星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Winterreise『冬の旅』:第四章「凍結」Erstarrung

2018-11-29 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)


第4曲は不穏なピアノの震えではじまります。

本書第四章の初めでボストリッジさんは タイトルの「Erstarrung」という語義の説明をしています。 章の題は「凍結」ですが、 CDではタイトルは「かじかみ」となっていますし、 日本語のWikiでは「氷結」となっています、、
辞書翻訳をかければ、「凝固」「強直」「麻痺」「痺れ」「硬直」…などと出てきます。

詩の中にこの語は出てきませんので 凍り付いているもの、 硬直しているものは何であるか読み取らねばなりません、、 歌われているのは まだ緑だった季節に彼女と歩いた記憶、 そこが今は氷に閉ざされた地、、その凍結を自分の口づけで溶かしたいという熱望、 しかし……

ボストリッジさんは語義と 曲の旋律、 歌詞の音などから 第4曲に性的な欲望と抑圧を導き出します。 J・M・クッツェーの小説でシューベルトについて言及されている箇所などを引きながら…

それらを読みながら、 (え…? そこまで考えられるの?)と思ったりして、、 (内容をここに書くこともできませんし…) 
でも、 詩や曲のリズムや音、、 そこからセクシャルな官能や高揚を想起させる効果は E・A・ポーの詩などにも表れます、、 ヴェルヴェット・アンダー・グラウンドの曲しかり、、 パティ・スミスの「Hoses(Land)」しかり、、 でも シューベルトで……

 ***



そんな風に少々うろたえつつ もう一度 第1曲の「おやすみ」から聴き返してみました。 眠ったままの女性を残して家を去り、 嘲るような風見の軋みに追い立てられ、 凍った涙の頬にさらなる熱い涙を零しながらここまで歩いてきた男は、、 この第4曲で ついにいたたまれなくなって、 暖かだったありし日の彼女との思い出と面影を 氷の下から掻き出そうとするかのように大地に倒れ込み、喘ぐ姿が浮かんできます。。

不規則に何度も繰り返される 「Ich」という音は、 涙をしゃくりあげる音にも、 氷の大地に身を打ちつける男の呻きにも 聞こえます。。


Ich will den Boden küssen,
durchdringen Eis und Schnee
mit meinen heißen Tränen,
bis ich die Erde seh'.


こうした激情は、、 やはりロマン主義的な官能でしょう、、

 ***

音楽を聴く時(私が聴くのは主にロックやポップスですが)、 作曲者やシンガーによる曲ごとのコメンタリーが観れたり 聴けたりするのは とてもとても嬉しいものです。。 新たな発見をしたり、 その想いに共感したり、、

、、だけど それに囚われてしまって(悪く言えば先入観を植え付けられてしまって) 言われたようにしか聴けなくなってしまうのでは… とたまに思うこともある。。 だから、 自分の耳や直感をいちばん大事にしたい、とは思ってる。。。

、、 ボストリッジさんの本書は(コメンタリーとして) あまりにも密度も情報量も濃い~~ので、 クラシックの歌曲をこんな風に読んで聴くのは初めてだし、 すごくわくわくもします、、 ただし それを理解して自分の感想にするのは 思いのほかとってもくたびれます、、。

、、 なので 一日一章には縛られないことにしますね、、 (不整脈でちゃうから…)


次章「菩提樹」はまた来週。。 明日はお休みします


週末はお天気が好さそうですね、、


、、 たまには のんびりして、ね…

Winterreise『冬の旅』:第三章「凍った涙」Gefrorne Tränen

2018-11-28 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)



涙が凍るほどの厳しい寒さを経験したことがあるだろうか…

その寒さの中で泣きながら歩いたことはあっただろうか…

頬の涙が凍り、 なおも溢れ出てくる涙の熱さに気づいたことなど……


、、おそらく 無い。。 凍える寒さ、 睫毛や鼻の中が凍ってしまうような寒さは子供の頃によく経験したから、 寒さというものについては解る、、 けど、 その中を(しかも夜だと思う) 涙を凍らせながら歩いた記憶など、、 たぶん無いです。。

 ***

第三曲の詩をまず読んで 旅人の涙とわが身を振り返っての《涙》を思い出しながら、 旅人の感情の強さに 少し動揺して本文を読み始めると、、
ボストリッジさんはまったく違う観点から話を進めていきました。

ナポレオンのロシア侵攻の時代について、、 シューベルトが生きたオーストリアの「ビーダーマイヤー」と呼ばれた時代の空気について、、 そして帝政ドイツからナチス政権崩壊の戦争の時代のこと、、

、、わたしの苦手な(無知な)世界史の分野、、 なぜ「冬の旅」の歌曲の考察のなかでヨーロッパ史を説いていらっしゃるのか、、

「冬の旅」が この《歴史》の中でつくられ、 こうした歴史のなかでどのように歌われ、 人々の間にひろまり、 そして第二次大戦のさなか どのような場所でどのようにこの歌曲が歌われたり録音されたりしてきたか…

