love


神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

プリンターも買い換え・・・トホホ

2011-08-07 | インポート
二週間前に「デジカメ」を買い換えたばかりなのに、今度は「プリンター」を買い換えなければならないことに・・・トホホ

一ヶ月前くらいから、プリンターを使う度に「廃インク吸収体の交換をして下さい」という警告が出ていました(苦笑)。
この警告が出ても多少の余裕はあるらしいのですが、満杯になった時点で印刷が不可能になるらしいんです。

(廃インク吸収体とは、プリンタ内部にあるインク吸収体(スポンジ)のことを意味し、この吸収体では、ヘッドクリーニング/リフレッシング実行時に吸い出されたインクの吸収を行います)

で・・・、
「キャ○ン」のHPから、修理依頼のメールを出しましたら、こんな返信が届きました!

『修理をご検討頂いておりますところ誠に申し訳ございませんが、
harusan様にご利用頂いておりますPIXUS 320iにつきましては、修理対応が可能なアフターサービス期間が既に終了しております。

そのため、廃インク吸収体の交換を含め、修理を承ることができない次第でございます。

長年PIXUS 320iをご愛用頂いておりますところ、ご希望に添えず誠に申し訳ございませんが、何卒、ご了承頂きますようお願い申し上げます。』

やっぱり・・・もう古い型なので・・・そうなるのではないかと思っていました(苦笑)。

実は、5年ほど前までは「エプ○ン」のプリンターを使っていたのですが、どうも調子が悪かったので買い換えようかと思っていた時、愚息②が「僕の古いのがあるよ。調子いいから使えば~」と、くれたのです(笑)。

それ以来、快調に働いていてくれたのですが・・・・やっぱり長年使っていると「寿命」がきますね~。

明日、新しいプリンターを見に行ってきます~~♪
店頭で、いろいろ見るのは楽しいですよね~~。
が・・・、
黒インク、カラーインクとも買い置きがありもったいないので、それが使える機種となると、やっぱり「キャ○ン」しか選択の余地はない・・・(苦笑)。

マルガリータ~~(読書感想文です)

2011-08-07 | 本と雑誌
「マルガリータ」 村木 嵐 著

2010年、第17回松本清張賞受賞の作品です。
戦国末、ローマに派遣された「天正遺欧少年使節」の一人「千々石ミゲル」の生涯を、妻・珠の目から見、感じた描き方になっている本です。
Dsc00317
松本清張賞受賞・・・ということは、ミステリー・・・?と思いつつ、また、題名の「マルガリータ」というのは「羅馬での切支丹としての学びの日々と、イタリアピザの名前を関連させているのか?」と興味を持ち、手に取って読み始めました(笑)。
が・・・、まったく違う内容の本でした!
「切支丹」として信仰を深めようとする少年使節の4人が、その生涯を「強い友情」で結ばれている話であり、主人公の千々石ミゲルが「棄教者」となって「禁教」の世を壮絶に生きる物語であり、妻・珠との愛情物語でもありました・・・。
特に、主人公の「ミゲル」が、信仰を捨て「清左衛門」という名を持って生きる中で、切支丹の憎悪を一身に受け危険な目にあいながらも、心の中では信仰を捨てていなかった様子・・・。
その苦悩の日々が想像できる小説です。
歴史的には、この使節4人の帰国後の詳しい様子が書かれたものもなく、よく分かっていないようですが・・・あの「切支丹狩り」の世であれば、こんな風に生きたこともありえる・・・と思わせてくれる悲しい物語です。
隠れて布教活動を続ける切支丹にも、三つの会があり、それぞれがお互いに足を引っ張りあいながら、「日の本の国」で生き残ろうとする様子も醜い・・・。
「マルガリータ」とは、「真珠」のことを呼ぶ「南蛮の言葉」とか・・・。
「この世は真珠のように丸く、南蛮は真珠のように美しい」と、妻・珠の教えたミゲル・・・。
「八年間の羅馬での日々の中で、生涯の定めを感じた」ミゲル・・・。
多分、歴史が好きな人、当時のことをよく勉強している人、深い信仰を持っている人には、その時代背景とともに「信仰を捨てた」主人公の生き方も深く理解できるかと思います。
読み終わって、夫婦の心のつながり、信仰への思い、戦国の時代の辛さ、人間としての尊厳・・・等々、心に残った本でした。