ほんの少しだけ、 感想書いておこう。。 レポは ro69 のライヴレポで（＞＞）
「今世紀最高のライヴバンド」とか、 「宇宙一のライヴバンド」という評価が当たっているかは よくわからないけれど、 確かにすばらしいライヴでした。 演奏力の確かさは、 昨年 Austin City Limits のウェブキャストを見ていてほんとにすばらしくて、 それで「ライヴ見たいっ！」と思ったのでしたが、
個人的な好みで言えば、 Voのジム・ジェームスさんはさほど上手いとも思わないけれども、 バンドの演奏力が実に良い。 とりわけギターのカール・ブローメルさん、、 例えば 音を聴いて （あぁジェフ・ベックの音だ～） （デレク・トラックスの音だ～）と、 一発でわかる音色を出すギタリストではなくって、 私が知ってる中では トム・ペティ＆ザ・ハートブレイカーズのマイク・キャンベルさんタイプの、、 楽曲に対して最高の、絶妙の音を出してくれるギタリスト。 そしてまた、 弾いている時の姿・アクションが かっこいい！ （マイク・キャンベルさんも同じく） 弾いてる姿、これ非常に大事。
楽曲の高まりとともに、 ジムと カールが ヘドバンしながら一心に熱くギターを鳴らす姿に、 ついついこちらも熱くなるし、、、 いいところで入れるスクラッチとかもツボ。 あんなに熱いギターを奏でる人だから、 カールのソロアルバムは如何にギターサウンドかと楽しみに聴いてみたら、、、 なんと ソロではこんなに静かなのでした～～（笑）
Carl Broemel "Questions"
でも、ギターの音色は やはり良いね。。
話もどして、、 スタイリッシュなベーシストさんも、 それからキーボードも、 裸足のドラマーも、、 それぞれが実に効果的で、 フォークから サイケデリックへ、 はたまたメタルへと、 サウンドが自在に変化して、 膨張して、 ＡＸの小さい会場がはきちれんばかりに充満していくのでした。 音空間の密度の濃さとその中での音粒の際立ち、、というところでは スピリチュアライズドも大好きなバンドだけれど、 ジェイソンの宇宙的・精神的世界に対して、 マイ・モーニング・ジャケットはもっと 土着的な、 地に足のついたオーガニックな感覚じゃないかな。。
それはやっぱり、 さっきのカールのソロもそうだけど、 根底がフォーク、 というか、 ルーツ音楽がしっかりあるからなんだろうな。
＊＊＊
前に、 エディ・ヴェダーと一緒に、 ザ・バンドの「同じことさ」をカヴァーしている映像をリンクしましたが（＞＞）、、 このザ・バンドという<間口>がわかると、 マイ・モーニング・ジャケットというバンドの足の着きかたも 納得がいくのですよね。。
前の映像が途中で終わってたので、 先日これをみつけて、、 大笑いした、、、↓
Ed Vedder & My Morning Jacket - "It Makes No Difference" [Live in Pistoia, Italy, 09/20/2006]
ラストの ジム・ジェームスさんの <口サックス>・・・！ 爆笑。 サックスがいなかったら、 キーボードでも奏でればいいものを、、 口でガース・ハドソンの完コピしなくても・・・（笑） よっぽど好きなんだろうな、、 この完コピ。
こちらはホーン隊がちゃんといるヴァージョン↓
My Morning Jacket - It Makes No Difference - 10.21.10 Terminal 5, NY
ＡＸの公演でも、 日本独自のホーン隊が参加して下さって、 とってもかっこ良かったですが、 この曲はさすがに演ってくれませんでしたね。。 だいたい my morning jacket に行く人で ザ・バンドなど聴いた世代はあまりいそうもないものな。。（笑）
＊＊＊
後半の、 サイケデリックな音の洪水の後、、 カールがサックスを吹く「First Light」は、、じつにかっこ良かった。 あのサックスの音色も素晴らしかった。 カール、 ペダルスティールを弾かせても名手だし、 ほんとに芸達者。
ＡＸのような小さなハコでは収まり切らない 壮大な演奏力のあるバンドだし、 今度はフェスでぜひ不特定多数な人たちが見れるといいと思う、、 いいもの観た～～ と思えるライヴでした。
