今年も赤い百合が咲いた

　梅雨空なので色鮮やかな絵が欲しいなと思ってたら去年庭で見つけた百合が咲いていた。ボッケ家の庭は花壇ではない。初めて見た人は単なる藪だと思うような庭。そして今は緑一色なのでこの赤い花は一際目立つ存在だ。

ハイヒールでハイピーク

　中央アルプスには縁が無いが、木曽駒ヶ岳には１度だけ登ったことがある。勿論ロープウェイの無い木曽側からだ。そんな機会があったのも木曽に実家のある人がいたからだ。今から３０年くらい前のことだけど途中の山道では誰にも会わなかったような気がする。今でも木曽側からなら静かな山登りが出来るんだろうか。

　山頂近くで紙袋を下げた革靴を履いたオッサンがいた。あれは何だ、熊か、カモシカか、違う、サラリーマンだって言葉が浮かんだ。木曽の反対側、駒ヶ根からだとロープウェイがあるのでこんな人が岩がゴツゴツしてる所に居るのだ。

　都市で生活してる人って世の中の道は全て舗装されてると思ってるんだろうか。女の人はハイヒール、男は底がツルツルの革靴で山にやってくる。こういう所に来るならせめて運動靴の類を履くか持ってくれば良いのにと思う。

早速、ハイヒール登山客！

富士山、てんてこ舞いの山開き

・・・・・全て略・・・・・

2013/07/02 14:02　産経新聞

　ハイヒールでも良いと思うよ。１０分もしないうちに撤退だろうから大騒ぎにはならない。だけどそんなハイヒールによる最高到達地点記録ってどのくらいだろ。

こういう常連客はヤダね

　楽器店のような専門店にはお得意さんの他に常連ってのが居る。そして奥の方で店主と喋ってたりする。そんな時に店に入るとジロッと見られる。もしくはいらっしゃいとも言われず無視される。ま、瞬時に大した客ではないと見破られてるんだろうけどどちらの対応も気分は良くない。

　佐久には山道具屋が無い。山道具が欲しくなったら峠を越えて松本まで行くことになる。片道７０ｋｍくらいあるし途中には割引券を使っても片道５００円という関所がある。だから割引セールの時にしか行かない。店員にはセールの時にしか来ないと思われてるだろうけど自称賢い消費者である。

　山梨の別荘に芋掘りに行ったついでに甲府の山道具屋で買い物をした。レジで計算していると常連らしき爺がレジを打ってる店主らしき人にしきりに話しかける。「 ××さんは○○山(欧州の山)に行ってるの？ 」 とか何とか。

　ったくウザイ爺だなと思ってると店主は 「 あ、これは… 」 と間違えた。俺はこの爺にこんな事を言ってみたかった。言い方はゴルゴ１３風だ。「 レジを打ってる時とロープを結んでる時は静かに見ていろ 」