星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

Rickenbacker 360/12 のお話

2010-02-09 | MUSICにまつわるあれこれ
スーパーボウルのハーフタイムショウ、今年は The Whoでしたね。(、、と書きつつ本題は The Whoではないんですが、、)

TVで見れなかったので、夜 youtubeで観たのですが、、 光や花火の華々しい演出だったものの、、なにか物足りない、、なんだろう。。。 と思ったら、 ステージの周りにお客さんを入れてなかったせいだと気づきました。 昨年のボスも、 以前のTom Petty & The Heartbreakersも、 U2も、 ストーンズも、、 すぐ近くまで観客が入ってましたよね、、 その熱気が無い。。。 それがなんかとってもさびしい感じがしてしまいました。 心なしかサウンドも、 ロジャーのVoも、 調子いまひとつに聞こえてしまったし、、、

、、それで、、 つい前はどんなだったっけ、、と Tom Petty & The Heartbreakersのハーフタイムショウ、、 また観てしまった。 、、、ほんとに、あのお客さんのHappyな表情を見ると幸せな気分になります。 彼ら、、「アメリカの良心」なんて評されてたりしますが、、 愛されてるなぁ、、と感じます。 大ヒット曲ってのも、 ないバンドなのにね。。。
Superbowl 42 Tom Petty Halftime Show 02/03/2008 Part 1
http://www.youtube.com/watch?v=6bHy67jMyBc

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ところで、、 昨年暮れ、、だったかな? とある知人から、 リッケンバッカーのギターのカタログをいただきまして(↑写真)、、、 ギターのカタログ眺めるのなんて 久しぶり。 リッケンといえば THE BEATLES。 ジョンや、ポールや、ジョージが愛したリッケンのモデルについて書かれていて、、、 リッケン、 全然詳しくないので嬉しかったデス。

、、でね、 いやぁ、、無知で恥ずかしいですが、、 ジョージのあのリッケン、、(というか、 私にはハートブレイカーズでお馴染の)、、 ファイアーグローの Rickenbacker 360/12 というのだそうですが、 12弦だって初めて知った!(恥ずかしぃ) 、、そうだったんだ、、 「ハード・デイズ・ナイト」の最初の (キャヮーーンッ♪)っていうあれは12弦だったのか。 あの1音って、 特別ですよね、、 本当に。。。 そっかぁ、、 (しみじみ、、)

、、このカタログ見なかったら一生知らなかったかもしれない、、(汗)
リッケンバッカー・360/12 Wiki>>

というわけでHeartbreakers のDVD引っ張り出してみた。。 マイク・キャンベルがよくあの12弦を使っていました。 トムは同じカラーの6弦のも使ってました。 上のハーフタイムショウの映像でもトムが弾いてますね、、これは12弦かな、たぶん。
 
ちなみに、 ARC Angelsでは チャーリー・セクストンが Living In A Dream で必ずあのリッケンを使います。。。 というわけで、 こっちも見てみた↓ 
The ARC Angels "Living In A Dream" at Auditorium Shores SXSW Music 2009
http://www.youtube.com/watch?v=X3fTWKnGnn4
、、ほんとだ、、 12弦だ。 そっか、、、あの ジャララァ~ンってきらきらした音は12弦だったのね、、(納得)

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今さら、、って話ですけど、 ますますあのリッケンの音色 好きになりそうだ。 
、、そうそう、、 ハートブレイカーズと言えば、 トムもマイクもギターコレクターで有名ですが、、 前にこのCBS-TVのインタビューを見て、 びっくり!! したのを思い出したので載せておきます~。(144本! だって?) 
トム・ペティの懐かしい映像もいっぱいだし。

After 30 Years...Tom Petty Still Rocks
http://www.youtube.com/watch?v=99e7cPcUAZY

映画の友。

2010-02-06 | 映画にまつわるあれこれ
昨夜は 28年来の友とお食事してきました。 
彼女が一番好きなのは 映画。 学生時代は 3本立ての名画座とか ふたりでよく行きました。

卒業後は 遠く離れて暮らしていたけど、、 手紙をやりとりしては、 リュック・ベッソンの『サブウェイ』を真っ先に教えてくれたのも彼女。。。 ベッソン、、 レオス・カラックス、、 ジャン=ジャック・ベネックスという、 フランス映画界の"Les Enfants Terribles"「恐るべき子供たち」と呼ばれた3監督には、 ふたりでハマっていたものでした。
最近 フランス映画、、 あまり見てないなぁ、、、

東京でまたふたりが暮らすようになって、、 なかなか忙しくて頻繁には会えないけれど、 この前 ウチに来てもらった時には ネットで映画のサイトをめぐってTrailerを見ては映画談議。
近年のふたりのお気に入りは、 ウェス・アンダースン監督に、 彼女はスパイク・ジョーンズ監督 (私は『マルコヴィッチの穴』しか知らないんだけど、、)。

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そして 今 ふたりが一番観たいのが、 『かいじゅうたちのいるところ』。

昨秋、 Trailerが公開された時、、 あのアーケイド・ファイアの「Wake Up」の楽曲を使った予告編みて、 幾度泣いたことか。。。(あれは本当に反則!です。 しかも、あれ 映画の本編ではあの音楽は使われてない、、んですよね、、?) ともかく、 観るたびに条件反射的に泣いてしまいます、、、 なぜだろう、、 マックスとかいじゅうたちが可愛すぎるから? 映像と楽曲がうつくしすぎるから?  モーリス・センダックのあの絵本の世界が あまりにも純粋にあったかく再現されてるから? 

彼女はちかぢか見に行くと言ってました。 、、眼の悪くなった私は、 字幕と映画館の大きなスクリーンとを同時に見るのが大変になっているので、 おそらくDVDで見ることになるでしょう。 カレン・Oのサントラも欲しいなぁ。。。

かいじゅうグッズも欲しいなぁ。。。

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、、、 ふたりとも お婆さんになっても、、 (もし元気でいたら、、) ふたりで映画の話していられたら 素敵。。

『八月の鯨』の リリアン・ギッシュとベティ・デイヴィスみたいな お婆さんになって。。。