、、 歴史に無知ながらも文章を読んでいくうちに、 第1章で女性の家を出ていく《愛》の物語としての「冬の旅」だと 私がそのようにしか認識していなかったこの歌が、 時代とその状況のもとでは、 厳寒の《戦地》への旅を慰め、 あるいは鼓舞する、 兵士の思いと旅人とを重ね合わせる、、 そのような意味でも存在したことがあったのだと、、

、、そうすると 最初に読んだ凍った涙、 溢れ出る熱い涙、という《涙》の意味もまた違ってくるのです。。

ボストリッジさんは《涙》の意味を語るために 近代の戦争にまつわる歴史を紐解いていらしたわけです。。 第3曲を聴き直してみると、、 凍った旅路を熱い涙で溶かそうとするかのように歩みを進める旅人のリズムは、 マーチのような、 行軍のようなリズムにも聞こえます。

 ***




《涙活》という最近の言葉がありますね。。 涙を思いきり流すことでストレス解消になったり、 心によい影響を与えるとか、、。 私も先日「ボヘミアン・ラプソディ」でぼろ泣きしてきたばかりですし…  泣くことはちっとも悪いことだとは思いません、、

、、が、 感情を人前で迸らせることが 文学や芸術の上で称揚される考えと 抑制をよしとする考えとがあることは私もわかります。 明治期、 西洋の近代文学が日本に入ってきた時代に起こった「明治ロマン主義」や「明星」などの新体詩で詠いあげられた抒情、、
明治ロマン主義の代表的な雑誌「文学界」の若者たちがこぞって読んだのが、 ゲーテの『若きウェルテルの悩み』、、 みな自分をウェルテルになぞらえて悲恋や悲劇の主人公になったような熱情にかられていたことは、 同人だった戸川秋骨先生の著書でも読みました。 

漱石は『吾輩は猫である』の中で、 ヴァイオリンを弾く寒月さんを「ウェルテル君」と呼んだり、 新体詩をつくる新しい若者の「インスピレーション」を揶揄したりしていますね、、

 「危険だね。水癲癇、人癲癇と癲癇にもいろいろ種類があるが君のはウェルテルだけあって、ヴァイオリン癲癇だ」

、、という迷亭の茶化しは、 そんな近代の新しい若者の《感情の迸り》を癲癇に象徴させて言っているわけですね、、

ボストリッジさんはもちろん、 日本のロマン主義や漱石のことなど書いていませんが、 バイロンの時代、 ビーダーマイヤーの抑制の時代、 そして戦意高揚の時代、、 と歴史のことを語り、 あるいはまた、 ロシア的、 ドイツ的、、というような民族的な気質についても思いを寄せながら、、 《涙》の意味について、 そして 「凍った涙」「その氷を溶かす熱い涙」をこぼしながら歩き続けるこの歌の旅人について 考察していきます。

この旅人は 厳寒の雪道を歩きながら こらえようとしてもこらえきれず どうしようもなく涙をこぼしているのでしょうか…?

それとも、 ふと気づくと涙を頬に凍らせていた自分、 さらにまだ熱い涙が溢れてくる自分を、、 もうひとりの冷静な自分が揶揄しながら 厳しく歩みを進めているのでしょうか…?


英国人のボストリッジさんは どのように歌うべきと考えていらっしゃるのでしょうか…
それは、、 本書で。。

 ***


、、厳寒の地で 独り涙する…


いつか そんなときがくるような 気もする。。。


Winterreise『冬の旅』:第二章「風見」 Die Wetterfahne

2018-11-27 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)


この章の最初でボストリッジさんは この歌の短いピアノの前奏について説明をします。
(この本はまだ出版からそんなに経っていないので、本文に触れるのはやめようと思います)

CDの レイフ・オヴェ・アンスネスさんのピアノに耳を傾けてみます…

… そう、、 風見。 風にくるくると烈しく回り、、 ふっと向きが止まったと思うと震えるように揺れている… 、、その情景が見えてきます。

、、 ボストリッジ&アンスネスさんのCD「冬の旅」(2004)では この歌は「風見の旗」というタイトルになっていますが、 ボストリッジさんの著書では「風見」。。 そう、著書の中では 金属製の風見として書かれているし、 私もそう思う(あのピアノは金属の風見鶏…) 
本書のほうがCDよりも後に書かれているので(2015年) 現在のボストリッジさんの意見はきっと「旗」ではないのだと思います。。

、、女性の家を出た男を冬の寒さが襲い、、 身を硬くした彼に追い打ちをかけるように 背後の彼女の家の屋根で風見が金属の音を立てて回る…  その音にふいに男は振り返って 彼女の家をもう一度見上げたのでしょう、、 そう思います。。

