星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

富士山見れたし、、

2011-04-28 | …まつわる日もいろいろ
来てよかった~、、 浜松。

すごく幸せになれたよ。

この前から、、βブロッカーのせいで立ちくらみがひどくて、 Zeppではちょっとしんどかったから、 今日はお薬減らして来た(笑)

心臓いたわるのも大事だけど、ライブで踊れなくちゃ意味なーい。。 ベッドの上だけで長生きしたって楽しくなーい。。


ギターよかったなぁ。。 ふたりとも。 ほんとによかったです。

毎日聴いていたいな、、、


大好きな歌がいっぱいいっぱい聴けて、 ほんとうに 幸せ。



もうすぐ新横浜ですー。。 ただいま~。。

絵本『てぶくろ』

2011-04-13 | 文学にまつわるあれこれ(林檎の小道)
以前、新聞に載っていた記事。

 「てぶくろ」印税 被災者に 画家の遺族が申し出 (asahi.com>>

これを見て注文した本が昨日とどきました。 懐かしい・・・!


人間のおじいさんが落としていった片っぽだけのてぶくろに、 どうぶつたちが棲みつくお話。。 次から次へと どうぶつたちがやってきて、、、 

ちっちゃなてぶくろの中に、 そんなに住めるわけないのに、、 なぜかはいれちゃう。。




「避難所で身を寄せ合っている方々…」と、、 新聞の記事にはありましたが、 助け合って暮らしている被災地の人々に思いをめぐらすようでもあり、、、 ちっちゃな島の上でなんとか頑張ろうとしている この国そのもののようでもあり。。。

そのちっちゃな島は、 地殻の大きな力でまだぐらぐらと揺さぶられ続けていて、、 そんな中で 燃えさかる焔を身体にくくりつけたまま 綱渡りをしているみたいだ。

でも、 でも、 このちっちゃなてぶくろの中でがんばらないと。。 てぶくろがはじけとんでしまわないように。

 ***

この『てぶくろ』は、 幼馴染みの男の子がずっと前に 好きだ って言ってた本。。 同じロシアの絵本だけど、 私は、 次から次に助っ人がとんでくる『おおきなかぶ』が大好きだった。

amazonでこの本のページを見たら、、 『おおきなかぶ』のイラストは 先日亡くなられた彫刻家の、 佐藤忠良さんだったと気づきました。 ラチョフさんの『てぶくろ』の動物たちも可愛いけれど、 佐藤忠良さんの描く 赤ら顔の鼻のおっきなおじいさんたちの絵も すごくあったかい。

てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)  エウゲーニー・M・ラチョフ (Amazon.com)

 ***

さっきの話にもどるけれど、、 ちっちゃなてぶくろで身を寄せ合っている生きものたちを読むと、、 以前に書いた シュペルヴィエルの 『ノアの方舟』をどうしても思い起こしてしまう。 方舟が狭いものだから、 大きな鰐の口の中で 子豚が眠っていたり、、 ライオンが子羊と隣り合わせて おとなしく子羊を舐めていたり、、、 みんな ほんとうにけなげだ。


、、、だけど、、

ノアの話は、、 今はこれ以上読めない。。 これ書いてても泣いてしまう、、 その後の 「泳ぐ男」の話とか 想い出してしまって、、、 大好きな 大好きな 話だけど、、 今はせつなすぎて。。


、、 また 地震。。。  だけど東京はたいしたことないし、 揺れるのにも慣れてきたよ(笑)

毎日、、 いい話と 悪い話がある。  毎日、、 うれしい事と せつない事がある。  毎日、、 怯えさせるものと 力をくれるものが ある。

力をもらって、、、 



笑顔を返そうね。