星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

幸せにしてくれる magic 。。

2007-09-21 | MUSICにまつわるあれこれ


ジミー・クリフさんの声が大好き。

はるか昔の 暑い 暑い 夏、、 レゲエばかり聴いていた頃がありました。
そう、、 山川健一さんの 『星とレゲエの島』が出た ちょうどその頃、、
1985年、、だって。。 ほんと、 むかしだ。

今年が むやみに暑いのと、 自分に元気が欲しいのと、 
ジュールズ・ホランドさんのDVDで見たジミー・クリフさんが素敵で印象的だったのとで
聴いてみたのがこれ。 『ブラック・マジック』(2004年)。
、、、 かっこいいアルバムだぁ 、、、
スティング、アニーレノックス、ジョーストラマー、など、 私も好きな人たちが参加してるのもあるけれど
ジミー・クリフさんの声、 衰えないサウンド、ソングライティング、 音楽への姿勢、
かっこいいなあ、、 と思って、 なんか元気を貰いました。

 ***


『Hummingbird in Forest of Space / 吉井和哉』

吉井さんの新譜についてもずっと書きたいと思いつつ、
書き出せばきっとことばが足らないのがわかっているから、 書ききれないと思うし、、
でもすこしだけ、、。。

特に、サウンド面ではとびっきりの作品になりましたね。
ミュージシャンと楽曲の相性の点でもそうだし、 
吉井さんの創りたいと考えるサウンドが自由に具体化できる技量、それが、きっと今までの米国経験で
出来上がってきたんだろうなあ、と思うし、
Stephen Marcussen もきっととてもいい仕事をしてるんじゃないかと思えるし、
(ちなみに私のお気に入りシンガー、ピート・ヨーンの3枚のアルバムも彼なのです)

、、なんてことは、評論家さんたちにお任せするとして、 大事なのは私が好きかどうかだけ。。

7曲目までの流れは完璧なくらい大好き。 
最初に聴いた時、ずーっと(おおーーっ)って思いながら聴いてたもの。
で、、 ラストまで聴いて、 ちょっとクスっと。。 (吉井さん、欲張りすぎ、、?笑)
ゴメンナサイな言い方だけど、(MUSEで始まり、達郎さんで終わる?笑)、、て。。
吉井さん、出来上がったものみんな詰め込みたかったのかな、、て。
もうね、、どの曲もすばらしいのはワカル。 演奏もパーフェクト。
だけど個人的には、「バッカ」と「雨雲」がなくても (あるいは「Winner」と「マンチー」がなくても)
凄いアルバムだったと思うし、 
どちらかといえば「バッカ」がシングルで流れるところを是非聴いてみたかった気がする。。
きっと泣いてしまうだろうなあ。。

それと、もひとつ個人的には、VictorとJustinのコンビを使ってくれて吉井さんありがとうです。
「ルーザー」のベースはきっと三浦さん上手だと思うな、、 聴くの楽しみ。

でも、兎にも角にも、、「Shine and Eternity」(&PV)が、私には一番のプレゼント。
あれさえあれば最高に幸せな気持ちになれる気がする。
、、 やっぱり書ききれない  、、。。

 ***

、、もうすぐツアーのはじまりですね。 もうジュリアンは来日しているのかな、、?
今年はどきどきしすぎて病気になったら困るから、 これから情報断ちしようと思います。
大人しくそおっと行って、そおっと観て、評論家さんみたいにじぃっっと胸におさめて帰って来ようと思う。

そんなことできるかわからないけど(笑)

ロシアバレエと舞台デザイン展

2007-09-13 | アートにまつわるあれこれ
この空は、、いつぞやの空。。

この一週間なにをしていたのだっけ?
、、病院行ったり、、クリニック行ったり、、
お仕事行ったり、、お友だちに会ったり、、動き回るとやっぱり疲れますぅ。。
(音楽のお話はまた書きます)

夜遊びができるからだになるにはまだまだなんだな。。。(もはや夜遊びの年ではない?)

