星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

53年後の『男と女』

2019-12-26 | 映画にまつわるあれこれ
53年前の パパの古い映画雑誌『映画の友』からの写真です⤵


映画『男と女』のアヌーク・エーメとジャン=ルイ・トランティニャン。 右に写っているのは フランス映画祭で来日したときのジャン=ルイ・トランティニャンですね。

もうすぐ、 この映画から53年後の再会を描いた、 クロード・ルルーシュ監督の『男と女 人生最良の日々』が公開されますね。

新作のニュースを知り、 映画の予告編を見た時の気持ち… 、、アヌーク・エーメの変わらない美しさにまず驚いて、、 そのあと 顔を上げたジャン=ルイ・トランティニャンに…… 溜息、、 そして涙、、

、、 今月で89歳になられたジャン=ルイ・トランティニャン、、 すごい、、 この映画を同じ監督、同じキャスト、 同じ作曲家で撮れたのはほんとうに奇跡的なこと。。

こちらに 今年の映画祭で来日したルルーシュ監督のお話と 早大での講演のようすが載っていました⤵
http://cinefil.tokyo/_ct/17282652

どんな映画になっているのでしょう…
映画のタイトルは、 ビクトル・ユゴーの言葉「人生最良の日々はまだ生きられていない」からとられているそうですが、、 それは 遠い未来を意味するのではなくて、 たぶん 「今」という瞬間が常にあって、 今よりも前へ もう少し前へ という繰り返しのなかで生きていることなのかな、、と思う。。 だから人生最良の日々は 今がそうだったりするのかもしれないし… 

ルルーシュ監督が仰るように、、 過去にくらべて 現在がどんなに困難であろうとも、 自分にとって「人生最良の日々」は 振り返った〈過去〉ではないと思う、 私も。。 
それは確実にそう思う。。


 ***


、、 わたしにとっての今年の漢字、、 なんだろう… と考えて 

  「体」

カラダと向き合うことが日々のなかでとても大切になってきました。 良きにつけ悪しきにつけ…。 
「体」からちょっと〈一つ〉そこなわれただけで 人のカラダは「休」になっちゃう… そんな時は木陰でおやすみするように何かに凭れて じんわり回復していくように待つしかない、、「休」から「体」へ…

でも 「体」という字は 本来は「體」という字だったそうだから、 骨が豊かになるように食べることも、動くことも、 休むことと同じように頑張らないとね。。 これでも日々、 ほんとうに努力して生きているのです、、 なかなか思うがままになってくれないカラダに。。

、、あんなに若々しかったジャン=ルイ・トランティニャンが あんなにちっちゃくなった体で運転をするようなお爺ちゃんになるくらい、 それだけの年月を私も生きてきたのだもの、、
ほんと 長い年月だわ。。


 ***

パパの遺してくれた映画雑誌はその後 おませな小学生時代の私の絵本がわりになりました。 当時は30冊くらいあったから、 60年代の映画の写真や俳優さんの姿はほとんど鮮明におぼえています。

大人になって 『男と女』をちゃんと観たのは 前にこちらに書いたときでしたね(>>) 20年後を描いた『男と女 II』と一緒に観ました。 

人の人生は不思議…
それまで見も知らなかったひとりの男とひとりの女が出会って、、 同じ道を同じ年月歩むひともいれば、 別々の道を行く人たちもいて、、 でも… 53年後に何も変わっていなかったようにふたたび言葉をかわすことができるって… あんな風に微笑み合えるって…


生きることの 生きていることの うつくしさを感じます。。


、、これから 年越し準備の日々を頑張って


来年になったら 映画館へ観に行こうと思っています。



BOHEMIAN RHAPSODY - Japan Premiere !! ボヘミアンラプソディ ジャパンプレミア行って来ました♪

2018-11-08 | 映画にまつわるあれこれ
熱い思いが通じたのか 映画『ボヘミアン・ラプソディ』ジャパンプレミア上映会に行くことができました~♪



TOHOシネマズ六本木の会場に着いた時には 入り口の階段のところに パープルカーペットが敷かれ、 来日キャストを待つ用意が…

わたしはこのレッド(パープル)カーペットに参加するチケットは持っていなかったので 舞台挨拶のある上映会場のほうへ…

パープルカーペットの様子、 舞台挨拶の様子、、 パープルの法被を着てヒット祈願の鏡開きをする模様は、 映画の公式ブログや 公式Twitterに詳しく載っていますので そちらを⤵

初来日の<クイーン>の3人がパープルカーペットに登場!法被姿で大ヒット祈願の鏡開き!クイーン大好き有名人が愛を 叫ぶ!!

ROLLYさんもパープルカーペットいらしていたのですね、、フレディのコスプレさんがたも勿論、会場でお見受けしましたよ。。

https://twitter.com/bohemianmoviejp

それから、 ブライアンがフェイスブックで紹介してくれていた 英語版の Japan Premiere の記事はこちらに⤵
https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-6362687/Rami-Malek-looks-sharp-electric-blue-joins-Bohemian-Rhapsody-stars-Japanese-premiere.html
鏡開きの様子が 動きのわかるショットになっていて素敵♪

個人的にはブライアン大好きなので、 キャストのグウィリム・リーさんが ブライアンが撮影を見に来た時の事をブライアンの口調で話すのが またそっくりで、、 もうそれだけでキャーーと、、 ブライアンてね 口元をあまり開かずにちょっと横に口を開き気味にして、 それで眼差しを少し眇めって言うの? ちょっと目を細めるようにして理知的に喋るのですよね、、
映画の中でもグウィリム・リーさんは ほんと《完璧!》でした、、

 ***

映画の感想は 10月25日のマスコミ試写会の日記を更新しておきましたので、 熱い初感想はそちらをどうぞ(マスコミ試写会>>)

2度目の試写で もう内容は分かっているはずなのに、、 でも フレディの背中が映っただけで もう胸がいっぱいになり タオルの用意…

フレディが瞳をきらきらさせながら 一心に相手を見つめて話すところ、、 無邪気な子供がいやいやをするみたいにお茶目に身体を揺するところ、、 

QUEENのライヴDVDやビデオもいっぱいあるし、 ライブエイドだって持ってるし、、 その中で《本物》のフレディはいつでも観れる。。 こないだの試写会から帰って、 やっぱりすぐにライブエイドのDVD もう一度観ました。 
本物のフレディの映像を今までも見ていたけれど、、 でもいつも (この歌声はもう二度と聴けない、、 フレディはもういないんだ) っていう事が頭のどこかに常にあって どうしても淋しい気持ちが心のどこかにある、、 

、、けど、、 この映画を観た時の気持ちは違うのね!! フレディなの!!
本物のフレディじゃないのにフレディにまた逢えた気がするの。。 なんて言ったらいいのかなぁ、、 夢を見ているときって 夢の中で起きている事は《現実》じゃないですか、、 たとえ辻褄の合わないことがあっても夢の中では自分はそこに《生きてる》じゃないですか、、 そういう感覚。。 あ~~~ フレディが此処にいた~~!! また逢えた~~!! って、 それに似た感覚。。 喜び。。

学生時代の4人が出会って、、 デビューして、、 ボヘミアン・ラプソディの入ってる『オペラ座の夜』のレコーディング風景があって、、 世界ツアーして、、 

昨日も友と話したけど、 日本ではファーストシングルの「炎のロックンロール」(Keep Yourself Alive)1973年 からがんがんラジオで流れていましたよね。。 英語も習ってない子供だったけど それでも耳で憶えて歌えるくらいラジオでかかっていましたよね、、。 その時代から知っているんだから、 映画はその時代からの早回しを(まるで夢の中で自分もいっしょにそこに生きているかのように) もう一度体験してるような幸福感・至福感…

