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八丈島を走る町営バス(2)~貸切車編

2014-12-06 | バス[首都圏]

先日「MAKIKYUのページ」では、八丈町営バスで活躍する一般路線専用車に関して取り上げましたが、八丈町では定期観光こそ近年廃止されたものの、路線バスだけでなく貸切バスの運行も行っています。

離島と言う土地柄もあってか、限られた車両や設備で一般路線と貸切の双方を担っている事もあってか、貸切車の一部は路線車の予備車も兼ねており、この車両は前扉脇に表示された車両区分を臨機応変に変更できる様に、車両区分表記が標記ではなくサボ式になっているのが大きな特徴です。

 
この貸切兼用車は2台あり、どちらも中型トップドア車なのですが、一方はいすず車で、一昔前の八丈町営バスでは標準的な装いも、今やこの車両のみとなっています。


ちなみにもう1台は日産ディーゼル車で、こちらは他地域の特定輸送で用いられていた車両を中古導入した車両の様です。


他に貸切専用車も4台あり、MAKIKYUが(旧)町役場の車庫を訪問した際には、各車両共に車庫内に留置されている状況でしたが、その中でも純粋な貸切車と言う雰囲気の車両は日野セレガ1台だけです。

他の3台はJバス大型路線車のトップドア・2段ステップ車で、高速道路もなくさほど長距離乗車となる事もない八丈島では、これでも特に差し支えないと思いますが、貸切車というよりも特定輸送や短距離高速バスなどに充当される車両を連想させる雰囲気です。

 
この3台は1台だけ日野車(ブルーリボンⅡ・写真)で、残りの2台はいすず車(エルガ)となっていますので、両者でライト形状が異なるのが特徴です。

新しい車両だけに今後長期に渡る活躍が見込まれ、八丈町営バスでは貸切専用車でもワンマン貸切対応の関係で、音声合成装置を装備しており、その気になれば一般路線への充当もさほど難しくなさそうに感じますので、将来的には兼用車として一般路線にも充当機会が巡ってくるのかも気になる所です。



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