「今世紀最高のライヴバンド」とか、 「宇宙一のライヴバンド」という評価が当たっているかは よくわからないけれど、 確かにすばらしいライヴでした。 演奏力の確かさは、 昨年 Austin City Limits のウェブキャストを見ていてほんとにすばらしくて、 それで「ライヴ見たいっ！」と思ったのでしたが、
個人的な好みで言えば、 Voのジム・ジェームスさんはさほど上手いとも思わないけれども、 バンドの演奏力が実に良い。 とりわけギターのカール・ブローメルさん、、 例えば 音を聴いて （あぁジェフ・ベックの音だ～） （デレク・トラックスの音だ～）と、 一発でわかる音色を出すギタリストではなくって、 私が知ってる中では トム・ペティ＆ザ・ハートブレイカーズのマイク・キャンベルさんタイプの、、 楽曲に対して最高の、絶妙の音を出してくれるギタリスト。 そしてまた、 弾いている時の姿・アクションが かっこいい！ （マイク・キャンベルさんも同じく） 弾いてる姿、これ非常に大事。
楽曲の高まりとともに、 ジムと カールが ヘドバンしながら一心に熱くギターを鳴らす姿に、 ついついこちらも熱くなるし、、、 いいところで入れるスクラッチとかもツボ。 あんなに熱いギターを奏でる人だから、 カールのソロアルバムは如何にギターサウンドかと楽しみに聴いてみたら、、、 なんと ソロではこんなに静かなのでした～～（笑）
Carl Broemel "Questions"
でも、ギターの音色は やはり良いね。。
話もどして、、 スタイリッシュなベーシストさんも、 それからキーボードも、 裸足のドラマーも、、 それぞれが実に効果的で、 フォークから サイケデリックへ、 はたまたメタルへと、 サウンドが自在に変化して、 膨張して、 ＡＸの小さい会場がはきちれんばかりに充満していくのでした。 音空間の密度の濃さとその中での音粒の際立ち、、というところでは スピリチュアライズドも大好きなバンドだけれど、 ジェイソンの宇宙的・精神的世界に対して、 マイ・モーニング・ジャケットはもっと 土着的な、 地に足のついたオーガニックな感覚じゃないかな。。
それはやっぱり、 さっきのカールのソロもそうだけど、 根底がフォーク、 というか、 ルーツ音楽がしっかりあるからなんだろうな。
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前に、 エディ・ヴェダーと一緒に、 ザ・バンドの「同じことさ」をカヴァーしている映像をリンクしましたが（＞＞）、、 このザ・バンドという<間口>がわかると、 マイ・モーニング・ジャケットというバンドの足の着きかたも 納得がいくのですよね。。
前の映像が途中で終わってたので、 先日これをみつけて、、 大笑いした、、、↓
Ed Vedder & My Morning Jacket - "It Makes No Difference" [Live in Pistoia, Italy, 09/20/2006]
ラストの ジム・ジェームスさんの <口サックス>・・・！ 爆笑。 サックスがいなかったら、 キーボードでも奏でればいいものを、、 口でガース・ハドソンの完コピしなくても・・・（笑） よっぽど好きなんだろうな、、 この完コピ。
こちらはホーン隊がちゃんといるヴァージョン↓
My Morning Jacket - It Makes No Difference - 10.21.10 Terminal 5, NY
ＡＸの公演でも、 日本独自のホーン隊が参加して下さって、 とってもかっこ良かったですが、 この曲はさすがに演ってくれませんでしたね。。 だいたい my morning jacket に行く人で ザ・バンドなど聴いた世代はあまりいそうもないものな。。（笑）
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後半の、 サイケデリックな音の洪水の後、、 カールがサックスを吹く「First Light」は、、じつにかっこ良かった。 あのサックスの音色も素晴らしかった。 カール、 ペダルスティールを弾かせても名手だし、 ほんとに芸達者。
ＡＸのような小さなハコでは収まり切らない 壮大な演奏力のあるバンドだし、 今度はフェスでぜひ不特定多数な人たちが見れるといいと思う、、 いいもの観た～～ と思えるライヴでした。
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