そして 最初の試写会では フレディと、 大好きなブライアンと(たまにロジャー)を観るのに夢中でジョンにまで目が追いつかない状態だったのですが (ゴメンなさいっ)、、 昨日はやっとジョンの表情や仕草にも注目する余裕が出てきて、、 でもじつはジョンもブライアンと同じくらい本当に《完璧》で、、 それでまた4人の関係の中で ジョンのちょっとした表情、仕草、発言の重要度の大きいこと!!… 

ほんと早回しのような映画で さらっと描かれているように見えてしまうけど、 ジョンを初め ロジャー、ブライアンのちょっとした一言の意味は 映画の中でもほんとにウェイトの重い想い《ひと言》なのですよね、、。

もう、、 最低4回は見ないとちゃんと見れないんではないかと思う映画。。


会場で配られていた MUSIC LIFE の映画公開記念号のフリーペーパー。 これ、 どういう場所でゲットできるのかよく知らないんですけど ぜひともゲットしてください。 中に、 クイーンが表紙になった当時のMLの表紙一覧が載ってます(ほとんど覚えてます・笑) でもできれば大判サイズだった 別冊クイーン特集号も載せて欲しかったゎ。。

 ***



鳥肌モノのライブエイド再現シーンでは、、 ボブ・ゲルドフはもちろん、 あの日のボノとそっくりの恰好をした (あれはクイーンのローディーという設定なのだろうか…?) 、、ステージ後ろの高い柵の上からQUEENの演奏を眺めている様子の再現まで、、 もう見事としか言いようが無い、、

 ***

独りでいるときのフレディのシーンでは、、 思い出すだけで涙がこみあげてしまう せつない苦しいシーンが何度か…

、、たぶん いろんなお友だちがこれから映画を観るだろうから、、 みんなが見て、 ネタばれ全部解禁の状態になったときに いっぱいいっぱい会って話したい、、 前回の最速試写会の時も (明日仕事じゃなかったら朝までずっと喋っていられるよね)っていうくらい 映画について話したいこといっぱいあった。。。 映画とクイーンのことだけじゃなくて、、 今現在 自分たちが見ているバンドのこととか、、 自分たちのこととか、、

この映画はフレディの生き様が主要なテーマだけれども、、 フレディを受け入れることが出来たあの3人、、 共に活動できたのは ブライアン、ロジャー、ジョンという3人だったから、こそ。 それが可能だったのはどうしてだろう… って友だちとも話したんだけど、、 彼等の知性・理性・包容力…? イギリス人特有の良い意味での個人主義や合理主義もあるかもしれない、、 天才を認められる天才的資質を全員が持っていたこと、、 でも そればかりじゃないよね、、 きっと。。

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ブライアン・メイ先生がわたしの最初のギターヒーロー、って事はもうココにさんざん書きましたからしつこくてスミマセン、、 映画を観終えてふと思ったのは、、

ブライアンがレッドスペシャルを弾いていなかったら、、 もしクイーンの音楽を聴いていたとしても、 ブライアンが普通にフェンダーストラトとかギブソンレスポールとか使っていて(と言ってもあのサウンドはレスペじゃなきゃ出せないでしょうけど)、、 それで ブライアンが暖炉のマホガニー材を使ってお父さんと手づくりして、 セミホロウのボディで… っていうスペックの事などが当時の雑誌で紹介されていなかったら、、 私のエレクトリックギターへのその後の関心は変わっていたかもしれないし、、 ティーンエイジの全てと20代前半を捧げたギター愛は生まれなかったはず。。 

たくさんのミュージシャンやバンドを好きになったし、 今でも沢山の音楽を聴いているけれど、、 やっぱりQUEENと ブライアン・メイさんとの出会いは本当に人生を変えたのかもしれないなぁ、、、と あらためて気づいたのでした。。


あっ!! そういえば、 我らが THE YELLOW MONKEY のギタリスト菊地英昭(EMMA)さんが 今度の日曜日のラジオ「今日は一日“クイーン”三昧」にお出になるそうです、、 東郷かおる子さんやROLLYさんらと一緒に。。
http://www4.nhk.or.jp/zanmai/

エマさんもブライアンの大ファンだと思いますけど、、 私のイエローモンキー友だちは見事にクイーンファンともかぶっております。。 お互いそんなこと知らずに友だちになって、、 でも話したらずっとずっと昔からのクイーンファンだった。。。 エマちゃん、 ラジオでどんな話するのかな…? 一日中はムリだけど、、 聴けたらいいな。。


映画公開は 明日9日金曜日から…

ぜひとも 音響の素晴らしい映画館で。。


私もまた観に行きたい、、 お友だちと涙が枯れ果てるまで(悲しい涙ではないから…) いっぱいいっぱい 泣きながらまた観たいなぁ…

映画『ボヘミアン・ラプソディ』最速マスコミ試写会いってきました♪

2018-10-25 | 映画にまつわるあれこれ
まさか当たると思わなかった 最速マスコミ試写会。 クイーン大好きなお友だちと一緒に行って来ました。 六本木ヒルズ TOHOシネマズ… 初めての場所なので時間までに迷わず行けるか どきどきしながら…




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この映画『ボヘミアン・ラプソディ』の完成には本当に紆余曲折があって、、 もう完成には至らないんじゃないかとも思いました、、 最初、、フレディ役の俳優さんが Sacha Baron Cohen と知った時の驚き、、 ていうか (う~ん、ちょっとイヤ!!)って思った事…

そしてブライアン&ロジャー側との意見の相違からキャストが降ろされて、、 そのあとずーっと決まらず、 終いにはまさかの Ben Whishawくんの名前までが挙がって… ベン・ウィショー君は大好きだし 名優なのでもしかしたらフレディに化けてくれるかとも思ったけど、、 やっぱり外見的に違いが大き過ぎるし…

そのあと、、 とうとう Rami Malekくんに決まってブライアン達も今回はとても満足しているという話が流れてきて、、 でも 写真とか映像とかこわくてずっと見れなかった。。 だって、、、 フレディになれる人なんているわけないんだもの、、

、、でも、 映画の予告編を初めて見た時、、 もう、 もう、 そのときからどわーーっと涙が溢れてましたね、、 よくぞよくぞラミ君を見つけてくれた――!! って。 そして、 ブライアン・メイ役の Gwilym Lee さんに (こんなに似ている人いるのか!?!?)と驚愕。。

この映画を完成させてくれたことに感謝、 幾多の困難の末、素晴らしいキャストを揃えてくれた事に感謝、、 フレディの魂を蘇らせてくれた名演に感謝、、 ブライアン、ロジャー、ジョン、そのほかの俳優さん達・制作者の方々の努力に、、 もう感謝しかないです。。


(今回の映画パンフと、75年~78年当時の雑誌と共に)

映画『ボヘミアン・ラプソディ』公式サイト>>


オープニングの 「20世紀フォックス」のタイトルを見ている時からもう鼓動が高鳴って瞳がうるうる…、、 本編開始3秒くらいでもうタオルが必要になり、、 あとはずーーーっと泣きっぱなしでした、、 エンドロールが流れて照明が点いても 二人並んでヒックヒック… (やばい、 立てない…)って二人して笑い泣きしてましたね。。

