、、 涙がこみ上げてきて、、 何でか説明はうまく出来ないけど、、 (何のことかわかるだろ?) が、 なんだかわかる気がするのです。

、、この歌、 20年ぶりに再会した恋人、、 って意味じゃないと思うな。 
20年家族に会っていないのは男の告白で、、 この恋人たちは もっと もっと 古い知り合いなんだと思う。。 かつて いっときだけお前の男だった、、と。

Twist and Shout で歌うよね、、  
And let me know that you're mine て。。 それを受けて 一度はお前の男だった(彼女も自分のものだった)って。

、、だから この二人、、 50年くらい前の恋人たちのような気がする。

前に 「One Too Many Mornings(いつもの朝に)」の 激しい雨バージョンがすごい好きだって書きました。。 ずっと そのことも頭にあって、、 だから、 この「Long and Wasted Years」が、 なんだかその後の歌のように思えてならないの、、


I’m one too many mornings
and a thousand miles behind...

そうして 去っていった男、、 今度は、、

You don't have to go, I just came to you
because you're a friend of mine...   だって。。

ほかにも いろんな部分の歌詞が、、「One Too Many Mornings」と重なる気がする。。。 ただ 自分が好きな歌だからかもしれないけど、、

半世紀も昔の恋人たちが、、 これで うまくいくのかどうかはわからないけれど、、 本当の長い年月を生きた人にしか歌えない、、 お子ちゃまにはわからない、、 そういう深い歌なんだろうな、、って 思う。

スタンダードの歌の数々は、、 きっと、 そんな二人(かつての恋人たち)の 共通言語で、、 だから (何のことかわかるだろ?) 言わなくても、、ね。

、、 やっぱり、 ボブ自身の作った詞に 魅せられてしまいます。

 ***

これからこの歌を聴くたび、、 優しい顔で シェキナベイビー と早口で歌っていたボブお爺ちゃまと、 甘くせつない音色を奏でていたチャーリーのギターと、、

、、 ずっと 思い出すんだろうな。。


 どうもありがとう。

 

Bunkamura Orchard Hall

2016-04-25 | LIVEにまつわるあれこれ
おもいがけなく観ることになった オーチャードホール。

サウンドは・・・ あくまでギターと 他の楽器や歌とのバランスで言ったら、 Tokyo Dome City Hall の方が 私は好みだった かな。。

、、 終演後 なんだかさみしくなってしまいました・・・  自分がもう見れないから、だし、、 一度だけと決めていたのに 二度見てしまったら、 余計に想いがつのってしまって 泣きそうになってしまいました。。 毎日変わる演奏、、 良くなったり、、 うまくいかなかったり、、 

、、永遠にでも 観つづけていられる自信ある、、 今日だって、 なんてなんて時間て短いのかしら・・・ と。

 ***

たくさん たくさん ギターを見ました。 (暗くて目が疲れました・・・)


Bigsby も好きですが、、

やっぱり James が見れると 嬉しくなる。。。


また 書きます。

Tokyo Dome City Hall

2016-04-24 | LIVEにまつわるあれこれ
Bob Dylan and his band 、、行って来ました。

もしも100回見ることができるなら、 100回でも見たい! と思うくらい 
exciting なライヴでした。 、、時間がいまは無いので、 感想はまた あらためて書ければかきますが、、

チャーリーがあんなに忙しそうだとは思いませんでした(笑) めっちゃいそがしそうだった、、ね。 曲と曲のつながりも殆ど間隔無いし、、 ていうか、演奏そのものが、、 速くないですか? ボブ御大の気持ちのノリですか?  Duquesne Whistle 速いはやい! That Old Black Magic もCDよりもずっと速い、、 スウィング感は抜群なんですけど、 そのバックでチャーリーのいそがしいこと。。

Spirit on the Water も、 Blowin' in the Wind も、 ボブ様がピアノの曲は 煽る煽る・・・ Blowin' in the Windなんか、 メタルか!ってくらい バトルの応酬って感じでした、、ピアノとギターの。。(笑  
、、以前見たチャーリーは、 ボブが崩しにかかるピアノを弾き始めると、 ちょっと控えめに様子をじっとうかがって、 それからチョロっと 気の利いたフレーズで合わせる、って感じでしたが、、 昨日見た感じでは 絶対このフレーズは弾く! って部分でめちゃ攻めてきてました。 Blowin' in the Wind ほんと面白かった。

