試験は終わったのに、少々調べものがあってバタバタ動き回っています。
それで図書館へ行ったついでに、朗読のCDを聞いてみようと思って、『萩原朔太郎』を選んでみた。他にもたくさんあるのです。『夏目漱石』は、佐藤慶さんの朗読。・・・確か、新潮社のものでは、『三四郎』を風間杜夫さんが朗読しているということで、あ、これは似合いかも、と思いましたが。。
朔太郎の朗読はとても難しい、と思いました。
女よ、
このうす青い草のいんきで、
まんべんなくお前の顔をいろどつて、
おまへの情欲をたかぶらしめ、
しげる草むらでこつそりあそぼう、
(「愛憐」より) *いんき=インキ
などという官能的な詩を語るのは難しいです。(朗読は岸田今日子さんでした)・・・どんなに巧みな方であれ(巧みな方だからこそ?)、、、もともと朗詠用につくられてはいない口語体は、語尾が下降してしまうし、詩であっても散文のようにどうしても聞こえてしまう、と思うのですが、どうでしょう、、、? 語る、語りかける、というのは、こういう詩の場合難しい、、、。
・・・それでも朔太郎の詩、声で聞いてみたいな、と思って、、、それでふと理由も無く思ったのが、ともさかりえさん、、、なんてどうかしら、ね。
と、そんなこんなで、以前英国BBCのサイトで、イェイツの声が聞けたな、と思い出して、探してみました。イェイツは、いつも詩作する時に、声に出して歌うようにつくっていたそうですが、『W・B・イェイツを歌う』というCDの中でも、イェイツ先生は歌うように朗読をしているのが聞けて嬉しいです。BBCのは、インタビューということなのに、やっぱりゆっくりと歌うように語っていらっしゃいます。さすがアイリッシュポエット。
ところでこのサイト、イェイツの他にもたくさんの詩人、作家などの声が載っています。
どうも終戦時の玉音放送の印象があるものだから、39年に亡くなったイェイツの声が綺麗に聞えるのが驚き。そして、ヴァージニア・ウルフの声があるのにもびっくり。張りのある知的な声でした。余りちゃんと聞いてないので、何を話しているかは皆目わからず(ちゃんと聞いてもたぶん解らないかも…)
・・・朔太郎の声も、聞いてみたいな。・・・芥川は、、、昭和2年に亡くなっていては残っていないでしょうね。
BBCのサイト、詩人のリストです。(右のメニューで他にも作家なども選べます)
萩原朔太郎詩集(現在でもたくさんあるのですね、良かった)>>
それで図書館へ行ったついでに、朗読のCDを聞いてみようと思って、『萩原朔太郎』を選んでみた。他にもたくさんあるのです。『夏目漱石』は、佐藤慶さんの朗読。・・・確か、新潮社のものでは、『三四郎』を風間杜夫さんが朗読しているということで、あ、これは似合いかも、と思いましたが。。
朔太郎の朗読はとても難しい、と思いました。
女よ、
このうす青い草のいんきで、
まんべんなくお前の顔をいろどつて、
おまへの情欲をたかぶらしめ、
しげる草むらでこつそりあそぼう、
(「愛憐」より) *いんき=インキ
などという官能的な詩を語るのは難しいです。(朗読は岸田今日子さんでした)・・・どんなに巧みな方であれ(巧みな方だからこそ?)、、、もともと朗詠用につくられてはいない口語体は、語尾が下降してしまうし、詩であっても散文のようにどうしても聞こえてしまう、と思うのですが、どうでしょう、、、? 語る、語りかける、というのは、こういう詩の場合難しい、、、。
・・・それでも朔太郎の詩、声で聞いてみたいな、と思って、、、それでふと理由も無く思ったのが、ともさかりえさん、、、なんてどうかしら、ね。
と、そんなこんなで、以前英国BBCのサイトで、イェイツの声が聞けたな、と思い出して、探してみました。イェイツは、いつも詩作する時に、声に出して歌うようにつくっていたそうですが、『W・B・イェイツを歌う』というCDの中でも、イェイツ先生は歌うように朗読をしているのが聞けて嬉しいです。BBCのは、インタビューということなのに、やっぱりゆっくりと歌うように語っていらっしゃいます。さすがアイリッシュポエット。
ところでこのサイト、イェイツの他にもたくさんの詩人、作家などの声が載っています。
どうも終戦時の玉音放送の印象があるものだから、39年に亡くなったイェイツの声が綺麗に聞えるのが驚き。そして、ヴァージニア・ウルフの声があるのにもびっくり。張りのある知的な声でした。余りちゃんと聞いてないので、何を話しているかは皆目わからず(ちゃんと聞いてもたぶん解らないかも…)
・・・朔太郎の声も、聞いてみたいな。・・・芥川は、、、昭和2年に亡くなっていては残っていないでしょうね。
BBCのサイト、詩人のリストです。(右のメニューで他にも作家なども選べます)
萩原朔太郎詩集(現在でもたくさんあるのですね、良かった)>>