舞妓茜（マイコアカネ）

♀

　今まで見てたのと似てるようで違うトンボ。ナンチャラアカネは似たようなのが沢山いて区別が難しい。掲示板で質問して名前が分った。名前が分ってから検索すると赤とんぼの見分け方ページが幾つか見つかった。そのうちの１つがこれ。

　マイコアカネの♀が居るということは♂も居るはずだ。その♂の顔には水色の部分があるらしい。そういうのは他の赤とんぼでは見たことない。胴体だったらギンヤンマの胸と腹の境目辺りが水色。

人間は自分のミスを見つけられないことがある

　岡目八目といって囲碁や将棋の弱い人でも自分より強い人達人がやってるのを見てると良い手が見えたり悪い手が分ったりする。人間は間違いをするけど、自分自信でそれを排除するのが実に難しい。でも他人は案外簡単にそのミスを見つける。なのでミスを防ぎたい時は２人でチェックし合うのが良い。

　フリークライミングはその登り方で幾つかの形態がある。ボッケ家でやるのは登る人の安全をロープで確保するもので２人１組でやる。ところがこのやり方で肝心なロープを結ばなかったことによる事故がたまに起きる。大抵死亡事故だ。本当にそんな信じられないようなミスが起きるのだ。それを防ぐためにお互いに相方のをチェックする。それ以外の方法では防ぐことは無理だと思う。




　(3)にスリングをぶら下げるという今までに経験したことのない事をヨメは試みた。そのため(2)のホールド、これがまた掴みどころの無いホールドなんだけど、そんなホールドを必死で持ちながらヨメは(3)の所にスリングをかけた。(1')にはアブミがかかっているが、フィフィというフックでかけてあるだけなので妙な動きをすると外れる可能性がある。


正しく使えば安全

　そのために(1)にはカラビナがかけて安全を確保、ではなかった。今にも外れそうなかけ方だったのだ。


今にも外れそう

　ヨメは(3)にスリングをかける事に気を取られ、ビレイをしてる人もしてない俺もそれを見逃していた。ヨメが少し進んで暫くして俺が見つけた。見つけられなかった理由はヨメの身体の陰で見えなかったこともあるが、まさかそんな状況でそんなミスをするとは思わなかったから。知らぬが仏、ヨメは安全が確保されていると思って先に進んだ。

出番の来ない道具達

　ロシアンルーレット＠岩登りでリングが無かった所に細いスリングをかけて急場を凌いだというのを書いた。家に戻ってその日の事を色々話しているとヨメは 「 そういえばピンチバッグの中にそういう細紐がある 」 と言い出した。

　そしてその記事にこういうルートを登りに行く時はリングボルト二本、ハーケン３枚位、ジャンピングとハンマーは必ず持って行きましたというやぶこぎさんのコメントがあった。その話をヨメにした。すると 「 そう言えば… 」 とヨメが言うから 「 ちょっとそれ見せてみ 」 と言った。そこで出てきたのがこれ。


ヨメの道具箱から出てきたジャンピングセット

　正にジャンピングセット。やぶこぎさんが言ってた道具だ。あとここに無いのはハンマーだけだ。う～ん、以前にも似たような光景があったような気がする。ヨメの持ち物の中には使われないまま何処かに仕舞われてる物があるのだ。そういえばヨメは山に行くとよく何処ぞを何時通過などとメモしてるけど、あとで読み返したりちゃんと書き直してる所を見たことないな。