prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「容疑者Xの献身」

2010年01月15日 | 映画
テレビの「ガリレオ」の延長上にある映画には違いないけれど、ドラマがあるのは主に容疑者側。
天才数学者といえども被害者を「単なる時計の歯車」扱いしているのは、どうもひっかかる。そこをなまじ突っ込んでは描けないし、そういう性格のドラマではないけれど、生の人間は記号にはなりませんしね。

NHKの番組で見たけれど、研究中の数学者の脳というのは、いわゆる論理を司る部分だけではなく、もちろん感情を含めてそれこそありとあらゆる部分がフル回転しているものらしい。そう考えると、こういう感情の表出の仕方もあるのかなとも思う。
(☆☆☆★)


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