佳いお天気です
かれこれ、3週間あまり 家から出ていません。 玄関から一歩も、、
安静のためもあるけど…
ステイホーム。 巣ごもり生活 自粛生活がストレス、 というかたも そろそろ多いと聞きます。 このような生活をするようになって初めて、 日頃 自分が何によって生きていたかが見えて来るのかもしれません
何によって、、とは 何に《依って》= 依存して、ってことですね。
私の生活、、 正直 平時の頃とそんなに変わらない感じ…(笑) たしかにお天気が好いこの季節、 毎年 公園に何度も出かけていたものだけど…
…日々の暮らしはそんなに変わらない。。 入院を待っている今も、、 椅子にすわりながら出来る簡単な
食事の仕度を考えて…、 買い物はすべてネットだけれど、 注文して 配達して頂いたら小分けしたり保存したり、、 身体をたくさん動かせないから 少しの事をするのもとっても大変。。 お洗濯ひとつ干すのも。。
でも今、救急で運ばれるわけには絶対いかないから、 毎日が細心の注意でそうっと そっと。。 いつまでこの状況つづくかな。。 でも、続けないと。
青空にほっとする。
お友達が お庭の花壇のフォトを送ってくれる。 チューリップとビオラが可愛い。
疲れなければ少し読書する。 もっと体調が良ければ、ネットでちいさく音楽を聴く。。 こんな毎日でもストレスがあまり無いのは これまでの病人経験の長さ 入院体験の多さゆえ、かしら ね。 家にいられるだけで それだけでも 幸せ。。
今度いつ 外を歩けるかな。。 次に外に出るのは 入院をする時になる のかな。。
嬉しくないけどね、、 それでも一歩前進だ。。 乗り越えなきゃいけない扉だ。。
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ステイホーム。 せめて快適に。
自粛生活が 自縮生活になりませんように、、
『冬の日誌』 ポール・オースター
君の小さな体。君が三歳、四歳だったとき君に属していた体から地面までの近さ。…
(柴田元幸・訳)
、、執筆時64歳のオースターが、 自分の身体がこれまでに経験してきたさまざまな思い出や、 自分の身体に親密に関わった人々、 父親や妻らの思い出を綴っている 《体にまつわる記憶》の書。
…フィクションではなく、 身体の老いを意識し始めたオースターさんの告白だなんて… と、読むのを数年ためらったままにして後回しにしていた本ですが、 自分の療養生活を余儀なくされている今なら まぁいいか、と手に取っています、、
… ベースボールでショートを守る6,7歳のオースター少年とか、、 会ってみたくなるな…
その年齢、 その年齢ごとのオースターさんの記憶とともに、 自分のその年齢ごろの記憶もふいによみがえってくる 、、きっと誰が読んでもそうなりそうな、、 記憶の扉が開かれるような本、です。
長年 いろんなことに耐えてきた身体… 儚いようで なかなかめげない身体…
今日も 明日も
自分の身体 慈しんで生きる。