ふと立ち寄った本屋さんで、1冊の本に心魅かれました。
「悲劇の少女 アンネ」
~アンネの日記の著者・感動の生涯~
ナチ・ドイツのユダヤ人迫害により、15歳の「生」を終えたアンネ・フランクが、どんな日常を送り、どんな少女であったかを、日本の少年、少女に紹介したいという思いから、出された本だそうです。
ユダヤ人として生まれた悲しみ、隠れ家という特殊な環境の中での苦しみ、人間の醜さ、さらには、協力することの美しさが、アンネ自身の目を通していきいきと書かれている「アンネの日記」は、世界中の人達を感動させ、勇気を与えています。
そんなひどい環境に追い詰められても、常に希望を失わず明るく、正しく、生きたアンネ。
訳者の久米 穣さんは「アンネは聖少女ではなかった。ある時は悲しみ、ある時は喜び、あるいは小さな秘密を持ったりした、普通の少女だったことにほっとしました」と書き添えていらっしゃいます。
少年、少女にぜひ読んで欲しいという思いから、原作を縮小し、やさしい言葉で書かれていますので、あっとい間に読めてしまいました。
私の心に残った文章は、アンネが残したメモにあった、
「アンネのつぶやき」
この地球は、皆が仲良く暮らしていくのに、決してせますぎないはずです。
皆が、神をうやまい、話し合い、乏しい物を分かち合えば、貧乏な人、不幸な人など一人もいなくなるはずです。
もう一つ、彼女のお父様の言葉
「アンネは、死ぬまで、人間はみんな良い人で、いつかすばらしい世界が来ると信じていた。
これは、世界の人々が心を合わせて努力すれば、決して不可能なことではないと思います」
いま、また、どこかで「戦い」が起こりそうな気配がします。
そんな時に、見たこの本・・・
子ども達だけでなく、大人も読んで下さるといいのにと思いました。
「悲劇の少女 アンネ」
~アンネの日記の著者・感動の生涯~
ナチ・ドイツのユダヤ人迫害により、15歳の「生」を終えたアンネ・フランクが、どんな日常を送り、どんな少女であったかを、日本の少年、少女に紹介したいという思いから、出された本だそうです。
ユダヤ人として生まれた悲しみ、隠れ家という特殊な環境の中での苦しみ、人間の醜さ、さらには、協力することの美しさが、アンネ自身の目を通していきいきと書かれている「アンネの日記」は、世界中の人達を感動させ、勇気を与えています。
そんなひどい環境に追い詰められても、常に希望を失わず明るく、正しく、生きたアンネ。
訳者の久米 穣さんは「アンネは聖少女ではなかった。ある時は悲しみ、ある時は喜び、あるいは小さな秘密を持ったりした、普通の少女だったことにほっとしました」と書き添えていらっしゃいます。
少年、少女にぜひ読んで欲しいという思いから、原作を縮小し、やさしい言葉で書かれていますので、あっとい間に読めてしまいました。
私の心に残った文章は、アンネが残したメモにあった、
「アンネのつぶやき」
この地球は、皆が仲良く暮らしていくのに、決してせますぎないはずです。
皆が、神をうやまい、話し合い、乏しい物を分かち合えば、貧乏な人、不幸な人など一人もいなくなるはずです。
もう一つ、彼女のお父様の言葉
「アンネは、死ぬまで、人間はみんな良い人で、いつかすばらしい世界が来ると信じていた。
これは、世界の人々が心を合わせて努力すれば、決して不可能なことではないと思います」
いま、また、どこかで「戦い」が起こりそうな気配がします。
そんな時に、見たこの本・・・
子ども達だけでなく、大人も読んで下さるといいのにと思いました。