「風見」には、 その家の格式をあらわす「紋章」としての役割もあるのだそうです。(コトバンク>>) 

、、そして ボストリッジさんは この男とこの女性の家柄について考察をします。。 第一章の歌で、 この男は5月にはこの女性にやさしく迎えられたことになっていますから、 5月から冬になる今まで この家に逗留していた、ということなのでしょう、、 どういう役割として…? 、、なのに なぜ此処を立ち去らねばならなくなったのか…

ボストリッジさんの考察は この歌曲の「旅人」から、 シューベルトその人へと繋がっていきます。 ここからが本当に綿密、かつ詳細、、。 研究者とはそういうものであらねばならないのでしょうが、 シューベルトと友人との書簡や、 さまざまな研究者の主張を紹介しつつ、 自分の考えを模索していきます。

シューベルトは生涯 結婚せずに31歳で亡くなったそうですが、 彼は女性を愛したことはあったのか、 また男性を、、? 友人らの証言、 研究者の異なる意見、、 それに対する反駁、、

 ***



、、私はシューベルトの評伝については何も知らない無知なのですが、 シューベルト自身はとくに名家の生まれではなかったようですね。 それで 作曲をしてもすぐに満足な収入が得られるわけでもなく、 最初は教師になり、 そのほか裕福な家庭へ招かれてそこの子女にピアノを教えたり…

、、 この章の最後で ボストリッジさんが「追記」として フリードリヒ・ヘルダーリンという詩人について触れている部分にとても興味を持ちました。

ヘルダーリン、、 以前にちょっと(ほんのちょっとだけ)なにかで読んだ覚えがありました、、 ドイツロマン派 ドイツ観念論 と関係のある… (私がもっと勉強しなければいけない未熟な分野)

ボストリッジさんは このヘルダーリンという詩人が 「冬の旅」の主人公を理解するのに役立つかもしれない、と ここで紹介をしているわけです。

… 冒頭で書いたように本文に触れることはしませんので、 私がヘルダーリン理解にとても役立った 松岡正剛さんの文章にリンクしておきます。 とても素敵な文章ですので ぜひともご一読を、、


松岡正剛の千夜千冊 フリードリッヒ・ヘルダーリン『ヘルダーリン全集|全4巻』>>

 ***

ヘルダーリンの詩にあらわれる「風見」…

これについてもボストリッジさんは ブリテンの「六つのヘルダーリン断章」として歌っていらっしゃるのですね、 CD化もされていました

Ian Bostridge // Britten: Songs - Warner Classics
「六つのヘルダーリン断章」の第5曲の詩で ヘルダーリンは「風見」と冬の心をうたっているのだそうです。 、、まだ私、 聴いていません、、


冬の夜風に回る金属の風見…


… 彷徨い人の 魂です …


Winterreise『冬の旅』へ… :第一章「おやすみ」 Gute Nacht

2018-11-26 | 文学にまつわるあれこれ(詩人の海)
11月の初めの日記で、、 ミステリーの読書がつづいた今年の残りを過ごすのに なにかミステリー以外で…

 冬の物語、、 落ち葉の物語、、 雪の舞う物語、、 そんな季節を旅する物語もいいな。。。

… と書きました。 
あのあとすでに手元にあったヴァランダー警部のシリーズを2冊、 そしてペレス警部の『空の幻像』を読み終えて、、 でもあの日記を書いた11月の初めには もうなんとなく決めていたんです、、 この本を読んでみたい、と。。



『シューベルトの「冬の旅」』 イアン・ボストリッジ著
 アルテスパブリッシング 岡本時子・岡本順治 訳 2017年

 ***

ダン・エッティンガーさん指揮の ワーグナー:ヴェーゼンドンク歌曲集 と ベルリオーズ:幻想交響曲 op.14 を聴きに行ったのが10月、、

その公演に行こうと決めたのはいつごろだったろう、、 その頃にイアン・ボストリッジさんの「冬の旅」に出会ったのです。。 クラシックも詳しくないし とりわけ歌曲のことは全く素人なので イアン・ボストリッジさんのことも全然存じませんでした、、

もう幾度も来日公演をなさっている私共と同世代のボストリッジさん、 来年の1月にそのシューベルトの「冬の旅」を歌う公演があると その時わかったのですが すでにチケットは完売。。 残念に思いながらCD検索をしたところ、、 なぜかCDではなく 書籍も出てきたので一体なんだろう… って思ったのが最初です。

出版社の紹介ページにリンクしておきます>>アルテスパブリッシング

、、シューベルトの「冬の旅」(Franz Peter Schubert, Winterreise D911, op.89 (1827) のCDは持っていなかったので、 動画でボストリッジさんの歌声も聴いてみました、、 ドイツ語はわからないけれど 力で圧するようなテノールではなく理知的で品があって、 わたしの耳と心を鎮めるように それでいて捕えて離さないように… いつのまにか全曲通して聴いていました。

