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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

クラス会

2004-03-22 | インポート
高校3年の時のクラス会へ出席してきました。

私が通った高校は、当時は男子校のようなもので、各学年とも女子は20名前後しかおらず、その女子が2クラスに分かれ、残りの3クラスは男子のみという編成でした。

私のクラス「3年B組」も52名中、女性が12名でしたが、もう二人、亡くなっています・・・寂しいですね。
そして男性も二人亡くなり、住所が分からなくなってしまった方が5人いました・・

今回、集まったのは25名、お彼岸中ということもあり、家族や親戚が集まるので欠席、という方が多かったのは、設定日のミス?(笑)
このクラスは、当時の委員長だった男性の方が、今でも委員長としての責任を感じ(笑)、毎回彼が設定、連絡とすべてを引き受けて下さっているのです。
「本当にありがとう」と、毎回頭が下がります。
せすから、何かお手伝いできることがあればと、「新しい名簿」を作ることを引き受けてきました。

このクラス会は、2~3年毎に開かれていたのですが、今回は「20年前後ぶり~~」の方が3名おりました。
嬉しいですね!
最初は「えぇ~~?誰?」なんて思ってしまいましたが、数分もすると・・・
「あの席に座っていたよね」
「○○先生に殴られたでしょう?」
「当時は学帽・・つぶしてたね」
「あまりお話しなかったよね」

なつかしいことが、次次に思い出され、一瞬にして、高校生に戻ったような気分でした~~。

高校生の頃の印象が話題に出て、「お前は悪だったな」とか「吹奏楽で頑張ってなね」「職員員室に怒鳴り込んだ」・・・
初めて知ったこともありました(笑)

ちなみに私のことは・・・
「演劇部のマドンナで、近寄りがたかった」
「ガードが固くて、好きだなんて言えない雰囲気だった」・・・
とお世辞いっぱいの言葉を男子全員から頂戴しました・・・きゃははは

そして今は・・・「身体も丸くなって、話やすくなったし、成長したなぁ~~」ですって!・・・
(これ、太ったってことですよね?喜んでいいのかなぁ~?・・・あははは)

私が高校生の頃は、「男性と話をする」「いっしょに歩く」まして「お付き合いする」なんてことは、ご法度の時代でしたから・・・(苦笑)
男子校に通っているので、余計に「気をつけなさい」と言われていたような時代・・・今から思うと変ですね。

年を重ねて、それぞれの生きてきた中で、人間的にも成長したクラスメイトたち・・・損得なしの関係はいいものですね。


お彼岸に・・・

2004-03-22 | インポート
春分の日の土曜日(20日)は、冷たい雨の降る日でした。
でも、主人はこの日しか時間がとれませんでしたので、お墓参りに行ってきました。

先ずは、海の見える場所にある私の両親のお墓へ。
ここに立つ度に、船乗りだった父には一番ふさわしい景色だと、いつも思います。
お彼岸の中日ということで、雨にもかかわらずお墓参りに見えている方もかなりみかけました。

次に向かったのは、主人の両親のお墓です。
ここのお寺には「首大仏」という、「大きな顔」だけの大仏さんがあります。
(harusanの部屋の絵日記にUP)

300年以上前に、名古屋藩主の徳川義直氏お行列が通ったとき、母親を外で行水をさせていた娘が、あわてて、たらいごと母親を家に引き入れたのを見た氏が「心がけの良い娘じゃ」と言って、城に奉公に上がらせたとか。
後に娘は氏の子を宿したが「私は身分の低いもの。下から子どもを産むのは恐れ多い」と、割腹し子を産んで死んでしまたようです。
それを弔うためにた作られた大仏・・・というような説明文がありますが、なぜ首だけなのか・・・なぜ、こんな長い顔をしているのか・・・誰が作って奉納したのか・・・すべては不明のようです。

最後に回ったお寺さんは、主人の友人が眠るお墓のあるところです。
高校時代に、一番仲良しだった友人・・・2年生の時、自ら命を断ったのだそうです。
主人にだけ手紙を残していったようで、その時のショックは鮮明に覚えているようです・・・
長いこと、お墓参りに行けなかったことが気になっていたようでした。
友人のお墓の前には、たくさんの椿の木が植わっていて、周りにはたくさんの花が落ちていました・・・その鮮やかな色がいやに目に焼きついています・・・