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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

妹の作品・・・・。

2019-05-13 | 日記・エッセイ・コラム

認知症で「デイサービス」のお世話になっている妹を、施設に訪ねて行ってきました。

私の顔を見たら「お姉ちゃん~~今日は会社休みなの?」と、聞かれました。
妹本人は、施設が「会社」だと思い込んでいますので、「私は毎日忙しくて休めないのよ」と・・・。

そして、いつものように「次から次へ」と、おしゃべりします(苦笑)。
内容は、もう一年以上、同じ話・・・。

が、途中で突然「お父さん」という言葉が出ました。
妹のご主人のことかと思ったのですが、話の内容からすると、私たちの父のようです。
そして、30年前に亡くなった長兄の名前も出ました!
もうビックリ!

昔~~昔~~の話・・・(内容は、本当にあったことかどうか、定かではありませんが・・・)
認知症の人は、直近のことは忘れてしまうことが多いみたいですが、昔の話は覚えているとか~~。
本当なんですね。

施設の方が「妹さんの作品です」と、今回も「ぬりえ」を見せてくださいました。



ピンクのきれいな作品~~♪
額に入れて下さいました。

妹に、「写真を写しましょう」と、持ってもらいパチリ~~♪



他の「ぬりえ」も、きれい~~♪



薄い色が好きみたいです。



「ぬりえ」の空白の部分に、「自分なりの絵」を書き込んでありました!
施設の方も「こんな風な発想をされるのは、すごいですよ」と、言ってくださいましたが・・・(苦笑)。

一時は、心身ともにかなりの落ち込みがあった妹ですが、今は落ち着いていて、とりあえず穏やかな日々を送っている様子で、ほっとしました。