還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

刑事コロンボ「初夜に消えた花嫁」

2021年06月16日 | 雑記帳(その他)
NHKBSで、刑事コロンボの全作品を放送しています。そのなかで「初夜に消えた花嫁」の回、コロンボの甥の結婚式で、式がお開きになって友人達が新郎新婦を送り出す時に歌った歌。。。

初めて甥が画面デビュー、それがなんとまあ、刑事でした。

あ、それでその歌なのですが、メロディーはどこかで聞いた記憶がありまして、記憶をたぐると、1970年公開のイギリスのミュージカル映画「Scrooge」のナンバーで、映画の中では中ほどと終盤の2回歌われました。

歌のタイトルは「Thank You Very Much」

映画の原作はチャールズ・ディケンズのクリスマス・キャロルで、金貸しの主人公Scrooge(スクルージ)がクリスマスの夜、精霊に自分の過去・現在・未来を見せられて(突きつけられて)、改心する物語です。

映画では、スクルージが亡くなった未来で、町中の人々がスクルージの棺を担いで「Thank You Very Much」を歌うのが1回目。

2回目は改心したスクルージが、人々に寄付しながら町の人々と共にこの歌を歌います。

でも歌詞の内容はまったく違うよなぁ~?

ドラマ(コロンボ)を見終わった後で(何かドラマの内容は賛否両論でどちらかというと否が多い)、この歌が気になってしまい、あれこれ掘ってみました。

それでわかったことは

メロディの元は「For He’s a Jolly Good Fellow(彼はいいヤツだ)」と言う歌で、イギリスやアメリカでは、結婚や昇進の時の祝い歌として大変よく歌われるそうです。

ここからメロディをもらっているんですね。ただ大幅に書き直されてはいます。

もう一掘りすると
メロディは、19世紀フランス民謡「マルブルーは戦争に行ってしまう Marlbrough s'en va-t-en guerre」からの流用となっているそう。

ベートーヴェンの「ウェリントンの勝利」にも収録というか、フランス軍の象徴として用いられているそうですが・・・・この曲は数回聞きましたが、当時はわかりませんでした。

レコードだったかCDだったか覚えていませんが、もう手元にないので確認できません。