還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

2年ぶりの墓参

2011年04月03日 | 近郊・日帰り
少し前ですがお彼岸の3月21日に墓参のため、故郷に帰りました。
一昨年母の七回忌(この母は継母です)と父の三回忌の法事を執り行い、8月には普段閉めている実家で父の3回目のお盆を迎えました。
次は父の七回忌ですが少し時間がありますので、当面の息子としての勤めは終わりました。
それ以外には実家の庭や裏の畑の草刈りに春と秋の2回帰り、ついでに家の点検などもやっていました。
築100年を超える古~い家なのでいろいろとメンテが…

しかし去年は天候の加減やこちら(滋賀)でいろいろ用事が発生し、帰ることが出来なくなってしまいました。
秋は入院、手術でしたが、春はなんの用事だったのか…?
そのため、庭や畑の草刈りは地元のシルバー人材センターにお願いしましたが、墓地の手入れまでは頼んでなくて、ずっと気になっていました。

いくらなんでも今年の春のお彼岸には帰らないとなあと思ってまして、3月初旬に伊勢に旅行したときに墓参に行くぞと切り出しました。
娘達も賛成、21日に行くことにし、そして前日20日には全員揃いました。

まず実家に戻り掃除用具と2リットル入りのペットボトル2本、それから以前忘れた傘を車に積み込みました。最後に電気のブレーカを全部落としました。

お墓はご先祖様の事情により2箇所に分散しているんです。まず遠い方を先にお参りしました。こちらには共用の水道がありそこでペットボトルを満タンにし、曾祖母が眠っているお墓にお参りをしました。雨模様でしたがだんだん小降りになってきて、雲の切れ目からは晴れ間も。

つぎに豆パパ家の累代墓にお参りしました。こちらは少し草が伸びてきてましたので、簡単に草刈りもしました。こちらのお墓には曾祖母以外全員が眠っています。
娘の結婚のこと、私の手術のことや夫婦で無事還暦を迎えたことなど、報告することがたくさんありました。
それにしてももう花が飾ってありました。従兄がやってくれたのか?

墓参の後、初代ご先祖様が生まれた家を訪ねました。従兄の家でもあるのですがあいにく従兄は不在でした。
アポ無しで行った私が悪いのですが、従兄の子(同い年で中学校は同じ学年)と1時間ほど近況を喋り合い、お暇しました。
家族全員で訪ねたのは娘達が小さかったとき以来なので、ものすごく久しぶりでした。
従兄は齢90になりますが(私より30も年上で父より1つ若い)、近所回って震災の義援金を集めると言っていたそうです。
それを聞いて元気なんだと安心しました。

私が2年もサボっていたのに、従兄弟達や伯母がお彼岸にはお参りに来てくれているようです。胸にじーんと来ました。
当主? の私がこのままではいけません。実家の草刈りはシルバー人材センターの方から、これからもやらせて欲しいと頼まれましたので依頼しようと思っていますが、お墓参りは続けたいと思います。