 (後ろ姿の全員のお尻まで似てるってどういうの??)とか

 (レスペ弾くブライアンの指まで似てる…)とか、、 (…当時の雑誌まじまじ見ても似てる… ちゃんと小指に指輪してるし…)

 (LIVE AIDのボブ・ゲルドフとか、 再現度異常に高すぎない??)とか、、

…なんだろう、、 単に《そっくり》っていう事だけに感動しているわけじゃないんです。。 40年以上前から、 ずっとずーーっと見てきた、、 いい時も、 そうでなかった時も、、 映画はライヴエイドがひとつのクライマックスではあるけれど、、 そのあとのクイーンも知ってる。。 痩せていったフレディも、 病気の話が伝わって、 そしてメディアへのステートメントが出されて2日後の訃報… その日の事も覚えてる、、

フレディという人は 歌声も才能も存在もすべて、 もう二度と現れないものすごい特別なかけがえのない人だった。。 そのフレディが あんなにキラキラとチャーミングに愛しく力強く もう一度映画の中で生きてくれた… もうそれが嬉しくてうれしくて、、

そして、 ブライアン、 ロジャー、 ジョン、、 彼らだったからこそ、 フレディを受け入れてクイーンがクイーンとして在り続けることが出来た、、 ほんと、 バンドって《家族》、、それ以上のものかもしれない。。




クイーンへの想い、、 私の最初のギターヒーロー&片思いの人、、(前に、ブライアンへカードを送った、って書きましたけど、 あれは75年にブライアンが最初の結婚をした時、 幼かった私は片思いが破れたことに傷つきながらも、 精一杯の勇気を出して、 [congratulations!] という言葉を英辞書でひいて カードを送ったのでした… 笑) 

それからアダム・ランバートとの来日公演のこと、、 過去ログはこちらに>>

 ***

TOHOシネマズ六本木の音響もすばらしかったです♪ 

本当に 泣きっぱなしだったけれど、 絶対また公開中にまた行きます。 フレディとメンバーに、 会いに行きます。

試写会、、 ありがとうございました♪



Billyさんが… Billyさんが… ビリーさんが…‼

2017-08-26 | 映画にまつわるあれこれ
きょうは他のこと書くつもりだったんですが、、

あんまり吃驚したので 先にこっち書きます。。。

A Perfect Circle は今年、米国内でツアーしたり フェスに出たり、 メキシコ(だったかな?)フェスに出たりしてたはずですが、、 ギタリストの Billy Howerdel さんがツイートで、、 何かインディペント映画のスコアを書いたよ、と教えてくれたのが6月。。

へ~ぇ、 どんなんだろ、、 聴いてみたいな、、と思いつつ それきりになっていた所、

さっき 何かの映画祭でビリーさんがその映画についてのインタビューを受けている、という映像をみつけて(>>) 、、喋っている事はあんまりよく分らなかったんですけど(笑

それで思い出して、IMDb で調べてみた。。
D-love (2017) という映画です。 サイトの評価も高いし、 ビリーさんの事だから近未来モノとかかと思いきや 人間ドラマみたいだし、 Official site が載っていたので早速、、

https://www.dlovethemovie.com/
なんだか素敵な映画みたいですよ。。 LAの空港で、 ある夫婦がデンマークから来たヘンな若者を車に乗せることになって、、 なんだかその人、(デンマークにそんな場所があるのか分からないけど)文明と離れたような所で育ったみたいで、、 ヘンな若者なの、、

予告編もみてみて下さい。。

 ***

・・・で、 肝心のビリーさんのサントラの音楽は あんまり聞こえなくて残念なんだけど、 少なくとも A Perfect Circle とは似ても似つかない メタルでもないし、 もっとオーガニックな音楽みたいで、、 ビリーさんがどんなサウンドを乗せたのか、、 ぜひ聴いてみたいなぁ。。。


・・・ が!! 驚いたのはそんなことじゃないんです。 これ以上は書けませんので、 もっと知りたい方は映画のオフィシャルサイトをどーぞ御覧になってみてみてください。 もう吃驚したの、 笑ったの、、、って。。。 (笑うことないけど、、 笑うよ)


・・・ ビリーさんは 何もツイートしてくれない。。 


ほんとは この秋聴きたいしっとり系の音楽を載せようと思ったんですけど、、 今日はこれだけにしておきます(笑)  、、まだまだ暑いですね、東京、、



先日、 Bunkamura へ行ったときに入り口近くのショップで買った「ジンジャーアーモンド」、、 すっごく美味しいの! アーモンドに生姜入りのお砂糖がコーティングされていて、 甘いけどぴりりと生姜が効いていて 珈琲にもよく合います。
(このフォトは少し前の。 BBCradioを聴きながら)

…でも、もう無くなっちゃった(泣) また食べたい。。


ビリーさんの音楽も聴きたい (映画も見たい!!)


素敵な週末をお過ごしください、、 笑顔で、ね。


A Perfect Circle に関する過去ログ>>

ミシェル・ゴンドリー監督がボリス・ヴィアンを!

2013-01-26 | 映画にまつわるあれこれ
今朝起きて twitterのニュースをくるくるしていたら、、

「ミシェル・ゴンドリー監督、オドレイ・トトゥ主演の新作『L'Ecume des Jours』、予告編映像が公開」 (http://amass.jp/16871

ですって!! ボリス・ヴィアンの『日々の泡』(または『うたかたの日々』)です。

きゃ~嬉しい。。 「エターナル・サンシャイン」で大好きになった監督。 素敵、、 予告編みただけで どのシーンかなんとなくわかる、、 ちゃんと「ピアノカクテル」も再現されて!!


偶然にもゆうべ ボリス・ヴィアンの youtubeとかいろいろ検索していたんだ~~。 思い出していた理由は、、 こないだも書いたフランスの詩人・小説家 ジュール・シュペルヴィエルの、 長編小説(長編は4作くらいしか書かれていないらしい) を読んでいて、、

ヴィアンの想像力に似ている気がしたんだ、、 なんだか 南米のボリス・ヴィアンみたいな・・・ (シュペルヴィエルは南米生まれだから)

シュペルヴィエルについてはまた書く、、


 ***

昨日、、 こんなCDも見つけて、、↓

「モンマルトルのデュエット」(Amazon.co.jp)

バーキン&ゲンズブールとかの甘いデュエットらが並ぶ中で、、 ヴィアンのこの「奇っ怪な」デュエットが入っているので、、 (でもフランス語の意味分かんない・・・泣)

そしたら、、 youtubeでフランスの医学生がつくったオリジナルクリップがあって、 それに英語の字幕をつけたものが載っていた、、(笑)、、 楽しい↓

Boris Vian: Fais-moi mal, Johnny (Hurt me, Johnny)


私が持っているヴィアンのCDのことなど またいずれ書いてみよう、、 (でもいかんせんフランス語わからんのでなぁ、、 宝の持ち腐れ?)

