チャンネル回してたらやってたのでどんな言い訳するんだろうと思ってつい見てしまった。一見科学番組のようなあるある大辞典だったけど舞台裏がこれほど酷いものとは思わなかった。科学のかけらもない。この番組を作ってる人の中には工学部とか理学部のようないわゆる理系の人は殆ど居ないと感じたが実際どうなんだろう。印象としてはSF映画でも作ってるような感じ。
折角の検証番組なのに視聴率は1桁しかない。今頃はこんな会話をしてるんだろうか。
「 何だこの視聴率は! もっとインパクトのある内容に出来なかったのか 」 |
「 事実をそのまま放送したら地味になっちゃいました 」 |
「 俺達はテレビ番組を作ってるんだ 」 |
「 その通りです 」 |
「 だったら反省してるように見えるような演出が必要なんだよ 」 |
「 確かに反省してるようには見えなかったですね 」 |
NHKの朝の連続ドラマを見てたのは中学生か高校生の頃までかなぁ。朝は慌しいしからチャンネルなんてそれほど変ない。だからドラマというよりも正確な時計代わりだった。
この時間にテレビを見てる人ってどんな人なんだろ。都心に通勤する人はもう家に居ないだろうし、地方だと通勤時間が短いとはいえ始業が8時とか8時半だったりするからやはり居ない。同じ視聴率でも家に居るのに見てもらえないのとそもそも家に人が居ないのでは番組の作り方も違ってくるだろう。
どんなに良い番組だとしても家に居ないのを考えずに8時15分に放送してるようではマヌケである。おっと、視聴率が下がった理由も分らないのにマヌケ呼ばわりは気の毒か。でも社会生活の変化によって家に居る時間帯は変わっただろう。ちなみにそんなに視聴率が気になるのなら去年の紅白に出てたあの人を出演させたらどうかな。
見る側は視聴率なんて気にしてない。「 お前そんな番組見てんの? これって視聴率3%じゃん。俺が見てるやつなんて先週19.4%だぜ 」 なんて会話はしない。それよりも捏造率とかヤラセ率ってのに興味があるよ。