「後期高齢者医療広域連合」というところから,主人あてに「書留」で何かが届きました!
「何?~~、こんな名前の団体があるの?」
「もしかして詐欺?」・・・などと疑ってかかった私たち夫婦(苦笑)。
封を開ける前にネット検索~~~、そしたら、「高齢者の医療の確保に関する法律に基づいて作られたもの」であることがわかりました~~きゃははは
75歳の誕生日を迎えると、今までの健保組合から全員が移行するものだそうです(特例はありますが・・・)
開封したら「後期高齢者健康保険証」が入っていました~~。
4月のお誕生日が過ぎたら、病院へ行く場合は、この保険証を持っていくことになるんだそうです。
「もう主人は、後期高齢者の仲間入りなんだなぁ・・・。」と、考えながらふと見つけた本がこちら~~。
タイトルに飛びつきました(笑)
「夫婦が死と向きあうとき」 吉田 敏浩 著
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ノンフィクションです!
「ふたりは寄り添って死んだ」
「老老介護と無理心中」
「意識障害を超えて」
「伴侶に先立たれて」
「歩く、同行二人」
「生き死にの海のかなたへ」
どれも重い事実が詳細に描かれています・・・。
最初は、高齢化社会となっている今の世の中、様々な出来事への行政の支援不足を追及するのかと思いましたが、読んでいくうちに「夫婦としての一生」を「旅」と捉え、二人が死ぬ直前まで旅をどんな風にみていたか、過ごしてきたかという心の奥の思いを描いているのでは・・・と思いました。
いつどんな形で訪れるかわからない死・・・そのとき、夫は妻は何を思うのでしょうか・・・。
そして、残された一人が。その後どんな思いで日々を過ごしていくのでしょうか・・・。
「元気印が取り得だ」と、思っている私ですが(苦笑)、明日にでもこんな場面に遭遇するのもおかしくない年齢・・・考えてしまいました・・・。