Melancholy Mood のイントロ聴いてて、 ほんとにこの音なんだな、、と、 CDで流れたあのノスタルジックで 甘い 深いトーンのギターの音色が、、 ほんととろけるように ホールの空気の中を伝わってきて、、 ほんとにあのギターの音だったんだ、、、 と。

Tangled Up in Blue もいいギターがいっぱい聴けて、、 もしかしてチャーリー、、そうっと なにかのフレーズを奏でてくれた気がするんですが、、 でも内緒にしておこう。。 間違ってたら恥ずかしいし、、

まだまだ いろんなシーンが楽しかったですが・・・ チャーリーのライトハンドスクラッチとか、、 ベンディング気味に ギューーン、と ローポジションに左手滑らせたり・・・ 、、 頭いっぱい振って (気持ちがのるとこうなるのね) 、、髪の毛ぐしゃぐしゃになってたし、、(笑


、、心残りなのは、、 体調がずっと悪かったので、 当日もなんだかぼうっとしていて 出掛けるときにオペラグラスを忘れてしまったこと。。 どの曲でなんのギターを使うのか、 全部ちゃんと見てこようと思ってたのに、、、。 席はそう悪くはなかったけど、 ステージ上の照明が少し暗くて、 スチュさんのギターはすごくよく見えたけど、 チャーリー、、もうちょっと前に出てきて・・・! って心で願ったりして、、 


 ***

、、今朝 起きて、、 

、、あぁ ボブの残りの公演、 今からでもチケット買えるんだなぁ、、と プレイガイドを検索して見ていたら、、 どんな席かなぁ、、とか クリックしているうちに 間違って買ってしまった・・・! ほんとよ、 ほんと 気づいたら あれ? 完了になっちゃった。。 って。

、、なんて家族に言い訳しよう・・・


、、と いうわけで Bunkamura Orchard Hall 、、  また会える・・・!!

チャーリー・セクストンさんと Collings のギター。(追記4/14)

2016-04-14 | MUSICにまつわるあれこれ


ボブ・ディラン and his band は今日が大阪最終日。 名古屋のあと、来週からまた東京ですね。

そろそろ本気で 心づもりを始めないと。。。 今回のセットリスト用のCDも、 ほぼ揃えました。 (今回は一度しか行かれないから、 演奏が日々変わっていく感じが見られないのは残念。。 だから せめて予習しておかないと、ね)

前々回の Zepp Tour 2010 は 何度も間近でステージを観られた 一生の思い出に残るライヴでしたが、 その後のアルバム 「Tempest」が素晴らしくて、、 その上、 それぞれの歌詞があまりに重要過ぎて、、 だけど、当時~昨年あたりまで なかなか音楽にじっくり向き合う時間のままならなかった自分には、 「テンペスト」をちゃんと理解するにはもっと時が必要・・・と そのままになってしまいました。。

今年になったら、、 Bowie の事でしょう? だから、 こんなでディランを観にいくなんてムリ! と、 当初は行くつもりはなかったのです。 だけど、 昨年からのセットリストの情報などが少しずつ入ってきて・・・

とにかく、 行くまでにもう一度 しっかり「Tempest」の今回の楽曲の詞くらいは、 あたまに入れておきたい。。 CDの 訳詞のライナーに、 英文がついていなかったのは すごいショックだったんですよ。。 どうして?? どうして詞の押韻とか 語感とか 味わうことなしに このアルバムを理解しろと言うの?? 

