「宇宙戦争」・・・トム・クルーズとスピルバーグ監督が組んだ「SF」超大作映画です。
が・・・生きるか死ぬかの状況下で、二人の子どもを守ろうとする主人公の愛・勇気に感動する映画でもあるのです。
アメリカ・東部の小さな町の港湾労働者・レイ・フェリエ(トム・クルーズ)は、別れた妻・マリー・アン(ミランダ・オットー)との間に生まれた息子・ロビー(ジャスティン・チャットウィン)と、娘のレイチェル(ダコタ・ファニング)と久し振りの休日をすごすことになっていた日・・・
突然、あたりが暗くなり、強い風が吹き、空から稲妻が走り、地面が割れ、巨大な不気味な形の戦闘マシーンが現れたのです。
異星人の侵略です!
トライポッドと呼ばれるこのマシーンは、何千年も前から地中に埋められていて、今、稲妻を伝わって降りてきた異星人によってあやつられているのです。
レイは、ロビーとレイチェルを連れて、マリーの住む町へと向かうのですが・・・
街中を破壊されて逃げ惑う人々。道路をうめつくす避難民。そんな彼らに、容赦なく攻撃をし殺害をする異星人。
川を流れるおびただしい死体とか、フェリーが沈没する場面とか・・・(映画とわかっていても目を覆います。)
異星人の攻撃は世界中に及び、人々は逃げる場所もなかった。
→攻撃され破壊されたものは、すべて「赤いツタ」のようなものになってしまうのです。
異星人達が、自分達の住みよい町にしようとしているのでしょうか。
親子3人で必死に逃げる途中で軍隊に出会ったロビーは、「最後まで戦うんだ」と軍隊と共にどこかに行ってしまったのですが・・・レイとレイチェルは、近くの家の地下室に隠れることに・・・そこで出会ったオギルビー(ティム・ロビンス)は、この修羅場の中で、心を蝕まれ、レイたちに危険をもたらしてしまいます。
世界一を誇る大国アメリカが、たった2日で、侵略者によって破壊されてなすすべもない・・・こんなセリフが、今でも、耳に残っています(苦笑)。
そして・・・
トライポットに捕獲されてしまった多くの人間達・・・だが、最後の時、彼らは心を一つにして「異星人」に立ち向かっていくのです・・・。
前妻マリーの実家・ボストンの家にようやくたどり着いたレイとレイチェルの目に、無事だったロビーの姿が・・・
常に父親のレイに逆らい続けていたロビーの「パパ~~!」と呼んでハグするところ・・・ほっとしました。
←・・しかし・・・トムの息子役の「ジャスティン・チャットウィン」って、トムにそっくり~~~と思いませんか?(笑)
これからの一押しかも~~~ふふふ
この映画の中で、一番印象に残っている場面は・・・
レイが娘レイチェルにサンドイッチを作っているとき「生まれたときからピーナツアレルギー」だということを、初めて知ったときの顔・・・
レイチェルの「好きな子守唄」をにせがまれても、歌えなかったときのレイの顔・・・
忘れられません。
「子育てを放棄してきた父親の悔い」の目・・・悲しげで寂しげで・・・
トムの目って本当にステキです~~♪
→・・・数年前、ハリウッドのチャイニーズシアターの前で、写しました~~。
ここは名立たるスターの足型・手形がサインとともに押してある場所です。
私が手を載せているのは・・・もちろん「トム・クルーズ」の手です~~~♪