誰か 『北京の秋』も映画化してくれないかしら・・・


昔のレコードから 長嶋・大鵬・柏戸さん。

2013-01-23 | 映画にまつわるあれこれ
先日、 亡くなられた元横綱 大鵬さん。 「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉が流行った1960年代。 そして大鵬・柏戸という二大横綱の時代、だったわけですね。

訃報を聞いて思い出したものがあったので、 今日ごそごそと探してみました。


60年代のレコード、、 パパのです。 

一番手前のレコード「ウエスタン・ヒット・パレード No.3」 勁文社というところから1961年に出たものです。 私まだ生まれてません。。。



総天然色レコード、って書いてあります(笑)。 フォノシートっていうんですね。 3枚あって、 これは映画 「誇り高き男 1956年」「幌馬車隊 1950年」 の曲が入ってる。 どちらも観たことないです。(ちなみにフォノシートも自分では聴いたことないです、、 ビニールから出すと剥がれてしまいそうで怖いし、 今レコードプレイヤー持ってないので)

このレコードブックの中に、 巨人軍の長嶋茂雄さんと、 大鵬幸喜さんと、 柏戸剛さんのインタビューが載っていて、、



大鵬さんは 「ローハイドが一番」という文章が載っています。 「…略… 私が育った北海道は日本ではいちばん西部に似ているところだと思う。 / 土地の感じもそうだし人間の気風も似ているのではないか。弾丸のとびかうスリルはないが、西部劇をみていてふっと故郷を思いだすことがよくある。…略…」 と書かれています。

1961年って、、 大鵬・柏戸がそろって横綱になった年、なんですね。 この頃から、 お茶の間は「巨人・大鵬・卵焼き」の時代になっていくのですね。。

 ***

パパが病気になったので、、 一緒にナイター中継を見たり、 大相撲中継を見たりした記憶ってほとんど無いけれど、、 3歳のときからいつも遊んでた幼馴染みのお家が お店屋さんで、 店の奥のお茶の間では おばあちゃんがいつもお皿てんこ盛りの煮物や、 お漬物や、 お茶菓子を座卓いっぱいに並べて 私たちに食べさせてくれた。。 そこではいつもお相撲のテレビが映っていたなぁ。。 横綱で私が知っているのは「北の富士」くらいからかな。。。

・・・・ その幼馴染みのお家にはほんとにお世話になりました。。 パパの入院中とか、 きっといつもそこで過ごしていたんだろうな、、 たまにご飯やお風呂までいただいて。。 だから、、 「とんび」のドラマを見るとボロボロになります(笑) 日曜日っていうのがなおマズイ、、 家族の前で平静をよそおうのに必死。

でもあんな風に、 自分の家でもないご近所さんちでご飯を食べさせてもらって、 お風呂に入れてもらって、、 お世話をしてくれる人がいるって ほんとにほんとに幸せな 有難いことですね。


話逸れました。

昭和の大横綱(&ミスター)の思い出として 載せてみました。

今年もありがとうございました。

2012-12-29 | 映画にまつわるあれこれ


まずはフォトの説明から、、

先日、 我が家にお越しいただいたサンタさん、、 よい子にプレゼントを届けてまわるというお仕事を終えられ、 その労をねぎらうべく このままお正月まで滞在していただくことと 相成りました。

こんどは 大黒さまとして・・・

変身前の写真と比べてみてくださいませ(>>)。。 大黒さま、、というか なんか妖しい山賊みたいな気もしなくはないですが、、 家族にはウケたので成功かな(笑)


昨日が仕事納めでした。。 同年代が多い職場での会話…

「かまぼこが800円てどーいうことよ!」 
「ほうれん草だって先週まで100円かそこらのが300円近くよ~」 
「○○は安いから帰りに買っていくわ!」

、、(笑)、、 これが日常であります。。 でも毎年のこのバタバタ感もキライではなかったりするし。 

今年は 旅行もせず帰省もせず このまま家で過ごします。 ひたすらお台所とリビングの往復になることでしょう、、 (酒が酒がのめるぞ~~♪)の歌が聞こえてきそうです、、 という私も呑もうぞ~。

 ***

今年一年ありがとうございました。

、、年末年始の家族の団欒のとき、、 にふさわしい映画かどうかはわかりませんが、、 ずっと前に見た映画の話を。。

「家族のかたち(2002) ONCE UPON A TIME IN THE MIDLANDS」
(allcinema>>

舞台はイングランド、ノッティンガム。 ノッティンガムが田舎、と言っていいのかわかりませんが、 いまはちょっとさびしい元炭鉱の町で ごくごくフツーに暮らすバツイチの女性シャーリーと、 彼女に求婚しようとしているめっちゃ「イイ人」のデック。。 そこへ シャーリーの別れた元ダンナが町へ帰ってくる、、、

この元ダンナがロバート・カーライル。。 カーライル、というだけで なんか「危険」な「厄介者」っていうのが すぐに想像されますね。

一方の 「イイ人」デック、、 デックっていう名前が体を表しているような やたらデカイのだけど気弱ないわゆる「でくのぼう」的人物。。 彼を演じているのが、、 なんと、 以前ここで書いた「パイレーツロック」(>>)でキメキメの伝説のエロDJギャヴィンを演じていたリス・エヴァンス!

もう、、 そのときの姿とのギャップが可笑しいこと (この映画でのデック>>imdb)

そして名演なのが、 シャーリーのひとり娘を演じたフィン・アトキンス。 元パパと、 新パパになるかものデックとの間で、、 

なんか娯楽ときたら 町で一軒だけのバー兼ダンスホールか、 町の公民館みたいなところでやる「ビンゴゲーム」か、、 それしかない、、 ってところも 日本の地方都市も似たようなものだし、 なんだかせつなくて おかしくて かわいらしい。。

さあどうするデックの坊。 がんばれデック。 まけるなデック。
(でも カーライルもできたらしあわせになって欲しい・・・)

そんな 「家族」のものがたりです。

 ***


しあわせな年末年始でありますように。

みんな元気で。  よいお年を!


ウォーケンもおじいちゃんになりました、、

2012-10-05 | 映画にまつわるあれこれ
ヤンキースの地区優勝、 良かったですね~。 9月以降、 イチローさんの活躍も見れたし、、

あとは、、 ポストシーズンの更なる大活躍を期待して、、 球場警備のお馬鹿な警官が不審者とまちがえてジーターを撃たないように! と願うばかりです・・・(笑)

↑というのは 先週見た映画の話。。。 いや~ 笑った笑った、、 ジーター撃つか?! ネタバレなので映画のタイトルは伏せておきましょう。 「おれたちダメ刑事」…とか??

 ***

今朝も ずいぶん笑わせてもらいました。。 こちらの映像↓

Watch Cooking with Christopher Walken with Special Guest Richard Belzer

「クリストファー・ウォーケンと一緒にお料理を」、、というだけで 一種のホラーなのに…(笑)

ウォーケン登場の姿の、、 そのウェストゴムのおスボンを見ただけで、、 いきなり爆笑。。。 可笑しすぎる。。 で、、ふたりのおねいちゃんは誰? 娘?? ちがうよね、、 ウォーケンがスーパーにお買い物に行くし、、、

最高に面白いです。 ぜひ見て下さい。

 ***

ところで ↑これを見てて、 思い出したウォーケンの映画。 『ザ・バッド』



モーガン・フリーマン クリストファー・ウォーケン ウィリアム・H・メイシー 、、という ベテラン大俳優3人が繰り広げる、、 犯罪アクション映画・・・ か? レンタルの分類の棚は「アクション」だったらしいです。。

何の前知識もなく、、 上のパッケージ写真を見たままで映画をご覧になるのが良いかと。。

3人のおじ(い)ちゃま達、 最高です。 オープニングでの 頬の線がたるみかけ、、 心持ち腰も曲がりかけたウォーケンの姿を見ただけで、、 なんだかうるうるしてしまいそうでした。。 あんなに美しかった(←『戦争の犬たち』の頃ね) ウォーケンも、、 年をとるのだと。。。