歌うかた自らが楽曲を 詩を 譜面的な専門的な面ばかりを解釈するのではなくて、 シューベルトや詩人ミュラーの人となりや、 当時の文化的背景を紐解き、 さらに今日の私たちの生きている現代の関心事へと筆は思いのままにひろがっている様子。。 とても広範な知識を網羅して書かれているのに 語り口は初心者にもとても読みやすいものであるとのこと… 

ボストリッジさんはオックスフォードで文化史を研究された、 もともとは音楽の専門教育を受けたかたでは無いという そんな経歴にも驚かされました。 (今年ずっと読んでいたヴァランダー警部の本でも、 ヴァランダーはオペラ鑑賞が唯一といってもいい趣味で、 若き日には声の良い友人をオペラ歌手にして共に世界中を演奏旅行して回る秘めた夢があった… なんて逸話も 当然私の頭に浮かびました)

そして この本の表紙…  カスパー・ダーヴィト・フリードリヒの絵。
フリードリヒと言えば、 昨年秋 シアターカイで観た ベケットの演劇「ゴドーを待ちながら」のパンフレットに使われていた 「月を眺める二人の男」が想い出されました…

Two Men Contemplating the Moon(Wiki)>>

、、昨年のゴドーの事も、 ツイートに書いたきり(>>)(>>) ちゃんとブログに感想をまとめられないでいました、、 シューベルト、 冬の旅、 ゴドー、 陸前高田の一本松、 フリードリヒの二人の男、 かつて見たタビビトの木(それについては昨年ここに書きましたね>>) …… なんだかいろいろと思いが繋がってきて、、 導かれるように (以前書いた、偶然を引き寄せる魔法のように)この本に出会えた気がして、、

 ***



第一章 「おやすみ」

、、 冬の夜も明けぬころ 男は女性の眠る家を出ていきます、、

「なぜ立ち去っていく必要があるのだろうか?」(本書より)

男性は何者だろうか? この家はどんなで この女性は? 「結婚」という言葉が一度はほのめかされたのに なぜ男は旅立つのか?

ボストリッジさんは バイロンやゲーテ、、 はたまた ジャック・ケルアックやボブ・ディランにまで言及しながら 文学、文化、歴史、、 さまざまな観点からこの第1章の歌への思索を私たちに語りかけてくれます。。

ディランが出てきたところで 思わず私も頷きました、、 朝まだき 女性を残して出ていく男… 私がこのブログに何度か書いた大好きな(そしてせつない)歌 「いつもの朝に」(原題: One Too Many Mornings)も頭に浮かびます(ボストリッジさんはこのタイトルを挙げてはいませんが…)

そしてなんと ベケットにも言及なさっています、、 ますます興味が惹かれます この歌に、、 この旅人の冬の旅に。。

歌詞も ドイツ語と日本語の翻訳とが併記されていて、 音楽を聴きながら何度も読み返しています。。

 ***

「冬の旅」は 全部で24の歌曲。 本書も24章と、終章で構成されています。 一日、 一章ずつ読むことが出来れば(日曜日おやすみしたとしても) 今年いっぱいで読み終えることができるし、、 べつに急ぐ必要もないのです、、 一章ずつ、一曲ずつ、、 味わっていければ…

そして できたら一章ずつ此処になにかを書いていきましょう。。

 
Schreib im Vorübergehen
Ans Tor dir: Gute Nacht,
Damit du mögest sehen,
An dich hab' ich gedacht.

VLAD IMIRさんのChristmasカード

2018-11-25 | …まつわる日もいろいろ
14日の日記で 1979年のクリスマスカードを見つけた… って書きました。
クリスマスまでちょうど1カ月のきょう、、 そのカードとちいさなツリーを飾りました。


奥の、 男の子と女の子のイラストがそのカードです。。
これ 誰かからもらったクリスマスカードというわけではなくて、 可愛いので自分で買ったんだと思います、、 こんなクリスマスにほのかな憧れを抱いていた年頃だったのかもしれません。。 でも使うことも無いまま お気に入りのポストカードやなにかとずっと取っておいた物…

カードには…

 VLAD
 IMIR
 1979

というサインがあって、 先ほど調べてみたら 《ウラジーミル》というお名前なのですね。 検索したらこのカードと同じ画像も出てきたのですが(それによるとウクライナの画家の方みたい…) だけど、 その画家さんの詳しいことは何もわからず、、 他の絵も出て来ずに それ以上のことは判らず… (その後、Vladimir Kordic というお名前らしいと判明)

 ***

例年のように UMAくんもクリスマスのお衣装に変わりました。 写ってないけど アドヴェントカレンダーも買いました。



橇には 先日DEAN & DELUCAで買ったチョコレートを今は載せてますが スタバのちっちゃなシュトーレンも可愛いな、、 今度買ってこようかな、、

… あとは キャンドルが欲しいかな…

 ***

これから 年末にかけて、、 《冬の旅》に出かけるのです。。

ほんとうの旅ではありませんのよ、、 音楽と そして読書の……。 それは明日とどくかな? 今年の自分へのクリスマスプレゼント。。


そのお話は またね。。

such a perfect day...