 ***

体調が良かった日、 東京都庭園美術館へでかけました。
とっても観たかったの、 ロシアバレエの衣装や舞台の美術展。
『舞台芸術の世界 ディアギレフのロシアバレエと舞台デザイン』 (美術館HP)

もう20年前くらいになりますが、 おなじ庭園美術館で、パリオペラ座の舞台衣装展
というのを観たことがあります。
緑深い木立につつまれた旧朝香宮邸は、都内でも大好きな場所のひとつ。
アールデコ装飾のお部屋をながめるだけでも楽しいし、
そこに飾られた綺麗な舞台衣装を観て廻るのも それを着て優美に踊るすがたを想像したりして楽しい。

詳しくは、美術館のHPをみていただくとして、
20世紀初頭のバレエリュスの衣装をデザインした そのデザイン画がとにかく素晴らしかったです。



↑チラシに使われているのも、 衣装のデザイン画。

そして、 舞台公演のポスターやプログラムの絵も、 それぞれすばらしい美術作品なのです。



上の画で描かれている踊り手は、 伝説の人 ワツラフ・ニジンスキー。
「神話のナルシスの化身」といわれたのですって。。

でね、、HPにも載っていますが、今回 このバレエリュスの映像が見られる!と書かれていたので
すっごく期待して、(ニジンスキーの踊りが見られる!?)ってわくわくしていたのですが、
ニジンスキーは1910年代の人、、 動いている映像は残っていないのですって。。(悲)
映像は、1980年代のオペラ座公演のものでした。

でも、 ニジンスキーが振り付けをした『薔薇の精』も、『牧神の午後』も、 
もう、、、 うっとり 、、、。 
(上のプログラムが『牧神の午後』です)
ご覧のとおり半人半獣の牧神と、 泉に水浴にあらわれたニンフとのひとときの戯れ。。
半人半獣のうごきの表現がみごとで、 獣のようにしなやかに、 ときに歯を剥き、、
でも、、 ニンフの残していったスカーフを取り上げて頬を寄せようとするには 獣の手がむなしくて、、

、、、ふと、私は、Bowieのダイアモンドドッグスも、頭をよぎったりして、、

 ***

舞台美術のほうは、 1920年代を過ぎると ロシアアバンギャルドの世界になっていくのがまた
幾何学的で、 先鋭的で 面白かったです。

、、そのあと私は 館内のカフェで 窓外の翠色の雨をながめました。

珈琲、 飲めるようになったの、、 お砂糖とミルクを入れれば、、ね。

雨空みあげて

2007-09-05 | …まつわる日もいろいろ
関東には台風のきざし。。 なんだか雷も鳴ってます。

 ***

子どもたちが始業式を迎えた3日、
私は長い長い 冬休み~春休み~夏休み を終えて、
職場復帰 第一日目 となりました。

、、とは言っても、 まだ元通りの勤務はお医者さまのOKが出てないので、
ほんの短時間、、だったんですけどね。

丸9ヶ月、 職場のパソにも触れていなかったので、 いったい出来るのかしら、、
キーとかコードとか、もう覚えていないのじゃないかしら、、 と 不安だったけど、
案外、身体がちゃんと覚えているものですね。

ただし、 データを間違えると大変なことになる商売ゆえ、
まるで新人のようにめちゃめちゃ神経つかって、 それが心臓にこたえて、、
おそろしくくたびれてしまいました。
そのせいか、、昨日は乱脈この上なく、、、 あ~あ、やっていけるのかなあ。。。
とかなしくなっちゃったんだけど
今日はまたこうしてなんとか体調復活できたし

、、、先日、クリニックの先生から言われたとおり、 半年、1年、って単位で戻っていく
と、、 だから焦ってはいけないんだって、、

つい焦ってしまいたくなるのよね。。 だって、行きたい処、 いっぱいあるんだもの。

というわけで本日は 雨空みあげて 眠り猫にでもなりましょか。。。