芸術の秋、、 そして 人生の秋を感じるお年頃の方々(我々)にも ぴったりの映画だと思います(笑)。 先ごろ、、 スペイン(でしたっけ?) 教会のキリストのフレスコ画をおばあちゃまが修復をして えらいことになっちゃったというニュースがありましたけれど、、 ちょっとそんな話も脳裏をかすめる・・・ 

登場人物のおじ(い)ちゃま、 おば(ぁ)ちゃまが、 とっても愛しくなる映画なのでした、、よ。 ウォーケンを愛してきた方には ぜひともお薦め~。




サラ・ムーンから、ミッドナイト・イン・パリへ。。

2012-06-10 | 映画にまつわるあれこれ
ゆうべの『世界ふしぎ発見!』は、 ドイツのメルヘン街道でした。 グリム童話の「赤ずきん」や、「白雪姫」の舞台となっている(ような)村々が出てきて、とても面白かったです。

今朝、 朝刊を読んでいたら、、 読書欄に モデル・女優の市川実和子さんの 思い出の本として 「赤ずきん」があげられていた。 原作シャルル・ペローで、 写真がサラ・ムーン、、となっていて、、 この本のこと、知らなかったです。

『赤ずきん』ワンス・アポンナ・タイム・シリーズ Once apon a time series
シャルル・ペロー原作 サラ・ムーン写真 定松正訳 西村書店

サラ・ムーンの写真による「赤ずきん」、、 この本、 見てみたくなりました。。

 ***

写真家サラ・ムーン、、、 といえば

前に 彼女が監督した映画『サラ・ムーンのミシシッピー・ワン MISSISSIPPI ONE』を見ました。 その時の 映画のスチールを集めた写真集も持ってる。 、、それで なつかしくなって、 その写真集を出してみた。



これが本の表紙。 帯をはずして写したけど、 帯には〈92年3月ロードショー Bunkamura ル・シネマ〉と書いてあった。。 もう 20年前の映画なんだ。。

当時いちど観ただけなので 細部の記憶は曖昧なのだけれど、、 写真を見て 短い台詞を読んでいるとなんとなく思い出せる。。 この少女が 遊園地のメリーゴーランドかどこかで 青年に会って、、(まちがってたら御免なさい) その青年は少女を誘拐する。 でも、 少女は余り疑わずに青年についていって ふたりの短い旅が始まる。。 見知らぬ青年…に対する 少女の無邪気な好奇心と、 すこし大人びた思慕と、、

全編、 たしかセピア色の画面で サラ・ムーンの映像詩、という感じだった。


この映画、、 いっしょに見に行った彼は、、 仕事疲れだったのか 始まるとすぐに寝始めて、 最後まで寝てました、、(笑) べつにそれで嫌いになったりもしなかったけど…

サラ・ムーンのミシシッピー・ワン(1991) allcinema


 ***

サラ・ムーンさん、、 その後 目にする機会がなかったので 今は? と検索してみたら、 写真家としてずっと活躍していらっしゃるようで、、 近年では、 ディオール・オムのお仕事もされていたようです。
Dior Homme - Work in Progress (youtube)

やはりずっと モノクロの映像&フォトを撮りつづけているのでしょうか。。。
最近ではとんとブティックなど行かないけれど、 サラ・ムーンの写真なら、 ディオールオムのカタログとか欲しくなってしまいますね。

 ***

ところで、 もうひとつ発見。
『ミシシッピー・ワン』の 可愛らしい少女 Alexandra Capuano は、 この映画1本しかクレジットが見つからなかったのですが、、 少女を誘拐する青年役の デヴィッド・ロウ(David Lowe)さんは、、といえば、、

なんと ウディ・アレン監督の新作 『ミッドナイト・イン・パリ』に出ているのですって。。 役名は、、T.S. Eliot! 、、そうかぁ、、、 もう中年というか壮年の男性になっているのですね。。。 あの頃の記憶では、 どこかジェフ・バックリーに似た印象の 繊細な青年のイメージだったのだけど。。。

http://www.imdb.com/name/nm0522916/

映画『ミッドナイト・イン・パリ』は、 予告編を見た時の サルバドール・ダリ(=エイドリアン・ブロディさん)に感激して、、 ぜひ見てみたい映画の候補になっていますけど、、 T・S・エリオットさん(当時パリに居たのか?)にも注目ですね。


う~む、、 現代は ネット検索ができて ユーチューブがあって、、 なんでもすぐにわかる良い時代になりました。。 、、でも 『ミシシッピー・ワン』みたいな シンプルすぎる映画は、、 なかなか制作されない時代なのかもしれないですね。。。


「女は泣くから 男より長生きするって」

、、おませな少女の台詞。。


ベン・ウィショー君と、お洒落なロンドン映画。。

2012-06-09 | 映画にまつわるあれこれ
前回の最後にちらっと名前を出した 英国の俳優さん ベン・ウィショー (Ben Whishaw)くん。

彼を知ったのは ダニエル・クレイグさんが ジェームス・ボンドに抜擢される直前のクライム・ムービー『レイヤー・ケーキ』での チンピラ役です。 

ダニエルは ロンドンの麻薬ディーラーなんだけど、 ダニエルが取引をするギャング団(みたいな)ののボス、、の甥っ子、、という役がベン・ウィショー。 ちょっと間抜けで、 ちょっと小心で、 ギャングのボスにはたいていこういうダメな甥っ子ってのがいるよね・・・(笑)、、という役どころです。。(この写真↓)
http://www.imdb.com/media/rm1689747712/tt0375912

名前を出して申し訳ないんだけど、、 日本で撮るならぜったい柳沢慎吾ちゃんだよね、、と話しながら見てました(笑)、、 (慎吾ちゃんの名誉のために付け加えますが、 わたくし、、 結婚するなら慎吾ちゃんみたいな人が理想です。 ジム・キャリーも大好きですですから)

・・・話もどして、
そのダメなんだけど、 どこか一途でなんかやらかしそうな(実際やらかすのですが)演技が光っていたので、 IMDbを見てみたら、 映画のたびにずいぶんお顔が変わる。。。 それになかなかの美少年。 2010年の『テンペスト』では エアリアルを演っているし、、(エアリアルは美しくないと出来ません…よね) 2009年の『Bright Star』では 19世紀のロマン派詩人 ジョン・キーツを演じているし、、

そして、 前回も書いたけど 複数の名優がボブ・ディランを演じる『アイム・ノット・ゼア』に、、 2005年の『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』では、なんと キース・リチャーズを演じているそうな、、、 凄い~。

http://www.imdb.com/name/nm0924210/
、、というわけで ベン・ウィショーくん。 注目の俳優さんです。

ところで映画のほうの感想を少しすると、、 『レイヤー・ケーキ』、、 場面の時系列があっちこっちに飛んで、 人物関係が過去から 現在まで たくさん出てくるので、 人の顔と名前をおぼえるのが苦手なわたしは コメンタリー含め3回見て やっとちゃんと理解できる映画でした。 映像的にも凝っていて 面白いですけどね、、

マッチョになる前の、 知的で 冷静で どんな格好をしても美しいダニエル・クレイグの姿にぼーっとなっていると すぐに話がわからなくなります(笑)、、 でも クライム・サスペンスだから 暴力シーンもあるし、 銃も出てくるので、 (あぁ、、この映画でのダニエルを見て007役が決まったにちがいない! と思わせられます)

レイヤー・ケーキ(2004) allcinema

あ、、そうそう、、 ベン・ウィショー君、 007の新作『スカイフォール』にも出ます。 再びダニエル・クレイグと共演ですね。。 役名が《Q》って、、? Qって ボンドにいつも最新鋭の武器とか開発して渡す人のことだっけ・・・??(よくわかってない)

なんか楽しみ。。


 ***

ところで、、 『レイヤー・ケーキ』はマシュー・ヴォーンさんの初監督作品だそうですが、、 マシュー・ヴォーンがプロデューサーとしてずっとコンビを組んでたガイ・リッチー監督。。 今はシャーロック・ボームズでメジャーになってしまいましたが、、 やっぱりガイ・リッチーさんは 現代のロンドンを描いて欲しいです。

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)も むか~し見て最高でしたが、 『ロックンローラ』(2008)も面白かった!