2018-11-23 | …まつわる日もいろいろ


車窓からの一枚…


その日は、 とてもうつくしい一日でした。 列車から眺めた山裾の赤と葡萄棚の黄色の朽ち葉、、

都会から遠ざかると、、 目が覚めたようにすべてが鮮やかに 透明な空気の中で色彩を放っていて 自分が都会ではずっと眠っていたかのような、、 それとも 今みている自然のほうがひとときの夢なのか、、 なんだかすべてがまばゆかった、、


二十年ぶりくらいに逢えた従姉妹や従兄弟も、、 思い出話は尽きない。。

写真もビデオも何も残っていないのに、 そしてそのころの家も残っていないのに、、 あのベランダで一緒に食べた夕食、、  畑で上げた花火、、 向かい合った瞳の中で同じ記憶を見ている 

、、すき焼きを私が作るからと言ったのに おばあさまが買ったお肉が豚肉で 急遽 肉じゃがになったこと、、 愉しかったね、、 ほんと楽しかったね、、 って。。 
たった一度のことだったけれど、 そののち おばあさまは何度も いつまでも あの肉じゃがの話をしていたって、、

遠くにお嫁に行って 今はもうすっかり土地の言葉になった姉さんが

「なんでもね、 貴重だよ、、
 やっておかないかんね、、
 二度と無いことだからね、、 なんでもね… 」 

 ***

さっき、、 兄貴から届いたメールに 「お前まだボヘミアン・ラプソディ見てなかったら…」 
、、って、 遅いよ(笑)


エマさんの ブライアン・メイ・モデルも今さっきTVで観れました…♪



良き日なり…

大好きだったよ…

2018-11-19 | MUSICにまつわるあれこれ
テンプレートと 左サイドバーの音楽替えました♪

Hozier - Movement (Official Video)
 ホージアがふたたび ダンサーのセルゲイ・ポルーニンさんと組みましたね。 ポルーニンのドキュメンタリー映画『セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』は 日本でも評判になったので、 もっともっとホージアも日本で盛り上がって欲しいんですけど…

 Hozierに関する過去ログ>>


Phosphorescent - C’est La Vie No. 2 (Official Audio)


The Rolling Stones - Salt Of The Earth (Official Lyric Video)


Full trailer - Exit North: Book of Romance and Dust


Gary Numan - Ghost Nation (Live at Brixton Academy)



Bob Dylan - Simple Twist of Fate - Take 1 (Lyric Video)


Spiritualized - I’m Your Man



THE YELLOW MONKEY – 離れるな
 映画『ボヘミアン・ラプソディ』を観たあとだから、、 この曲。。 好きなんだ~、、 歌詞も ギターソロも アニーも イアン・ハンターさん風のヒーセのショットも、、 それから ツインリード。。  … 離れるな …


Queen - Somebody To Love (Live at Milton Keynes Bowl, 1982)
 メンバーみんなの良いところがいっぱいに発揮されてる最高のパフォーマンス。。 


 ***





週末の街はきらきらでした。。  クリスマスイルミネーションはとっても美しいと思うし こうやってフォトも撮ってしまうんだけれど、、 本当の事いうと 街路樹を光で覆うのはあんまり好きじゃない。。 最近はどんどんエスカレートして 日本庭園や天然の瀑布のライトアップや プロジェクションマッピングも…  たまのイベントならまだしも、、
… お願いだから 眠りについた冬山や 冬の森林を光で覆うようなことはないように、、。 森も動物たちも 眠らせてあげて…




 ***

私たちきょうだいを愛してくれた翁が天に召されました。 親を早くになくした私には親代わりの大きな背中でした。

牛の餌やり、 山羊のミルク、 チャボの卵、 蚕の雨音(静けさの中で聴く桑を食む音は 雨音のようなの)、 野焼きの煙、 フィールドオブドリームスのとうもろこし畑、 ミレーの晩鐘のような向日葵、、 四角いキセル盆、 鹿の剥製、 豆殻をたたく音、 石ころ道を上ってくるトラクター、、

、、幼い私のワンダーランドでした。 わくわくする思い出しか残ってない、、

、、そのひとが 若い日に軍人だったことは 本人の口から一言も聞いたことは無かった、、 戦争のせの字も、 軍隊のぐの字も、、 話さなかった…


大好きだった。 ほんとうに大好きだったよ…  百歳までもうすこしだったね… でも一度も入院もせずにずっとずっと逞しかったね…   すぐに逢いに行くからね。。

 ***


先日の 明けの明星


きらきらの季節、 たいせつな時間をどうぞ慈しんで。  風邪ひかないでね、、
 

秋の夜の思い出… (&追記)

