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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

さよならは、つらい・・・

2004-03-31 | インポート
またまた「別れ」が・・・

今年になって、帰国してしまった外国人の友人が3人・・・
その度に「さよなら」がつらい・・・

今日もまた一人・・・4月末で、ブラジルへ帰国する若い友人が、訪ねてきてくれました。
5月1日のフライトチケットを予約したとのこと。
オランダにいる友人を訪ねて、2週間ほどヨーロッパで遊んでから故郷へ帰る予定だそうです。
「ブラジルへ帰ったら、もう外の国へ行く機会がないかもしれないから、いろいろ見て帰ります」って言ってました。


「harusan、絶対に一年以内にブラジルへ来てください。」
「何で一年なの?」
「僕は、帰ったら、日本語使う機会がないと思います。だからすぐ忘れます。一年くらいなら、まだ大丈夫と思いますから・・・」

あははは・・そういうことらしいです。

「サンパウロの空港まで車で迎えに行きます」
「何時間くらいかかるの?」
「6時間かな?」
「エェッ~~!」

「私の家からイグアスの滝、近いからつれて行きます」
「そこは絶対見たいからお願い。で、何キロくらい?」
「300キロくらいだよ」
「エェッ~~!」

「僕の家、何日でも泊まってね、大きいよ~~」
「いくつお部屋あるの?」
「20くらいかな~~」
「エェッ~~!」

ただただ、驚かせてくれる彼です。(笑)

4月の最後に我が家に泊まりに来てくれるそうです。
「別れ」は本当につらいけど、世界のどこかの国で、時々私のこと、思い出してくれる人たちがいる・・・ステキなことですね。





春・・・気分も晴・・

2004-03-31 | インポート
cafeで知り合った染織家の友人の作品を観に上野の美術館へ行ってきました。

絵画、彫刻、工芸、写真・・・とたくさんの会員の方たちの作品がジャンル毎に展示されておりました。

昨年も、この展覧会を拝見させていただいたのですが・・・友人の作品にたどり着くまでに、非常に疲れた記憶があります(苦笑)
最初に「絵画」部門がありますので、いつもの、展覧会のつもりで、一つ、一つの作品をジックリ見ながら回ってしまったのが失敗でした。
100点以上の作品の画風が違い、それぞれの持つ個性の強烈さに頭が混乱したんです。

友人の作品の展示してある場で、ほっとしたのですが、なにせ疲れがたまっていたので、その作品の持つ奥の思いを受け止められませんでした。
その失敗を繰り返したくないと、今回は、「絵画」の部門は流しました~。(苦笑)

「工芸」の場所は、織物、焼き物、彫金、染め・・・と心の落ち着く作品が多くありました。
全体の数として少ない分、じっくりと観ることができます。

今年の友人の作品「薄暮」・・・私は好きです!

シルク地に大きな牡丹の花が染められています。
暮れゆく空気を感じさせるグレーのバックに、牡丹のピンク色がとても美しく、ハナビラの透け感がとても気持を和めてくれました。

「寂しい夕暮れではなくて、今日も一日充実してました。明日もきっと良い日だよ~~」っていう一日の終わりを伝えているのでは?・・・と勝手に感じた私です。

いつも、何事にも真摯にぶつかっている彼女の様子を、cafeでの日記を通して感じているのですが、ここ数ヶ月の日記で、日々への向き合いかたが、少し穏やかになってきているのでは?と勝手に感じていましたので・・・
作品を拝見して「やっぱり」と思ってしまいました。
(これはあくまでも私の勝手な想像ですから、違っていたら本当にごめんなさい)

自分では芸術的な才能がまるでない私ですが、絵や焼き物を見るのが大好きで、多くの美術館を訪ねて、たくさんの作品を観てきました。
そんな中で、技術的な匠さとかよりも、「何かを訴えている」という「自分の感じたままの思い」を大切に楽しんでいます。

難しく批評とか感想とか書けませんが、私の思い書かせて頂きました。
birmaさん、ありがとうございました~~。
(作品は、写真集・・アラカルトにUP)