こんな終了点でトップロープを繰り返す

　先月２度ほど二子に行った。これだけメジャーな岩場なのに錆びて怪しいボルトが使われてるルートがあった。ＪＦＡのリボルトが追いついてないようだ。ならば非公開の所ではどうかというともっと酷いことが多い。ルートを作った時、それも３０年以上も前のボルトが今でも使われてる所がある。たまにリボルトしてくれる人が居るけどそういう人は極めて少数なので追いつかない。古いボルトは細い、穴が浅い、錆びているの三拍子。


人気ルートの終了点＠非公開岩場

　最近トップロープで登ることが多くなったけど、さすがにこういう終了点ではやる気になれない。もっともこの写真を撮りに再び登った時はトップロープだったけどさ。何れもクライムダウンして戻ってきた。

　最近始めた年配クライマー達は毎週のようにこの岩場に通い、数年ほどして５.１１にトライするようになった。写真のは人気ルートでグレードは５.１１ａだ。まだ練習中なのでトップロープ。人生経験豊かではあるけど危険への感度は意外にも鈍い。フリークライミングは野球やサッカーに比べたら怪我が少ないというか殆ど無い。だけど小さなミスが命取りだったり安全を保証してるはずのボルトがこんなんでは命がけになってしまう。勿論命をかけてやる価値は無い。





　岩場では登った後は極力クライムダウンすることにしてる。最高グレードは５.１１ａかな。登る方のグレードより大分下がる。でもロープにぶら下がらないので危険度が格段に下がる。そしてロープなども傷まないという良いとこだらけ。トレーニング効果もあるし何より登る時にラインを間違えた時に後ずさりする時に役に立ちそうという期待。