なぜにジェラルド・バトラーなのだ・・・?! と、ひとり全くロンドンぽくない どう見てもアイリッシュ系のおっさんが主役なのだけど、 ジェラルド一人が妙にダサいところがミソなのですね。。 それ以外の役者がどれもこれも素晴らしく格好良い!のです。

ストーリーテラーの役まわりとなっている《おじさん》アーチー役のマーク・ストロングも端正だし、、 《ハンサム・ボブ》役のトム・ハーディは そりゃあハンサム。 この映画は『レイヤー・ケーキ』をコメディ版にしたような映画で ロンドンのチンピラがいっぱい出てくるのですが、、 その子たちがみんな素敵。。 米国の不良と違う最大の点は、、 ポロシャツ着てるものね(笑)

わたしのおススメは、 チンピラを仕切っているクッキーという男を演じているマット・キングさん。 お顔はイギー・ポップで、 身なりはポール・ウェラー。 この写真のいちばん右がクッキー↓
http://www.imdb.com/media/rm120107008/tt1032755

、、ね? お顔イギーでしょ? それでこの三つ揃いスーツかと思いきや、 下はアイボリー色の細いシガレットパンツで、 白いコンビかなんかの革靴なのです。 おっ洒落~~! ますますジェラルドがどんくさく見えます。。

ロックンローラ(2008)

ただ一人でてくる美女Thandie Newtonさんも 美しかった!
http://www.imdb.com/media/rm52998144/tt1032755

この方のお衣装も素敵で、、 その影響と、 以前に書いたティルダ・スウィントン(>>) の影響で、 今年は大人なワンピースの出番が多くなっている今日このごろなのです。。 


ロンドン映画は 音楽もかっこいいところが良いね。

CBGBの映画。

2012-06-05 | 映画にまつわるあれこれ
NYパンクの発祥地となった ライブハウスCBGBの創設者、 ヒリー・クリスタルを描く映画 『CBGB』、、 だいぶキャストが固まってきたようですね。

CBGB (2012) (IMDb)

関心は、 NYパンクのミュージシャンたちを誰が演じるのか、、ということ。

ジョーイ・ラモーンは、『アバター』に出ていた Joel David Moore ですって。。 ジョーイのようにあんなに脚細かったかなぁ、、、 (ブラッドフォード・コックスならいいのに… 笑) 

パティ・スミスには、 Mickey Sumner と。。。 私 この人の映画みたことないな~。


さっきツイター見たら、 イギー・ポップに フー・ファイターズのドラマー Taylor Hawkins の名が、、、(http://amass.jp/6235) 
彼だぁ~い好き! 可愛いんだもん。 スリムだから イギー適任だと思います。。 (かつてどこかの映画で イギーもどきを演じたユアン・マクレガーさんについては 許せな~い! と思いましたが… 、、いえ、ユアン自身は好きですけど)


 ***

残る 最大の関心事は、、 Television の トム・ヴァーレインですね。。 (テレヴィジョンが出ないってことは無いでしょう?? CBGBなんだから、、)


誰がいい・・・? 身長190(?)センチ以上で、 白鳥のように首の長いひと、、、


、、 もうちょっと背が高くてもうちょびっと若かったら August Diehl なんかは良いと思いますが、、 (今度『世紀児の告白』でピート・ドハーティと共演してますね)
http://www.imdb.com/name/nm0225944/

リチャード・ヘルには Ben Whishaw がいいと思います。 英国人ですが、、『アイム・ノット・ゼア』で ディラン役もやりました。。 『レイヤー・ケーキ』でのチンビラ役も光ってました。
http://www.imdb.com/name/nm0924210/

映画『トラブル・イン・マインド』がDVDに…

2012-05-16 | 映画にまつわるあれこれ
昨日、モーフィーンのことを書いてから、、 また久しぶりに彼らのアルバムを聴いて(ゆうべは Like Swimming を)

自分のCD入れの、 モーフィーンのそばにあったからという理由で 「Don't Let The Bastards Get You Down 」をこれも久しぶりに聴いて…。。 これはカントリーシンガー&俳優のクリス・クリストファーソンのトリビュートアルバムで、、 これについては以前、 書きました。 トム・ヴァーレインが参加しているということで、、(The Hawk>>

トムがカヴァーしているのは、「The Hawk」という曲で、、 このカヴァーが、 Tom Verlaineならではのギターのアレンジも、 歌も、 じつに素晴らしい出来だということを 聴きながら改めて思ってたんですけど、、(アルバムは現在入手困難のよう。。 MP3なら可能のようです↓)
Don't Let The Bastards Get You Down (Amazon.co.jp) 

今回はそのアルバムのことではなく・・・



以前に書いた上記の日記でも 触れてますが、 この曲は85年のクリス・クリストファーソン出演の映画 『トラブル・イン・マインド』のラストで流れてくる歌で、、 そこで歌っているのは マリアンヌ・フェイスフルです。 で、、 このマリアンヌ・フェイスフルのバージョンのが聴きたくなって、、 だけど マリアンヌのアルバムには収録されていないのですね。 「Trouble In Mind」のサントラには入っていますが、 このサントラ、探してみたけれど 国内ではどうも入手困難みたい。。。

Trouble In Mind Original Motion Picture Soundtrack(Amazon.com)

IMDbでは、映画の Trailerが見れます。 その中でもマリアンヌの歌声が流れてますね、、↓
Trouble in Mind (1985)

笑っちゃうくらいダメな男になっていくキース・キャラダインも、 笑っちゃうくらいキメキメなクリス・クリストファーソンも、、 笑いも固まっちゃうくらい強烈なディヴァインも、、 いろんな人の個性が忘れられない映画です。 そして マリアンヌ・フェイスフルの歌声がなんとも素晴らしかった。 (いちおうyoutbで探してみた↓ 映画そのものを使っている映像もあったけど、、 なんたってラストシーンがわかっちゃうのでやめておきます。こちらはイメージ映像)

THE HAWK : Mark Isham & Marianne Faithfull

映画は、 ずっと前に VHSで見たきりだったけど、 なんと25周年でDVD化されたみたいで 発売予定はもうすぐ、、 6月8日です。 (こ、これってサスペンス映画だったのか???)

