星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

初桜

2017-03-28 | …まつわる日もいろいろ



・・・って、  ホテルのレストランの

なんですけど(笑)






今週も 

そして 4月も


がんばろうね。。。


ウルバンスキ指揮NDRエルプフィル@ミューザ川崎

2017-03-16 | LIVEにまつわるあれこれ
こないだの週末、、

とつぜんの訃報に…(訃報とは常に唐突なものですが) 慌しく帰郷しました。 40年前の恩師、 たくさんの出会いをくれた人生の先生、 生涯の友たちに出会わせてくれた導師でもあり、 皆のお父さんでもあった。

喪主の方が、 「父は私たち家族のヒーローでした」と仰っていたけれど、、 クラス全員のヒーローでもありました。

・・・だけどまだ実感が湧かない。。 集まった友と、久しぶりにお目にかかったご家族との懐かしい話に花が咲いて、、 たまたま先生だけが今回はいない同窓会をしているみたいだった。。 この次には会えるかな、先生・・・ まだそんな気持ち。。

 ***

そして慌しく帰京して、、 すぐにミューザ川崎へ。



昨年も見た、 クシシュトフ・ウルバンスキ指揮の、NDRエルプフィルの公演へ。

楽曲は上のポスターをご覧ください。

今回のお席は、わざとウルバンスキ君の指揮が見えるように、ステージサイドのバルコニー席。 だったので、、 ずーっと指揮を眺めてしまいました。 なんとまぁ楽しそうに指揮をすることよ、、と その表情をみていてクスっとなりそうに。。

ベートーベンの方は、 抑えた音の部分の弦と管の響きがそれは美しくて、、 なんというかミュートしたようにふわっとした音の出だしなのだけど、 でも指揮と演奏がぴたっと合っていて、、

それを聴いていて、 前にかいた トマス・シッパーズの弦楽のためのアダージョ(その時の日記>>)、、 アダージョをウルバンスキ君で聴いてみたいな、、とふと思ったりして、、

 ***

でも圧巻だったのは、『ツァラトゥストラかく語りき』

冒頭の低音部を引っ張るところから、 あの有名な導入部をゆーったりと、しかも高らかに、、 すごい引っ張るので、トランペットが鳴り響く瞬間を息を詰めて待つ形になって すごいすごい緊張しました(私が)。。 あまりに緊張したので、 その部分が終わった瞬間に記憶がとんで(笑)、、 今の、、今のもう一回聞かせて!!って感じで、、

だけど、 本領発揮はそれ以降だったんですよね、、 
続く 世界の背後を説く者も、 大いなる憧れも、 ゆったりとうねるように、たゆとうように、、 壮大で、 美しくて、、

ツァラ、、、ってこんなに美しい曲だったかしら、、 と。。 前回のチャイコフスキーが、、 あれ? チャイコってこんなだった? なんかシベリウスみたい、、 シュトラウスとか聴いてみたい、、って思ったけれど(前回の日記>>)、、 ウルバンスキ氏にはゆったりとした壮大で、 しかも優美さもある、、 そういう楽曲が似合うのかも、、(そういう楽曲に仕上がるのかも)、、

指揮をする足元が、、 指揮台の赤いフェルト(?)の上でワルツを踊るみたいにときどきくるっと滑るんですよ。。 それもまた優美で、、 上半身は天をめざすように高く、、 背が高くて頭が小さいから、、 ほんとうに踊っているような指揮にも見えます。。


いずれ ニューイヤーで シュトラウスを振る日も来るかもしれませんね、、 というか、、 昨年末にウィーンフィルで演ったらしい第九、、 すごく聴いてみたいのだけど。。

・・・クラシックの素養が無いのでろくな感想も書けませんでしたが、 次回もウルバンスキ氏の来日があれば、 是非に行くつもりです。

3月になりました。吾輩は、猫を読んでいます・・・

2017-03-04 | 文学にまつわるあれこれ(漱石と猫の篭)
夏目漱石の新しい全集 定本『漱石全集』が刊行されたので、 第1巻の『吾輩は猫である』の本読みを始めて 1ヶ月経ちました。。

かつて 大学で卒論のテーマを 漱石にしようか、 ポーの日本受容にしようか、、 あと 何だったかな、、 考えたものもあったのだけど、 とにかく全作品を読んでからでないと始まらない、、というわけで 当時の漱石全集ぜんぶに眼を通して (1ヶ月以上朝から晩までひたすら読んでた気が…)

でも 『吾輩は…』は わたしには手に負えない!! と、、 そのとき以来、 ほとんど読み返したことはなかったのでした。 なにしろ 膨大な英文学や、 英文学どころか古代ギリシャだの ローマだのの哲人の言葉とか出てくるし、、
漫才みたいで面白いにはちがいないのだけど、、 そのやりとりの半分くらいは(難しくて) ちんぶんかんぶんだったし、、 (それは今でも大差ないですが…)

ここ近年、 100周年という感じで 新聞に『三四郎』や『こころ』が再掲載されたりして、 それらを再び読み返したり、、 そんな中で 新しい全集刊行、と聞いたので、、 では そろそろ、 とうとう? 『吾輩は・・・』を読んでみようか、と、、。 でも、 独りではムリ、、 全集の詳細な注釈の助けを借りて、、 それと あちこち検索しながら、、 ネットの恩恵に預かりつつ、、

ま、、 とにかく 全部、 読んでみよう、、 何を思うかも 解らない、、 解るか 解らないか、も わからない、、 でも とにかく最後まで。。

そろそろ読まないと、 読まずに終わっちゃうことになるかもしれないし・・・(笑)と。。。 決意!


誰のためでもなく、、 何かの目的のためでもなく、、


、、 あと 何ヶ月かかるかな、、。 でもそれでいいのだと 思う。




日々の進捗状況は twitter のほうに毎日書いてます、、
https://twitter.com/salli_neko

 ***

おととい、、かな? ラモスさんの会見みてたら涙でちゃった。。 あんなに元気に ボールも蹴れるようになって良かったですね、、

病気のあとの失意や恐怖、、 回復するまでの本人と周囲の頑張り、、 苦しさつらさにくじけそうになってしまうこと、、たくさんあるから。。 ラモスさんのように回復して まだまだ生きる、って仰る姿を見るのはすごく嬉しい。。
自分も病気はたくさんしたけど、、 自分の家族にも、 ラモスさんと同じようなケースあったから、、。。 健康な人ほど、、 病気になったあとの落ち込みから脱するのって すごく厳しいから。。。

ミスター長嶋さんもずーっと頑張っておられますものね、、尊敬します。。 好きなもの、 行きたい場所、 やりたいことがあるって、、 やっぱり強さになるんだな、、と思う。

、、イチローさんも大事無くて良かった! もう、、選手生命にかかわるような怪我になってしまったら、、 ほんと恨んじゃうところだったよ、、 相手の人を。。  WBCも頑張って欲しいしね~~、、 なんだか イチローさんのチームメイトの スタントンやイェリッチが出場する米国の方も楽しみにしちゃいそうなんだけど…(笑


春が来ました。

お外へも出よう~~。


きょうは (だいぶ遅れたけど) お誕生日を祝って貰います。

LOVE