2018-11-14 | …まつわる日もいろいろ
そろそろ…

部屋の飾りを冬仕様にしようかと… 、、古い 1979年のクリスマスカードを見つけたので それを今年はお部屋に飾ろうかと、、 今までクールベさんの《黒い犬を連れた自画像》が入っていた(けど書棚の奥に埋もれていた)フレームを取り出して入れ替えました。。
 
(クリスマスの飾りはまたいずれお見せできるかな…)

、、 古い写真立てとか、 中を開けると 以前に入れたままのカードや写真が 重なって入っていることが よくあります。
さっき、 開けたクールベさんの後ろに入っていたのは これ……⤵




、、写真プリントのスマホ撮りなので 少し色味とか変わっていますが、、 最初 見た時 自分で撮った写真だと思い出せなかった。。 カナディアンウィスキーのユーコンジャック、 スキットルボトルのもの。。 と、 その横にいるのはアザラシちゃん。。 北国からのスーヴェニア…

ユーコンジャックは当時仲良しだったおじさまが持っていらして一緒に味見をした後 くださったもの。。 アザラシちゃんは… 誰からいただいたのか、、 思い出せない、、 

、、そして 後ろのブルーのものは CDのはずだけど、、 誰のCDだろう…… モーフィーンかと思ったのだけど ジャケット微妙に違う、、  これ、 誰…?

 (23:55 追記 思い出しました♪
  近藤房之助さんの 1st ALBUM 『HEART OF STONE』1990年 …
  … このアルバムも もちろんお礼におじさまに差し上げました …)

 ***

遠い 遠い、、 20代終わりごろの思い出…


あのころ、 一眼レフカメラ(フィルムの)で よくこんな写真を撮っていました。。 そのカメラもいただいたもの…… 、、 お酒も 写真も 文学も、、 みんな ワルいおじちゃま達が教えてくださった、、 (そのかわり いい音楽をみつけると よくテープに録って差し上げた)

遠い日の、、 メールもLINEも存在しなかった日々の 人と人とのつながり…


すこし 懐かしい




こちらは 今朝の光…


冬の光にちかづいてきていますね……

百舌鳥の早贄…

2018-11-12 | MUSICにまつわるあれこれ
昨日、、 用事を済ませた後、、 (クイーン三昧… エマさんそろそろかしら、、)と ラジコを開いたら たった今エマさん終わったところでした…… (しょっく…)

、、 でも radikoのタイムフリー、 一週間聴けるはずだから、、 明日ゆっくり聴こう♪
と 気を取り直して、、 きょう…

 (このプログラムはタイムフリー対象ではありません)

、、て。。  (… しゅん… +。+)


 ***

せつないから、、 ホージアになぐさめてもらっています。。

Hozier - Shrike (Live At Windmill Lane Studios)



  Remember me love, when I'm reborn
  As the shrike to your sharp and glorious thorn

すばらしい歌。。  うつくしい詩です。。

、、 宗教的な意味も…


 ***


、、 百舌鳥の早贄は 忘れ去られるものの喩え…


アイルランドでも 見られるのかな、、 同じ景色が、、。 

 
 秋の野の 尾花が末(うれ)に鳴く百舌鳥(もず)の 
    聲聞くらむか 片待つ我妹(わぎも)

                - 万葉集 -

BOHEMIAN RHAPSODY - Japan Premiere !! ボヘミアンラプソディ ジャパンプレミア行って来ました♪

2018-11-08 | 映画にまつわるあれこれ
熱い思いが通じたのか 映画『ボヘミアン・ラプソディ』ジャパンプレミア上映会に行くことができました~♪



TOHOシネマズ六本木の会場に着いた時には 入り口の階段のところに パープルカーペットが敷かれ、 来日キャストを待つ用意が…

わたしはこのレッド(パープル)カーペットに参加するチケットは持っていなかったので 舞台挨拶のある上映会場のほうへ…

パープルカーペットの様子、 舞台挨拶の様子、、 パープルの法被を着てヒット祈願の鏡開きをする模様は、 映画の公式ブログや 公式Twitterに詳しく載っていますので そちらを⤵

初来日の<クイーン>の3人がパープルカーペットに登場!法被姿で大ヒット祈願の鏡開き!クイーン大好き有名人が愛を 叫ぶ!!