トラブル・イン・マインド [DVD] (Amazon.co.jp)

IMDbのトレイラーにあったような 25周年のインタビュー映像も入っているのかなぁ、、。 久しぶりに見たけど、 キース・キャラダイン 相変わらずかっこ良かったなぁ。。 現在のお写真は まるで大統領か 大物政治家の役柄が似合いそうな 気品のある風貌になっておりましたが、、 「Cowboys & Aliens」にも出ているらしい、、

見てみなきゃ! (なんか話の方向性がズレてる気が…)


まとめて映画話。。。

2012-01-12 | 映画にまつわるあれこれ


昨年暮、、 bunkamuraへ行った時に持ってきたチラシ、 『ミラノ、愛に生きる』(IO SONO L'AMORE)

ティルダ・スウィントンが主演、、というのも割と珍しいし、 このかたがきちんとお化粧をして、 ちゃんと普通の女性を演じるというのもめずらしかったりして、、(?) 最近では『ナルニア国物語』の〈白い魔女〉の印象が強かったですしね。。

さらに チラシの解説を読んでびっくり、、〈2011年11月で51歳、 2児の母〉、、、え? え?! 、、てっきり 30代後半か、 せいぜい40歳くらいかと思っていたもので。。。 でも、 よく考えてみたら、 80年代のデレク・ジャーマン映画にいつも出ていたし、 「オルランド」からもう20年、、だものね。。。

ティルダといえば、、 メイクもしているのかしていないのかわからないくらいで、 眉もアイライナーも描いてないし、 髪は無造作にオールバック、、 着るものもシンプル、、 年齢も、 性別さえも不詳、、、 というイメージでしょう? (例えばこちらの写真のような>>IMDb) この写真で 45歳くらい…? は~ぁ、、(溜め息) 素敵。。。

でも 『ミラノ、愛に生きる』のtrailer(>>)見たら、 ちゃんと皺もあるし、 それなりの大人の女性で、、 でもメイクしたお顔も、 ドレスアップした姿も綺麗だなぁ、、、 (まるで男の子みたいになるレッドカーペットでの姿とのギャップがまた良いのですが、、)

ちなみに ↑の映画のティルダの衣装は、 ジル・サンダーだそうで、、 ここに出てくるようなすっきりとしたシルエットのワンピースなども、、 また着てみたくなりました。。(最近すっかりパンツ姿ばかりだったので) 冒頭のチラシにあるような、、 ノースリーヴのワンピース、、 まだちゃんと着れるだろうか。。。 着るはともかく、 こんな風に品の良い、 きちんとした大人でいられるかしら。。。(少し難しい)

 ***

ところで、、 話はうって変わって、、



IMDbのサイトで 新作映画を見ていたら 『エクスペンダブルズ2』、、無事に出来ているようですね、、 しかもメンバー大幅増量!(笑) 今度は ジャン=クロード・ヴァン・ダムさんも間に合ったようです。

、、あ、、『ユニバーサル・ソルジャー リジェネレーション』も見ましたよ、 昨年。。 きゃっきゃ笑いながら、、。 人造人間(でしたっけ?)なのに、、 なぜか老けてて、、(笑) ヴァン・ダムさんが なんだかトミ・リー爺ぽくなってて、、。 しかも、、 眠りから覚めたドルフ様の存在意義が、、、 まったくもって意味不明。。。 ほんと楽しい映画でした。。 『エクスペンダブルズ2』でも、、 みなさん大分ご老体になってきてますけど 頑張って欲しいです。。 (ステイサムばっかりにイイ格好させないで)

ドルフ様といえば、、 ずいぶん前から書きたかった映画、、 ドルフ様脚本&監督の『Command Performance』(>>IMDb)、、邦題なんでしたっけ? 「レッド・コマンダー」だそうです、、 これ最高です。 何が最高かと言えば、 ドルフ様がヘヴィメタバンドのドラマーJoe、だからです。。 

舞台はモスクワ。 アメリカから来た超人気女性シンガーの〈前座〉をつとめるのが ドルフ様のメタル系バンドで、、 この組み合わせもよくわからないけど、、 まあよいです。。 冒頭、 そのドルフ様の演奏シーンが、、、 長い!(笑) 上半身裸のドルフ様が華麗にドラムを叩きまくるまるでPVのような、、、 (たぶんこれを撮りたいがための映画であるような、、) テロリストの映画のはず、、、なんだけど、 事件が起きるまで20分かそこらはこの演奏シーンだったような。。。

で、、 〈前座〉が終わって、 ドルフ様がトイレでリラックスしている間、、 ステージでは 人気シンガー&何万人かの観客&ロシア大統領一家を人質にテロリストが立て籠り、、、 あとは「ダイ・ハード」さながら ドルフ様が単身 テロリスト集団に立ち向かう、、、 持っているのはドラムのスティック2本で。。。

↑IMDbのリンクから オフィシャルサイトへ飛ぶと、、 ドルフ様の華麗なパフォーマンスのPVが見れるはずです、、多分。

 ***



昨日は通院日で、、 病院の待合スペースでは オルゴールの音楽が小さく流れていたのですが、、、

某TVの主題歌や、 某Jポップなどと共に、、 『ロード・オブ・ザ・リング』の ホビット庄のテーマ曲が流れていて、、 つい先日 『THE HOBBIT: AN UNEXPECTED JOURNEY』(>>IMDb)の予告編を見たばかりだったので、、 オルゴールの音楽なのに 感極まりそうで、、 (この曲ダメ、、いま先生に呼ばれたら涙目だ、、)と、、 馬鹿みたいに泣きそうになっておりました。。

『ホビット』、、 予告編では ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)の姿もありましたが、 リヴ父こと  エルロンドや、 レゴラスなど、 エルフ達もまた登場してくれるのですね。 クリストファー・リー様も。。。


もう11年も前になるのですね。。。 あのホビット庄の音楽が流れて、、 美しいホビットの村に、 ガンダルフがやってきて 子供たちがみんなで追いかけて、、 ちっちゃなホビットのフロドがガンダルフに飛びつく、、、 映画であんなに幸せだったことって はじめてだったかもしれない。。 お話の中のホビットやエルフの世界が 眼で見れる現実の世界(みたい)になるなんて、、、 


あれから、、 日本ではほんとに悲しい災害も事故も起きて、、 多くの命も失われて、、 多くの人が家を失って、、

もう一度 『二つの塔』や『王の帰還』を見たら、 悲しくて せつなくて たまらないかもしれない、、、 お話の中のこととは言え、、 指輪を廃棄する旅を終えない限り、、 美しい故郷へは帰れないのだもの。。 そして、、 ひとたび指輪を持ってしまったフロドは、、 もう昔の姿には戻れないのだもの。。。


この世界に悲しみが満ちると、、
エルフ達は次第に西の海を渡って、、 この世界からいなくなってしまうのですよね。。。


エルフはまだ この世界に残っていてくれてるかしら。。。


 ***

、、あ、、 ついおセンチなことを、、。


今年の目標は 元日にも書きましたけれど 〈力強く〉 あることなのです。 私の肉体の力強さには限界があるけれど、、 (今年もお医者さん無しには暮らせないけれど) せいいっぱい 〈力強く〉ありたい。。

、、と こじつけだけど今日の映画話の ティルダも、 ドルフ様も、 ガンダルフやエルフやホビット達も、、 みんな強くて素敵だ。。 
てな、、 締めでいかがでしょうか。


I miss you... そして今年もありがとうございました。

2011-12-27 | 映画にまつわるあれこれ
いろいろあった2011年。

12月はなんだか3日くらいしか無かった感じ(笑)、、 速過ぎ。。 職場でも「速かったね、、」という声ばかりで、、 中には 「ぜったい地球の自転速度は速まってる!!」と言い張る人も、、ハハ


