どんな「就任演説」をするの興味があったので、真夜中のTV中継をしっかり見ました(笑)。
「Yes we can!」
余りにも有名なこの言葉はなく、「新しい責任の時代」「再生へ向けての国民の協力」「建国の理想への回帰」を訴えた落ち着いたものでした。
マスコミでは、まったく取り上げられていないのですが・・・、
19分間の演説の中の文言で、私が一番胸キュ~~ンとなったのは、
「なぜ、男性も女性も子供たちも、どのような人種、宗教の人々も、こうして就任式に集まることができるのか。
なぜ、60年前なら地元のレストランにも入れなかった可能性のある男の息子が、こうして皆さんの前で宣誓式に臨むことができるのか。
これこそが、我々の自由、我々の信条の意味なのだ。」
という部分です。
アメリカ史上初の「アフリカ系(黒人)大統領」であることをあらためて強く思った瞬間でした。
多くの黒人達に「勇気と誇り」を持たせてくれた瞬間でもあったと思います。
アメリカが彼の指導の元、一国も早く経済の建て直しをし、世界経済の回復へと繋げてくれることを願わずにはいられません。