星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

秋が舞います。。。

2009-11-29 | …まつわる日もいろいろ
馬くんも クリスマス仕様に変わりました。 キャンディーでいっぱいの橇を引いてます。 

お部屋にクリスマスツリーも飾りました。 、、あ、、 そろそろ電気をつけなくちゃ。




土曜日の外苑 銀杏並木。 ここだけみると どこか異国のようです。。


並木の中は、、 こんな 黄金いろの世界。 足元まで 黄色いじゅうたん。



、、11月が 終わりになりますね。 秋から、、 冬へ。。。


元気でいてね。

自分も元気でいたいから。。。


doyle bramhall II ’s works : その1

2009-11-10 | MUSICにまつわるあれこれ
さっき、、 「Yoshii Kazuya the motion picture 宇宙一周旅行」お持ち帰りしてきました。。 でもまだ これは書かないよ、、 ひとりでいっぱい楽しんでから、、(笑)

 ***

吉井さんの影響ではなく、、 ここへきて自分が B.B.キングさんをこんなに聴くことになるとは、、 全然思ってませんでしたゎ。。。
 
ドイル・ブラムホール II 君が、 2作目のソロアルバム「Jellycream」(1999年)を出した後、、 エリック・クラプトンさんから「君の曲を使いたい」と依頼がきて、、 それで、、 エリック・クラプトンさんとB.B.キングさんとのコラボ作品 「Riding with the King」(2000年)に2曲、ドイル君の曲がカヴァーされ、 さらにギターとバックコーラスでも参加することになった、、 というのは書きましたっけ? 、、 まだだったかな、、?


Jellycream / doyle bramhall II (試聴はこちら amazon.com>>

↑この中から I Wanna Be と、Marry You の2曲が ↓こちらでクラプトンさん&キングさんにカヴァーされました。


riding with the king / Eric Clapton and B. B. King (試聴 amazon.com>>


エリック・クラプトンさんから電話があって、 曲を使いたいと言われた時には、、 (クラプトンが? 俺の曲を? マジで、、?)って感じでとっても驚いた、というような事が ドイル君のどこかのインタビューに載ってました。。 そりゃそうですわね、、 クラプトンさんだけでも驚きなのに、 BBも一緒に自分の歌を歌ってくれるだなんて、、ねぇ。。。

「Marry You」では、、 当時のドイル君らしいエキセントリックなギタープレイも聴けますし、、 (お前と結婚したい!)という歌の通り、、 その後 奥さんになるSusannah Melvoinさんとのコーラスも(笑) 、、、 クラプトン&BBおふたりも この若きあんちゃんの歌を 若々しくやんちゃにカヴァーして下さっています。「I wanna be」も同様。。 あ、、 この曲はチャーリー・セクストンさんとの共作ですね。 

ここから 現在に至るまでの、 クラプトンさんとの繋がりが生まれてきたのですね。。
、、、と 思ったら、、 もう1枚、 キングさんとの作品があったの、、知りませんでした。
 

「Reflections」(2003年 試聴はamazon.com>>
BBキングさんが77歳にして、 初めてジャズや、R&Bのスタンダードナンバーをカヴァーしたというアルバム。 バンドメンバーのクレジットは、、

Joe Sample (key)
Nathan East (b)
Abe Laboriel Jr. (Ds)
Doyle Bramhall II (g)
Tim Carmon (Key)
Toby Baker (key)

、、ということだから、、 BB以外のギターはドイル、、という事なのでしょうか。。。 BBがブルースを歌わずに、 スウィートソウルなどを歌う、、ということでなんだかあまり評判はよろしくない(?)ようなのですが、、 でも、 私は好きだわ。 聞こえてくるのは、 甘~~いトーンの、ほんと柔らかであったかなギターの音色と、 ほんと気持ち良さそうに歌ってるBBの張りのある声。
、、 BBの愛器「ルシール」の音色、、 (以前にも、鉄っぽい、、と吉井サンの表現を借りていいましたけど) 、、 あの鉄っぽいルシールの音色が、、ここでは余りにも柔らかなトーンなので、、 (ほんとにBB弾いてる?) 、、て、、よくわからないくらい。。 (あ、でも2曲目のソロとか、、 確かにBBぽい、と思うのもあるけど)、、 どうやら大方は ドイル君にまかせて、 BBはゆったりヴォーカルに専念している、、という感じでしょうか。 

BBのこのアルバムの風景も見ることができたらいいのになぁ、、、と ほんとに思ってしまいました。 BBは椅子に腰かけて、 ゆったり揺れながら気持ち良さそうに歌って、、 たぶんドイル君も椅子に座って、 ESか、 甘い音の出るレスポールJrかなんかを膝に乗せてBBを見ながら弾いてるんだろうなぁ、、、と。。 BBが満足そうににっこり微笑む絵まで 見えてきそう。。。

このアルバムの曲を BBがライヴで弾いている映像を探したら、、 ありました。
B.B. King - Neighborhood Affair
http://www.youtube.com/watch?v=WVA20lA5UUU

そうそうこんな感じで、、 BBはとっても柔らかな音を奏でているんですよ。 そしてBBの歌声は、 なんだかものすごく大きな大きな包容力を 感じます。 Always on my mind とか、 What a wonderful worldとか、、 やっぱり存在の大きな人でないと歌えない歌ですものね。

 ***

BBは ほんとうにたくさんのギタリストと共演をしていて、、 でも、、 ライブでBBとドイル君が並んでいる姿はまだ見たことないなぁ、、、 残念。。 代わりに、、というか(笑)、、 天才ギタリスト、ジョン・メイヤー君とBBの映像。。。