 ***

Happyだったクリスマスの宴も、、 ほんとはね、 心のどこかは 少し淋しかったんだ。。。

あなたと、 あなたが、 この世界にいないという淋しさを 今年はずっと感じながら過ごしてきた。 あなたが愛した旦那さまとの楽しい時間を もっといっぱい長く過ごして、 そしてあなたが慈しんだ子供たちが あともう少しで独り立ちして、、 そのあとで やっと時間ができたら、 わたしたちは昔の懐かしい思い出をゆっくりお喋りしようと、、 お互いずっとそう考えてきたのにね。。。

ほんとうに、、 かみさまのなさることは、 時にきまぐれとしか思えなくなる、、、 いつだって 病院のベッドにいるのは私のほうで、 あなたはいつも 夏の太陽みたいに元気だったのに。。


あなたのお家でやったクリスマスパーティー、 楽しかったね。

学校帰りに一緒に歌った歌も、、

一緒に見た映画も、、

手紙でやりとりしたたくさんの秘密も、、、


ずっと忘れないよ。


ずっと ずっと。 いつか逢える時までね、、、


 ***

さて、、、

今年見た映画のことなど、、、 時間がなくてちっとも書けなかったことなどあるけれど、、 ひとつだけ書いて ひとまず、、 ってことにしたいと思います。


シンパシー・フォー・デリシャス(2010) 詳細はallcinemaのほうへ>>

話題としては、 ど真ん中に映っているオーリーが、 こんなカッコしてPUNKバンドのヴォーカリストを演じる、、とか、 ジュリエット・ルイスがかつてのパンキッシュな少女から けっこうな年齢になって、、 でも相変わらず蓮っ葉なベーシストを演じている、、という辺りなのでしょうけれど、 しかし主役は、、 端っこにちっちゃく映っているネクタイ姿の小さな「彼」です。

事故で車椅子生活になった元DJ、、 生活にも困窮して路上の車で寝泊まりし、 食事は炊き出しに頼る毎日、、、 でも、ある時、、 彼に他人の病を癒す不思議な能力があることが判る。。。

車椅子のDJを演じるクリストファー・ソーントンが、 素晴らしかった。 望んでなったわけではない境遇に苦しんだり、 戸惑ったり、、 それでもプライドを保とうとしたり、、 欲心に揺れ動いたり、、 懸命に闘おうとしたり、、、 そういう表情が どれもほんとよかった。

あとでインタビュー映像見たら、 けっこうフツーのにいちゃんなんだけど(笑)、、 ロックミュージシャンになっていく姿はめちゃめちゃカッコ良かったし。。 演じる、、って さっき書いたけど、、 じつは 演技じゃない部分も。。。

ともかく、、 人の欲望とか、 身勝手さとか、 やるせなさとか、、 いろいろ腹が立ったり、 悲しかったり、、、

でも 見終わって あぁ見てよかったな、、と 一本の切れない糸が残ったような、、 そんな気持ちになれました。 いい映画です。


ちなみにオーリーは、、 あれは歌えてたのか…?(笑) 、、なんてね、、 王子様なオーリーもいいけれど、 こういうインディーズの映画を大事にするオーリーは大好きです。

 ***

今年のブログは今日でおしまい。

ことしもたくさんの方にお世話になりました。 立ち寄って下さった方、 お声をかけて下さった方、 見守って下さった方、、 ありがとうございました。

風邪ひかないで よい新年をお迎えくださいね!


アウトローブルース

2011-08-24 | 映画にまつわるあれこれ
ゆうべ、 Bob & Charlieのことを書いたついでに、、 ちょっと前に観た映画の話題を・・・

ピーター・フォンダさん主演の アクション&コメディ映画『アウトローブルース』(1977年) なんですが、、

そういえば 最近、 ピーター・フォンダさんの出てくる映画観たなあ。。 『処刑人 II』では 兄弟のお父ちゃんの、、 過去の因縁のある“ローマ人”というボス役で、、 『3時10分、決断のとき』というラッセル・クロウ&クリスチャン・ベイル共演の西部劇では、 撃たれてもまるで平気みたいにしてる凄い老ガンマン役で、、

お爺さんにはなりましたが、 長身だし、一癖ある個性派として いっぱい映画に出ていて欲しいです、、 声もいいし。

 ***

さて本題。 この映画、 某ショップのフリーペーパーにも載っていたので観た方も多いかもしれませんね。 私も冊子で知りました。

カントリー歌手志望の受刑者の役で始まるのですが、、 ネタバレになるので詳細は省くとして、、 ともかく 出所したのに、 ふたたび警察に追われる身になって、、 でもそれで却って有名になっちゃって 追われつつもカントリー歌手として売れっ子になっていっちゃうというストーリー。 

「出所したら、 オースティンに行け。 音楽の町だ、、」 

と、言われてテキサス州オースティンにやってくるのですよ。 ね? どうして昨日のチャーリーから話がつながるのか、、 でしょ?

アウトローブルース(1977)
映画サイトには、 「アメリカ大陸東へ西へ…」なんてコピーが載っていますが、、 そんなことないです(笑)、、 逃げてるの オースティン周辺だけです(笑)。。 前に mapで見た時も オースティンって、 テキサスでありながら 広い川があって、 湖もたくさんあって、、 水辺の多い町だなぁと思いましたが、 この映画でも オースティンの町でのカーチェイスあり、、 モーターボートに乗り換えてのボートチェイスあり、、 で、 共犯になるお姉ちゃんの住んでいる家が 湖畔に浮いている作りの家でなんだか素敵。



でも、、 逃亡者だっていうのに、 肝心の逃げることよりもこんな感じでニタニタしながら、、 「僕は6年間刑務所暮らしだったから…」 って、 おねぃちゃんを誘っている辺り、、 なんともユルい~~(笑) でもピーター・フォンダだから許せる、、 ベッドに腰かけてる脚、 なが~~い(笑)。。

オースティンの町の人だって、、 逃亡者でしょ? 指名手配犯でしょ? なのにサインはねだるし、、 ライブハウスも大盛り上がりだし、、 さすがオースティンだわ(笑) 追っかける警察も、、 なんか 緩い(爆)

、、でも、、 書きたかったのはそんなことじゃないんです。。 写真見て、、 ね? ピーター・フォンダさん 左利きなんですよ、 しかも右用ギターをひっくり返して左で弾く、、 アルバート・キングさん&ドイル・ブラムホール II と一緒の。。 オープニングの歌うシーンで いきなりそこに眼が釘付け。。。

撮影用にいきなり弾き始めても ああはならないでしょうから、 きっとピータ・フォンダさん、 前からそうやってギター弾いていたんでしょうね。 なかなか上手ですし、 ひっくり返しているからアップのピッキングでやっぱり弾いています。 歌もなかなかお上手。 右用ギターだから、 逃亡者でも その辺のギターを取り上げてちゃんと弾ける、、 理にかなってます。

というわけで、 オースティンに、 左利きギターに、、 超個人的にとってもウケてしまった映画だったのでした。 (チャーリー&ドイルはこのころお子ちゃまだけど、 きっともうライブハウスの隅っこで遊んでいたんでしょうね)

 ***

ピーター・フォンダさん、、 この映画の頃かな? そのむかしCMに出ていませんでした? ブレンディ? 、、、 あれは ポール・ニューマンさんか・・・


ピーター・フォンダさんの過去ログ