・・・て、 付け焼刃の自分が悪いんですけど、、 間に合うかしら。。 
(それにしても、 Tempest って Coleridge の「Ancient Mariner - 老水夫行」並みに 見事な長詩ですね。

 ***

、、でもすみません! やっぱりボブ御大のことではなく、 チャーリー・セクストンさんの話題を先に書きます。 

先日、、 「Young Guitar」のチャーリーのインタビュー、、 読みました。 日本のギター雑誌がチャーリーを取り上げるのはとても珍しいと思うし、、 80年代のソロ以降の Arc Angels 含め、 今までの活動のことが網羅されてて、 良い紹介記事でしたね。 (でもごめんなさい、買ってないけど・・・ だって、ほぼ知っている内容だったんだもん。。)

さっき twitter 見たら、ウドーさんもツイートして下さっていましたが、 4/1に書いた(>>)チャーリーの 英文のインタビュー記事も すごく詳しいし、 チャーリーの素敵な写真はもちろん、 現在使用中と思われる楽器などの写真も いっぱい載っていたので、 合わせてお薦めです。

↑その記事でも紹介されていた、 Collings のギター。 
チャーリーといえば、 James Trussart の金属ボディのギターを Zepp ツアーではかなり使っていましたけど(James Trussart についてはこちらの日記>>)、 今回のライヴは、 スタンダードナンバーが多いので、 コリングスのセミアコがメインギターになっているのですね。

最近の工房については めっきり疎くなってしまったので、 Collings というメーカーは、今年の NAMM のインタビューで初めて知りました。

Charlie Sexton and his Collings SoCo Deluxe
↑こちらは 今回のたぶんメインギターでしょうね。(youtube)


NAMM '16 - Collings Guitars 360 LTM Ash Demo

↑こちらは 今年のNAMM でのデモ演奏。 こちらのギターは持ってきてないかも。

Collings が、 チャーリーの地元、 テキサスのオースティンの工房だということにも驚いたし、 何といっても、 この贅沢なマホガニー材の見事さと、 なんだか日本製 Aria PE にも似た(懐かしい!) 美しい形。。 写真で見ただけでも 材の良さがわかる気がします。。 え? 今でもこんな贅沢なマホガニー材がいっぱい残ってるの?? オースティンて、、 マホガニー採れるの?? (その辺はわからないことだらけだけど、 元々はアコースティックのメーカーだったのね) オフィサイトはこちらです↓
http://www.collingsguitars.com/

SoCo Deluxe 、、本当に 深みのある柔らかな音がしそうです。。 生でこの音を聴きに行くの、 と~っても楽しみになりました。

(ただちょっと心配が・・・ ボブ・ディランさんの日本公演、、 お天気悪い。。雨多い。。 前もそうだったし・・・ フルマホガニーボディのセミアコ、、 心配。。とても心配。)

 ***

ところで、、 ちょっとさっき 昨年のライヴの音源を、、 ズルして聴いていて、、 個人的にギターがものすごく興味のある楽曲一覧・・・

That Old Black Magic - メランコリー・ムードの中で一番のお気に入り。 これのギターは何なのかはまだ知りません。

Early Roman Kings
- マディ・ウォーターズ風の曲。 これはチャーリー、 レスポールかな?

Scarlet Town

Love Sick - どちらも ギターソロが楽しみ~。 
こちらはたぶん Collings を使うんでしょうね。

いろいろ書いたけれど、、 ただ昔からギターが好きなだけです。 
ただそれだけ、なんです。

Collings の工場、、 マジで見に行きたい~~~!!




 *** 4/14 追記 ***

とつぜん、、 関係ないんですけど・・・
上の、 Collings のギターの話の中で 名前を出した 日本製 Aria Pro II のPEというモデル、、 急にそれを思い出して懐かしくなったので ちょっと検索してみて、 下の記事をみつけました。 33年前製造の、 Aria Pro II PE-R80 (1983) について、 解説と試奏している記事。。 それを見ていたら、 やっぱり日本人としては この歴史に残るすばらしいギターの音を ぜひ聴いていただきたいと・・・

・・それにしても 1983年・・・ ん~、、まさに PEの絶頂期、かも。 (年がバレる・・・) 、、上の話とは全然関係ないけど 載せさせて下さいな。

Aria Pro II PE-R80 feat.稲葉政裕~芸術品的な完成度のアリア・オリジナル digimart.net/magazine

Aria Pro II PE-R80 (1983)
Body : Maple Carved Top & Back, Mahogany Center
Neck : Maple, Set-Neck, Heel-less Cutaway
Fingerboard : Striped Ebony

  *** PS. ***

Collings のギターは、 日本では 渡辺香津美さんがお使いになっていて有名なのですね!!