BB King and John Mayer Live (part 1) At Guitar Center's King of the Blues
http://www.youtube.com/watch?v=Jv6J2aQo2rk
、、、 メイヤー君ね、、、 好きな曲いっぱいあるし、 決して嫌いではないんだけど。。。 いっつも、 見るたびに (うっとうしい奴だなぁ、、、)と思ってしまうのです、、(ゴメン) それが個性だとも思うけど、、 ギタープレイも、、うっとうしぃわ。。。 BBはいつものように、 校長先生みたいにゆったり構えていますけどね。

代わって、、 BBと ジェフ・ベックの、、
B.B. King with Jeff Beck - Key To The Highway
http://www.youtube.com/watch?v=WNMTgP_Vrqc
ジェフがBBに キスを送るところとか、、 BBがそれを受けてキュン!としてるところとか、、 素敵です。 そして、 さすがにジェフ、、 的を得たプレイだゎ、、、と 唸ってしまうのです。。。

ドイル君の話は、、 またね、、、


ひさしぶりに、、 August Diehl

2009-11-04 | 映画にまつわるあれこれ
『ヒトラーの贋札』という映画をDVDで観ました。 アカデミー賞の外国語映画賞作品でしたか。。 もっと前に見ようかと思っていたのが、 なんだか伸び伸びに、、

このblogで何度か書いてきた ドイツ人俳優のアウグスト・ディール、、 この映画の準主役だったとは 知りませんでした。 エイドリアン・ブロディ主演の『LOVE THE HARD WAY』での脇役を見て以来、 ずっとお気に入りの俳優さんですが、、 前回見た『Der neunte Tag』(ドイツ映画祭でみました。 結局 日本公開はなかったもよう、、http://www.derneuntetag.de/)では、 ナチスの将校役でしたが、 今回は 強制収容所に送られたユダヤ人という 正反対の役どころ。

映画については オフィシャルサイトで>>http://www.nise-satsu.com/

ここからは少しネタばれ、、

主役の贋札づくりの名手ソロヴィッチを演じたカール・マルコヴィクスが素晴らしかったです。 一見、 なんのためらいもなくナチスの贋札づくりに加担しているようでありながら、 隠れたところで仲間を思う様子、 苦悩する様子、、

一方、 ソロヴィッチと対立する印刷技師ブルガー(アウグスト・ディール)の方は、 自分の妻もナチスに奪われ、 自分は決してナチスの利益になるようなことはしない、と贋札づくりへの協力を拒む、、 けれどもそれは、 同じ収容者である同胞の命を危険にさらすことに、、、

若くて、血の気の多い正義漢、、という役どころは似合うといえば似合いますが、、 キミのその中途半端な正義がみんなを危機に陥れてるのがわからないの・・? と、 見ているとだんだん腹が立ってきたり、、

それはともかく、 この作品、、 事実をもとにつくられているのだけれども、 人物背景の描き方がいまひとつよくわからない、、 ブルガーにしても その信念のもとになっているものが何なのか、、 他にも、 とっても無垢に美術を愛している画学生や、 贋札づくりの施設になぜかいるひとりの医師など、 ソロヴィッチのような偽造のプロではない人たちの背景も とても興味深いのに、、、 たとえ3時間になっても、 もっともっと個々の人間が描けたら良かったのに、、  収容所に集められたこの人たちが、 以前はどんな暮らしをしてたのか、、 その一端が見えたらもっとよかったのに、、、 3時間にしてもいいくらいの見応えある内容をもった作品だと思うぶん、、 事実を淡々と96分で描いたのは勿体無いようで、、、

映画サイトを見ると、、 贋札づくりのプロ、ソロヴィッチが終戦後にどのように生きたのか書いてあったり、 偽造を拒んだブルガーがじつはこの映画の原作となる本の著者だったとわかったり、、  映画本編以後のそちらの興味も湧いてしまいます。

アウグスト・ディール君に関しては、、 やはりひとりだけ容姿が綺麗すぎるというか、、 若くてハンサムでそれで自己の正義を主張する という点で尚更 腹立たしく見えるのでしょうが、、 同胞を危険にさらした彼がラストに見せた涙、、、  あそこでやっと何かを物語れた気がします。 決してタダの俳優ではないですものね。。

ちなみに、 最後のナレーションも たぶんアウグスト君だと思いますが、、 彼の言葉はいつも思うけれど本当に綺麗。。 ドイツ語としてどうなのかは語学が駄目なのでわかりませんが、、 音として非常に綺麗だと、 いつも思います。。 前にも書いたけど、 彼は英語も仏語も堪能だそうで、 仏語の映画も綺麗なのでした。

日本公開はされていないけれど、 『Dr. Aleman』という映画にも出ていて、 そちらではどうやらスペイン語を話している、、 それがまた綺麗、、。。 この人の声が 好きなのでしょうか、、、ね、、、私は。。。
http://www.dr-aleman.com/

 ***

さて、、、 どうやら今、 ブラッド・ピットさんと、 クエンティン・タランティーノ監督が来日してるようですが、、 その話題作、、というか問題作というか、、『イングロリアス・バスターズ』にも、 アウグスト・ディール君 出演しています、、 同じドイツの人気俳優さん ダニエル・ブリュール君とともに、、、。。 あの映画、、 何度もなんども予告篇は見てますが、、 あれって、、 笑っていいの・・? だいじょうぶな映画なの・・? タラちゃん、、こんなの撮って後ろから刺されたりしません・・? と不安になってしまうような、、

アウグスト君は当然 ドイツ人将校のような役どころと思いますが、、 殺されちゃうのかなぁ、、、 ? 、、、