星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
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Nicky Hopkinsさんの隠れた名演。。

2012-02-29 | MUSICにまつわるあれこれ
ニッキーの誕生月、 2月のうちに、、、

ニッキー・ホプキンスさんのバイオグラフィー本のおかげで、 ビートルズやストーンズやザ・フーや、、 良く知られているバンドとのセッション以外での、 ニッキーの足跡を少しずつ知ることが出来て、、 ほんと、 あの本には感謝してます。。

中でも、

長年 音を聴いていながら、 ニッキーだと全く気付いていなかったのが、 マーク・ボランの初期の作品を集めたアルバム 「Beginning of Doves」の1曲目に入っている、 「Jasper C. Debussy」



まさしくニッキー!というピアノなのに、全く気付いてなかった。。 この音源、 お友だちから譲り受けたもので、 ライナーとかが何処かに紛失(探せばあるかも…)、、なのです。 ちなみにベースは、ジョン・ポール・ジョーンズさんだとのこと、、(ほんと?)。 (ニッキーの本にも、 セッションミュージシャン時代は ジョンジーとほとんどセットであちらこちらのレコーディングに参加してたと)

すっごい元気よく弾いてくれ、とか言われたんでしょうかね(笑)、、 ぴゅーーん!って 鍵盤の上を滑らせて、 あの三連符、、 はちゃめちゃな Jasper C. Debussy氏の感じにぴったりな 名演だと思います。

このアルバム、、 この曲以外は、 ボランのアコースティック中心の楽曲ですが、 ボランの声は、 シンプルな弾き語りでも、 アウトテイクのような不完全なのでも、 全然飽きることが無い。。 

 ***

あと、、 本から知って、 youtbで初めて音を聴いた中で とっても気に入ったニッキーの演奏。

キャット・スティーヴンスさんご自身が、 ニッキーの思い出の中で 「好きだ」とおっしゃっている曲。 
Cat Stevens - Image Of Hell

こんなきれいな曲が、 地獄のイメージ? と思ったら、、 なかなかにせつない内容の歌なのでした。。


もうひとつ、、 ニッキーが参加してアルバム録音されたものの、 ニッキーは一度もツアーには出ずに、 アメリカへ行ってしまったという Poet & The One Man Bandの 1969年の作品、、。 これも、 とってもニッキーらしいピアノです。 (アルバムはCD化されてないそう)
Poet & The One Man Band - Days I Most Remember


それぞれの詳細については、、 バイオグラフィー本を、、 って書かないと、、 私が見つけたものじゃないもの、、ね。


それにしても、、 Marc Bolanと、 Nicky Hopkinsと、 John Paul Jonesが一緒に演奏しているところ、、 見てみたかった、、よね。。