第44代アメリカ合衆国大統領で、アメリカ史上初めてのアフリカ系アメリカ人の「バラク・オバマ」氏の「大統領回顧録」~~~読み終わりました!
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「Yes you can !」「Change」の言葉をスローガンとして、選挙運動を戦い(この言葉は、選挙参謀により作られたもののようです)、大統領に就任したオバマ氏の「人間性と思考力や才能」を感じることのできる内容で、感銘を受けました!
上巻では、オバマ氏自身の少年時代や家族と暮らした、ハワイ、シカゴやインドネシアのこと、妻・ミシェルとの出会い、子どもたちを含めての家族生活の様子が書かれていて、周囲の人たちへの深い愛を感じました~~♪
大統領就任後に、「オバマケア」と呼ばれる医療保険制度の法律を成立させるまでの過程での、心の葛藤の様子には胸が苦しくなりました。
就任直後の銀行の破綻、リビア空爆、富裕層減税継続、民主党と共和党の対立する議会とか・・・、苦しい情勢の日々の中でも、敵対した勢力に対し、なるべく公平に良いところを見つけて議論するという態度~~~とってもすばらしい人間性を感じました~♪
何より、オバマ氏のセンスあふれるユーモアある言葉の数々が楽しい~~♪
それといっしょに掲載されている何枚もの写真~~~、とっても重要な場面などもあって、これもまたすごい!
コロナ禍でもあり、厳しい暑さの夏だからこそ外出もせず、エアコンを効かせた部屋でじっくり読めた本でした。