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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

地味にすごい、福井~~(笑)その④

2022-11-18 | 旅行記
三年程前に計画したのに、コロナ禍で行かれなかった「福井県・一乗谷朝倉氏遺跡」~~ようやく行くことができました~~♪
  

特に、発掘調査で見つかった塀の石垣や建物礎石をそのまま使い、出土品に基づいて、当時の街並を忠実に復元したという場所~~~「復原街並」を見たかったのです。
        

武家屋敷は、周囲に塀を巡らし道路に面して門を構えています。
    

屋敷内には多くの建物があったようですが、そちらは復原されていません。礎石は残っています。
    

町家は武家屋敷と違い、建物が直接道路に面していて面積も小さいです。
    

裏庭に井戸やトイレがある同じような単純なつくりです。
    

特に、井戸が武家屋敷から町家に至るまで、ほぼ各屋敷にあることにビックリ!

トイレやゴミ捨て場と考えられる石垣遺構、排水溝なども多く見つかっているようですが、これも井戸があり水が簡単に利用できたからなんでしょうか~~。
今でいう「インフラ」の整備がきちんとされていたということなんですね。
    
        (町家のトイレ)

    
       (武家屋敷のトイレ)
当時のすごい文化に驚きと尊敬の念!

街並は敵の侵入に備えて、先が見通せないように、そして大人数が一直線に攻めてこれないように、真っ直ぐな道路にせずT字路やクランクになっています。
       

    

復原された街並の一画に、きれいな風景が~~♪
    

多分、「染屋」さんが干した布(?)かも~~(笑)
    

様々な色の布~~お日様の光を透かしてとってもきれい~~♪
        

くるくる回したくなる「傘」も~~♪
    

こんな「薄衣」をまとって、この傘をさして~~、この街並を歩いたら、戦国時代にタイムスリップできそう~(笑)。

実はこれ~~、
「和傘スカイ」というフォトスポットで、市が設置しているものです(苦笑)
11月末までの「秋バージョン」だそうです~~。

この日は、お天気にも恵まれて真っ青な空の下、あまり観光客も多くなくて、静かにゆっくりと「昔の気分」になったつもりで散策できました~~♪

「復原街並」の写真は、アルバムにしました~~♪ 

一乗谷朝倉氏遺跡・復原街並 

箱根での研修会~~♪

2022-11-18 | ボランティア
旅行から帰ってきた翌日は、疲れも取れぬまま研修会に参加してきました。
最初からきついスケジュールとは承知していたので、仕方ありません(苦笑)
         

場所は、箱根町・仙石原。
紅葉のとってもきれいな「長安寺」さんの近くです。
     
↑これは数年前の写真ですが、 多分・・・、ちょうど今頃もこんな感じだと思います。

何度も訪ねていますので、僧侶にお会いしたこともあります。
    

でも、今回は疲れもあったので寄るのはあきらめて(苦笑)、ゆっくり出発。
時間ギリギリに到着しました。
すでに、協議会事務局や箱根町の委員さんたちによって、会場に準備は出来上がっていました。
    

今回の研修会は、令和3年5月に成立し6月4日に公布された「障害者差別解消法」の改正で、「障害者への合理的配慮」がどう変わるのか、というテーマです。

講師は「公益社団法人全国脊髄損傷者連合会」の「事務局長・安藤信哉」氏です。
           

ご自身が18歳の時にバイクの事故で脊髄を損傷し、一生車イスを利用することになった障害者です。
「五体満足」から「五体不満足」の人生になったことで絶望。
が、その後の考え方の変化、周囲の人たちの協力などで、今の自分になった経緯を交えて、国や地方公共団体だけでなく民間の事業者に臨む「障害者への合理的配慮」がこうあって欲しいというお話をして下さいました。
       

「障害者のために、「ここを直す」「あそこはどうしよう」~等ということも大事ですが、
       
障害者の方々と話し合うことで、ちょっとした工夫でできることがたくさんあるということです。
    
       

「なるほど~~」と、思わされたことがあり、「合理的配慮」という難しい言葉に惑わされることなく、お互いが「これの方がいいね」と話し合いながら決める~~~以外に簡単なことなんだと考え方をあ改めた研修会でした。