鶴瓶の出番が案外少ない。
タイトルになっているあまろっくというのは運河の小型版みたいに水路を狭めて水が流れ込むのを防いでいる機構で、水鳥の形をしたボートで親子三人で接近するところが可笑しいし、こういう風景というのは見たことがない。
鶴瓶の再婚相手というのが中条あやみで二十歳という設定、娘の優子が江口のりこで三十九歳の設定で、義母の方が娘ほども年下。
鶴瓶がどう亡くなったのか見逃したのかどうか場面としてはよくわからないのだが、最後の方でぱあっと明るく登場するのと、それとふだんのちゃらんぽらんぶりとは裏腹の人助けをしていたことがわかる。
こういうと何だが、三人とも吉本ではない。関西弁ネイティブではあるのだけれど、第二標準語化した吉本語とはちょっと違うのではないかというのが私のあてずっぽう。