ROLLYさんもパープルカーペットいらしていたのですね、、フレディのコスプレさんがたも勿論、会場でお見受けしましたよ。。

https://twitter.com/bohemianmoviejp

それから、 ブライアンがフェイスブックで紹介してくれていた 英語版の Japan Premiere の記事はこちらに⤵
https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-6362687/Rami-Malek-looks-sharp-electric-blue-joins-Bohemian-Rhapsody-stars-Japanese-premiere.html
鏡開きの様子が 動きのわかるショットになっていて素敵♪

個人的にはブライアン大好きなので、 キャストのグウィリム・リーさんが ブライアンが撮影を見に来た時の事をブライアンの口調で話すのが またそっくりで、、 もうそれだけでキャーーと、、 ブライアンてね 口元をあまり開かずにちょっと横に口を開き気味にして、 それで眼差しを少し眇めって言うの? ちょっと目を細めるようにして理知的に喋るのですよね、、
映画の中でもグウィリム・リーさんは ほんと《完璧!》でした、、

 ***

映画の感想は 10月25日のマスコミ試写会の日記を更新しておきましたので、 熱い初感想はそちらをどうぞ(マスコミ試写会>>)

2度目の試写で もう内容は分かっているはずなのに、、 でも フレディの背中が映っただけで もう胸がいっぱいになり タオルの用意…

フレディが瞳をきらきらさせながら 一心に相手を見つめて話すところ、、 無邪気な子供がいやいやをするみたいにお茶目に身体を揺するところ、、 

QUEENのライヴDVDやビデオもいっぱいあるし、 ライブエイドだって持ってるし、、 その中で《本物》のフレディはいつでも観れる。。 こないだの試写会から帰って、 やっぱりすぐにライブエイドのDVD もう一度観ました。 
本物のフレディの映像を今までも見ていたけれど、、 でもいつも (この歌声はもう二度と聴けない、、 フレディはもういないんだ) っていう事が頭のどこかに常にあって どうしても淋しい気持ちが心のどこかにある、、 

、、けど、、 この映画を観た時の気持ちは違うのね!! フレディなの!!
本物のフレディじゃないのにフレディにまた逢えた気がするの。。 なんて言ったらいいのかなぁ、、 夢を見ているときって 夢の中で起きている事は《現実》じゃないですか、、 たとえ辻褄の合わないことがあっても夢の中では自分はそこに《生きてる》じゃないですか、、 そういう感覚。。 あ~~~ フレディが此処にいた~~!! また逢えた~~!! って、 それに似た感覚。。 喜び。。

学生時代の4人が出会って、、 デビューして、、 ボヘミアン・ラプソディの入ってる『オペラ座の夜』のレコーディング風景があって、、 世界ツアーして、、 

昨日も友と話したけど、 日本ではファーストシングルの「炎のロックンロール」(Keep Yourself Alive)1973年 からがんがんラジオで流れていましたよね。。 英語も習ってない子供だったけど それでも耳で憶えて歌えるくらいラジオでかかっていましたよね、、。 その時代から知っているんだから、 映画はその時代からの早回しを(まるで夢の中で自分もいっしょにそこに生きているかのように) もう一度体験してるような幸福感・至福感…

そして 最初の試写会では フレディと、 大好きなブライアンと(たまにロジャー)を観るのに夢中でジョンにまで目が追いつかない状態だったのですが (ゴメンなさいっ)、、 昨日はやっとジョンの表情や仕草にも注目する余裕が出てきて、、 でもじつはジョンもブライアンと同じくらい本当に《完璧》で、、 それでまた4人の関係の中で ジョンのちょっとした表情、仕草、発言の重要度の大きいこと!!… 

ほんと早回しのような映画で さらっと描かれているように見えてしまうけど、 ジョンを初め ロジャー、ブライアンのちょっとした一言の意味は 映画の中でもほんとにウェイトの重い想い《ひと言》なのですよね、、。

もう、、 最低4回は見ないとちゃんと見れないんではないかと思う映画。。


会場で配られていた MUSIC LIFE の映画公開記念号のフリーペーパー。 これ、 どういう場所でゲットできるのかよく知らないんですけど ぜひともゲットしてください。 中に、 クイーンが表紙になった当時のMLの表紙一覧が載ってます(ほとんど覚えてます・笑) でもできれば大判サイズだった 別冊クイーン特集号も載せて欲しかったゎ。。

 ***



鳥肌モノのライブエイド再現シーンでは、、 ボブ・ゲルドフはもちろん、 あの日のボノとそっくりの恰好をした (あれはクイーンのローディーという設定なのだろうか…?) 、、ステージ後ろの高い柵の上からQUEENの演奏を眺めている様子の再現まで、、 もう見事としか言いようが無い、、

 ***

独りでいるときのフレディのシーンでは、、 思い出すだけで涙がこみあげてしまう せつない苦しいシーンが何度か…

、、たぶん いろんなお友だちがこれから映画を観るだろうから、、 みんなが見て、 ネタばれ全部解禁の状態になったときに いっぱいいっぱい会って話したい、、 前回の最速試写会の時も (明日仕事じゃなかったら朝までずっと喋っていられるよね)っていうくらい 映画について話したいこといっぱいあった。。。 映画とクイーンのことだけじゃなくて、、 今現在 自分たちが見ているバンドのこととか、、 自分たちのこととか、、