Collings News
 collings.tumblr.com


Paul Smith + Masayoshi Sukita for David Bowie 2016

2016-04-10 | MUSICにまつわるあれこれ
暖かな土曜日、、 青山へ行ってきました。

Paul Smith SPACE GALLERY で始まった、「Paul Smith + Masayoshi Sukita for David Bowie 2016」 paulsmith.co.jp

ポール・スミスのこのギャラリーに行くのは、2度目? 、、前回は、 「Gibson Through The Lens」という、 ギブソンのギターとアーティストのフォト展でした(そのときの日記>>

今回は、 鋤田正義さんの写したボウイのフォトや、 ボウイのサインの入ったLPコレクションや、 ポール・スミス氏所蔵のコレクションなど、、

こちらのツイートに会場内の写真が載っています>>

上のツイートの写真で ほとんど全部、という感じなのですが、 会場内、 撮影OKだそうなので、 いくつか撮ってきました。


エントランスにあった 鋤田さんによるボウイのポートレイト。 これがTシャツになってチャリティー販売されています。
壁には、ここを訪れたアーティストのサイン。 
以前、 ポール・スミス&Little Barrie の写真展も此処でやったはずで、、 (それには行かなかったけど) リトル・バーリーのサインも見つけました(上のギターの絵の)


小さなTVに映る、 The Jean Genie♪ ほかにもインタビュー映像とかいろいろ流れてました。
その横の洋雑誌(もっとあったのですが、 みんなが手にとって見ています) 右の若いボウイ、 とっても綺麗! 


屋上庭園も とっても素敵。

いつまでも観ていたいくらい、 ボウイに囲まれて窓辺にずっと座っていたかったけど、、 下のショップで、 新作の小物や お洋服も見て、、(店員さん優しくいろいろ説明してくださいました) 欲しいのもあったんだけど、、 もうちょっと我慢。。

入り口もナチュラルなお庭から続いててとても心地よくて、 大好きな 白い山吹を発見。 実家にもあったのでつい嬉しくて。。 (今ではとても貴重なんです、白山吹)


 ***

青山界隈は そこかしこに植え込みや綺麗な花が咲いていて、 歩いていて気持ちが良いですね。。 (年に一度くらいしか行かないんだけど・・・)

国連大学付近でやっていたファーマーズマーケットにも たっくさんの人。 外人さんいっぱい。。 歩いていてもとにかく外国の方が多くて、、 観光の人も多いんだろうけど、 どう見ても190センチはありそうな パリコレモデルのようなお兄さんが次々に歩いてくる。。

(歩く広告塔だったりして・・・ お前、ウチの服着て 通りを往復して来いとか・・・ 笑) などと話していたんですけど、、 青山から外苑前へ行って、 千駄ヶ谷~新宿御苑の脇を抜けて、、 紀伊国屋書店まで。。。 歩いた、あるいた、、、 何キロくらい?

でも、 こんな風にお散歩するの とってもひさしぶりだったので 本当に楽しかったな。 この4月から ちょっと生活を変えたのです(仕事減らして)、、 だから、 たくさん出歩こうと。。 お金はないけど、 たいせつなお友達や 大好きな人と過ごす時を、、 もっと楽しもうと。。 だって、 年に1度も会えなかった人、、 たくさんいるんだもの。

人生が もしもあと10年だったら 10回しか会えない、ってことだもの。

 ***

来年は、 デヴィッド・ボウイの大回顧展「DAVID BOWIE is」 が開催されます。 会場は、、 天王洲の「寺田倉庫」! 
http://www.fashion-press.net/news/21016

なかなか 天王洲という場所も、 東京に暮らしてる人でもめったに行かない場所だとは思いますが、、 ウォーターフロントで、 ボードウォークもあって、、(最近行ってないけど) 会期がもっと暖かい時ならより良いと思うんだけど、、 

、、でも 楽しみです。


 


