prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「クリント・イーストウッド ジャズ・ナイト」

2009年10月07日 | 映画
イーストウッド作品に出てきたジャズ・ナンバーや映画オリジナル曲を多くのジャズ・ミュージシャンがリレー式に演奏して、イーストウッドを顕彰する、カーネギー・ホールでのライブの記録。

「ミスティ」にかぶせて「恐怖のメロディ」の抜粋が挿入されるなどの映画との関わりを見せて聞かせるほか、イーストウッドのインタビューがはさまる構成。

「ガントレット」のジェリー・フィールディングのジャズ・スコア(サントラではトランペットがアート・ペッパー)が抜けているのは残念。

「センチメンタル・アドベンチャー」(どうもこの題名は馴染めない、「ホンキートンク・マン」)はカントリー&ウェスタンじゃないの、と思うと、チャーリー・パーカーがC&Wのツアーのゲストを務めて、そこからインスピレーションを受けたというエピソードがイーストウッド自身の口から語られる。

息子のベーシストのカイルが父親そっくりなこと、気味悪いくらい。


<スタンダードサイズ>
                              
                          【出演】
                  クリント・イーストウッド
                       ケニー・バロン
                 チャールズ・マクファーソン
                    ジェイ・マクシェーン
                   ジョシュア・レッドマン
                      ジミー・スコット
                     レニー・ニーハウス
                              
  ~1997年 アメリカ ラプソディ・フィルムズ/    
                  マルパソ・プロ制作~  
                              
                              
【プロデューサー】ジョージ・ウェイン            
         ブルース・リッカー            
【ディレクター】ブルース・リッカー             
【原題】EASTWOOD AFTER HOURS:     
      LIVE AT CARNEGIE HALL  


本ホームページ