この映画はフレディの生き様が主要なテーマだけれども、、 フレディを受け入れることが出来たあの3人、、 共に活動できたのは ブライアン、ロジャー、ジョンという3人だったから、こそ。 それが可能だったのはどうしてだろう… って友だちとも話したんだけど、、 彼等の知性・理性・包容力…? イギリス人特有の良い意味での個人主義や合理主義もあるかもしれない、、 天才を認められる天才的資質を全員が持っていたこと、、 でも そればかりじゃないよね、、 きっと。。

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ブライアン・メイ先生がわたしの最初のギターヒーロー、って事はもうココにさんざん書きましたからしつこくてスミマセン、、 映画を観終えてふと思ったのは、、

ブライアンがレッドスペシャルを弾いていなかったら、、 もしクイーンの音楽を聴いていたとしても、 ブライアンが普通にフェンダーストラトとかギブソンレスポールとか使っていて(と言ってもあのサウンドはレスペじゃなきゃ出せないでしょうけど)、、 それで ブライアンが暖炉のマホガニー材を使ってお父さんと手づくりして、 セミホロウのボディで… っていうスペックの事などが当時の雑誌で紹介されていなかったら、、 私のエレクトリックギターへのその後の関心は変わっていたかもしれないし、、 ティーンエイジの全てと20代前半を捧げたギター愛は生まれなかったはず。。 

たくさんのミュージシャンやバンドを好きになったし、 今でも沢山の音楽を聴いているけれど、、 やっぱりQUEENと ブライアン・メイさんとの出会いは本当に人生を変えたのかもしれないなぁ、、、と あらためて気づいたのでした。。


あっ!! そういえば、 我らが THE YELLOW MONKEY のギタリスト菊地英昭(EMMA)さんが 今度の日曜日のラジオ「今日は一日“クイーン”三昧」にお出になるそうです、、 東郷かおる子さんやROLLYさんらと一緒に。。
http://www4.nhk.or.jp/zanmai/

エマさんもブライアンの大ファンだと思いますけど、、 私のイエローモンキー友だちは見事にクイーンファンともかぶっております。。 お互いそんなこと知らずに友だちになって、、 でも話したらずっとずっと昔からのクイーンファンだった。。。 エマちゃん、 ラジオでどんな話するのかな…? 一日中はムリだけど、、 聴けたらいいな。。


映画公開は 明日9日金曜日から…

ぜひとも 音響の素晴らしい映画館で。。


私もまた観に行きたい、、 お友だちと涙が枯れ果てるまで(悲しい涙ではないから…) いっぱいいっぱい 泣きながらまた観たいなぁ…

11月になりました。。

2018-11-02 | 文学にまつわるあれこれ(ほんの話)
ウチで使っているカレンダーの中のひとつが 2カ月毎のものがあって (毎年お友だちの会社がくださるの) それをめくって最後の一枚になると 途端に《年末》感が一気に押し寄せてきます。。

… このカレンダーを頂いて 新年を迎えたのがついこの間のことのよう…

、、時間が速く感じること、、 年をとるのがはやく思えること、、 そのことはもうちっとも悪いことには思えなくなりましたから また一年生きられたこと、 こうしておばあちゃんになっていくこと、、 それはちっとも悪いことじゃない、、

でも 一番好きなこの季節が あっという間に過ぎていくのはもったいない~、、 秋晴れの空、 朝のすがしい風と光、、 そしてもうすぐ色づいていく樹々、、 

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、、 先日 皇后さまが退位後の楽しみとして 本がゆっくり読めること 今まで我慢していた《探偵小説》も読めること、、 と仰っていましたが、、 皇后さまとならべるのは畏れ多いですけど、 ほんとに抜けられない仕事に追われている間は、 ミステリーを読もうというのは私もムリでした。。 他に読まなくては、、という本があったせいもあるけど、 仕事を一段落してからやっと今、、 あぁ 今日もミステリーに浸れる、、という楽しみに私も気づけましたから。。

いま読んでいる ヴァランダー警部の本が10月のスウェーデンで、 どうやら 11月3日に事件が解決する模様… (あと30ページくらいで読めます)

読み終えたら次はなにを読もうかしら、、 すでに本は数冊用意してあるのですけど、、 このままミステリーを読み続けて カレンダー最後の一枚を過ごすのが急にもったいなく思えてきてしまった、、 不思議な《年末》感。。 

冬の物語、、 落ち葉の物語、、 雪の舞う物語、、 そんな季節を旅する物語もいいな。。。
ミステリー以外でなにか読みたくなってきました、、 (だって ヴァランダー警部、、いつも焦っているんですもの、、 せわしいのょ…笑)

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きょうは 類くんのフェルメール、、 素敵でしたね。 (TVのお話…。 類くん好きです)

、、 明日はまた 絵画展に行きます。 フェルメールは先日見ましたので、 違う所へ、、




美しい秋空がつづきますように…  


うつくしい季節を楽しめますように…