メランコリー・ムードと、 パパの45RPM

2016-04-01 | MUSICにまつわるあれこれ


ボブ・ディラン御一行さまは、 もうすぐ日本に到着されるのかしら…? ちょうど桜も満開で、、 お花見できると良いですね。

来日記念盤の 「メランコリー・ムード」、、 ジャケットが可愛いので買いました(笑) 、、なんだか見た感じの写真、、、と 思ったら、 某化粧品会社のポスターだったんですってね、 60年代の。。 日本ならではの 「帯」の文字も、 歌舞伎とか大相撲とかの「幟」みたいで(笑)

、、で、、 音を鳴らしたら・・・

私、 前作の「Shadows in the Night」は聴いてないんです、、 だから、 スタンダードのカヴァーという話は聞いていても、 音を聴くのはこれが初めて。。 あれ・・・? なんだかパパのレコード聴いてるみたいな錯覚に陥ってしまいました。 たぶん、 「メランコリー・ムード」の原曲も きっと聴いたことあるし。。

甘いトーンのギター。。 なるほど、、 前作からは こんな感じになっていたのですね。

上に載せたフォト、、 さっき ちょっとパパの形見のドーナツ盤を引っ張り出してみた。 1957年~59年くらいの、だと思う。。 私の生まれる前の、、 パパ、 結婚するか しないかの頃? 

この中の、 Rusty Bryant Plays Jazz の中に、 今回 ディランがカヴァーしている4曲目 「That Old Black Magic」が入ってる。。 ディランのアレンジもかっこいいけど、 ラスティ・ブライアントのサックスもファンキーです(レコードプレイヤー無いから、 さっき検索して聴いてみたよ・笑)
なんだか、、 すっごい嬉しかった。。 たぶん、 シナトラのレコードとかも 家にあったのかもしれないけれど、 旧宅を壊す時にかなり 処分されちゃったのもある。。 私の手元に残ったのは少しだけ。

、、 ディラン御大は (失礼ながら) スタンダードを歌って〈巧い〉 とは言えないのですが、、 バンドの演奏やアレンジは とても味わい深いし、 御大も心地よさそうに歌っていらっしゃってて、、 これはこれでいいんじゃないかな。。。

 ***

今回の来日に、 チャーリー・セクストンさんがいらっしゃるのか、は 未だ知らないんですけど、、 今朝、 とっても素敵なインタビューを テキサスのフォロワーさんがツイートして下さいました。 感謝!

1月の、 ボウイ追悼のラジオ番組でチャーリーが話していたことと、 被っている部分も多かったのですが、 生い立ちから、 ギターを始めた頃の話、 SRVとのこと(SRVがベビーシッターだったって?・笑)、、 デビューの頃のこと、 そして現在の使用ギターや 機材のこと。。 文字であらためて読むと、 (英語のリスニングがおぼつかない私には) とってもよく解って有難かったです。 

あのラジオの話の中で とっても吃驚して 半信半疑だった話、、 チャーリーのファーストアルバムを ミック・ロンソンがプロデュースするはずだった、、という話も、 私の聴き間違いじゃなかったんだ。。。 ほんとうにびっくり。。 16,7歳のチャーリーのアルバムを、 もしロンソンが手がけていたら、、 どんな風になっていたんでしょうね。。 1曲でもいいから、 聴いてみたかったな。。 もしかしたら、 いつか音源が発掘されたりして、、ね。

Charlie Sexton talks life, tone and being on the road with Bob Dylan(www.musicradar.com)

このインタビューの中でも語っている、 チャーリーが最近使用している 
Collings のギター。。 なるほど、 あのディランのスタンダードカヴァーの ちょっと古めかしく しかも柔らかい奥行きある音色も、 このギターなのですね。 

Charlie Sexton and his Collings SoCo Deluxe
 youtube

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先月の、 Austin Music Awardsのライヴでの、 フィドルとの共演、 ボウイトリビュートのスペーシーなギター、 ドイルのファンク、 プラントさんらとやったブルースやスタンダード、、 これだけ何でも合わせられるのは チャーリーだからこそ。。

なるほど、、 ボブ御大が離さないわけだ、、 とあらためて思ったものでした。。 しかも どんどんイイ男になっていくしね、、 チャーリー。。





目黒川の舟下りなども いかがですか?(笑