星のひとかけ

文学、音楽、アート、、etc.
好きなもののこと すこしずつ…

第二十六夜 アンデルセン『絵のない絵本』

2017-12-26 | 文学にまつわるあれこれ(林檎の小道)
きょうはお掃除をがんばろうと思ったんだけど…

心臓のご機嫌が麗しくないので 少し横になりながら、 なにか短いお話を、、と
アンデルセンの『絵のない絵本』を手に取りました。

この物語は、 お月さまが貧しい画家の屋根裏部屋の窓辺へおとずれて 毎晩ひとつずつ、 お月さまが見てきたお話を聞かせてくれる、、というもの。

きょうは26日だから、 と「第二十六夜」のところをふと開きました。




煙突掃除の少年。
、、 仕事を終えて 煙突のてっぺんへ顔を出して、、

「…お月様だって、 お日様だって、 ぼくを見ることができるんだ。 ばんざあい!」


、、「ぼくは」でなくて、 「ぼくを」。。



えらいね。 みんなが昨日 サンタさんに逢えたとしたら、 それはキミのおかげだね。



『絵のない絵本』(アンデルセン作 山室静 訳・いわさきちひろ 画)
童心社 フォア文庫



、、私のお掃除はもうちょっと持ち越し…  神さまごめんなさい。

(、、家族にもごめんなさい、、だと思う…)