ブログに写真を載せようとした時、その写真が暗かったり今一つだった時は明るくしたりコントラストを強くするような加工をするんだけど、その時はノートPCの画面を見ながらやる。マルチモニターでやっているのでふとその写真をもう一つのモニターに移動したら随分と違った感じになっていた。色だけではない。モニターの解像度によっては縦横の比率が微妙に違うなんてこともあるかもしれない。丁度横長テレビに映った人が太って見えるように。
自分が見ている赤色を他人も同じように赤に見えているのか確かめようはない。だけど同じ人間が見ているんだからまさか青とか緑に見えてることはないと思う。でも赤が色々あるように微妙に違った色合いで感じているかもしれない。もしかしたら人種によって微妙に違っててそれが国民性の違いなんて事になってるんだろうか。
脳神経の配線が突然変異か何かで青と緑が全く逆に感じるようになるなんて人もいるのかな。天才的色彩感覚の芸術家なんて言われてても単にそれだけのことだったりして。上の写真の下の部分は緑と青を入れ替えたもの。例えばRGBで 128,100,200 なんていう色があったら 128,200,100 のようにする。それを全ての点で入れ替えたのが下の部分である。灰色の部分はRGBのそれぞれの値が元々ほぼ同じなので入れ替えても殆ど変らない。
これで何か奇抜な配色になるかと思ったらそれほどでもなかった。勿論芸術性も出なかった。天才ってのはその程度のことではないようだ。だけどもっと原色が多そうな例えばブティックのショーウインドウだったらどうだろ。
スポーツの多くの試合というのは余興ではなく次のより大きな試合に出場するための予選である。当然次の試合に出るには勝たないといけない。そこには当然筋書きのないドラマ、それも非情なドラマがある。アメリカなんかだとカールルイスのような選手でも代表になれないことがある。しかし実績重視の日本にはそんな悲劇は無い。でもある意味別の悲劇はある。
女子柔道48キロ級は優勝した選手が世界選手権代表になれなかった。同じ選手に2度負けた2位の選手が実績があるってことで代表にってそんなことあるのかいね、って日本ではよくある話。マラソンなんて毎回何かあるけど他の競技でも似たようなもんだろう。谷でも金、2位でも(実質)金、か。筋書きのあるドラマというかヤラセ選考会というか。これじゃぁ YARASE ちゃんかい。
肝心なところで怪しくなるルール、もうスポーツとは言えない。2位なのに選ばれた時の心境はどうなんだろう。辞退する気は無さそうだから・・・、柔の道からも外れてそう。それより気の毒なのは優勝したのに代表になれなかった福見友子選手。負けて代表を逃したのならこれからの練習をどうするか考え様があるがこういう場合はどうすりゃ良いんだ? これで谷選手が世界選手権で良い成績になったらもう福見選手の北京ナシ決定だよね、実績無いもの。