還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

北陸を旅行しました-3

2014年07月05日 | 旅行
旅行も最終日となりました。この日は一番に糸魚川市にある、フォッサマグナミュージアムを訪れました。撮影禁止の表示は無かったのでたくさん撮影しました。

フォッサマグナとはラテン語で大きな溝という意味で、大地溝帯とも呼ばれています。糸魚川-静岡構造線がフォッサマグナの西端に当たります。この博物館にはフォッサマグナの説明を含む、日本列島成り立ちの説明、隕石や化石、翡翠の展示があります。
出発前、ホテルの窓から見た風景、海岸の近くです。

パノラマモードにして、5回目にようやく撮影に成功しました。が、よーく見ると自転車に乗った人が二重に映っています。パノラマ写真は連写して画像の一部を重ねながら1枚の写真に合成するので、重なる部分に動きがあるとおかしな画像になります。パノラマ撮影中はシャッターを押し続けますが、押すのを止めてもしばらくカシャカシャ撮り続けるので、スイングの終わり側に余計な画像が出来てしまいます。

隕鉄、ほとんど鉄の塊で重いです。


縞状鉄鉱(鉄鉱石です)


三葉虫の化石(どちらも古生代カンブリア紀に生息)


いろいろな水晶


日本列島成立を説明したパネルの一部、フォッサマグナの説明もされています。


後で見たら翡翠の写真がありません。撮り忘れていたようです^^;;;
糸魚川は翡翠でも有名です。
フォッサマグナミュージアムから10数km行ったところにフォッサマグナパークが有り、そこでは糸魚川-静岡構造線の断層が地表に現れているのを、見ることが出来ます。すぐ近くなら行ったのですが、朝ホテルでゆっくりしすぎて時間がなくなったため、あきらめました。

続く予定は、富山は新湊きっときと市場で海鮮の昼食です。わざわざ食べるためだけにここに行きました。
これはきっときと御膳です。がっつり…次回からは考えます・・・・(^O^)


昼食後は2012年に開通した新湊大橋を通り、富山ガラス工房に行きました。ここは撮影禁止のため写真はありません。1時間近く作品を見て歩き、館内のカフェでお茶して帰宅の途につきました。夕食はSAで軽くうどんにしました。

今回の旅行で初めて新潟県に足を踏み入れました。まだ行ったことの無い県がいくつかあり、順次訪ねたいと思います。

北陸を旅行しました-2

2014年07月04日 | 旅行
2日目は黒部峡谷で終日過ごす予定です。黒部峡谷鉄道に乗り、終点の欅平まで行くことにしました。さて、宇奈月駅で切符を買ったものの発車まで時間があったので、向かいの黒部川電気記念館(無料)を見学しました。
発車時刻の10分前に改札開始です。切符には発車時刻と号車の指定がありますが、座席指定ではありません。12両編成のトロッコ電車ですが、高い切符を買うと窓付きになります。2両の機関車で引っ張ります。軌間は762mmとJR在来線の軌間1067mmよりさらに狭い線路です。狭いためスピードは出ません(出しません)が、急なカーブも平気です。
ちなみに新幹線の軌間は1435mmなので、この鉄道は新幹線のおよそ半分です。
宇奈月駅を出てまもなくの新山彦橋


猿専用の吊り橋


黒薙駅通過中


出六峰(だしろっぽう)


黒部川第二発電所


万年雪


終点の欅平に到着、所要時間は1時間と20分でした。12時を過ぎたためまずレストランで食事し、河原展望台に下りました。そこから見た奥鐘橋です。河原から34mの高さにあります。


当初は猿飛峡遊歩道を終点まで歩くつもりでしたが、工事中で立ち入り禁止のため予定を変更し、祖母谷温泉方面に行けるところまで行くこととしました。
奥鐘橋から見た新黒部川第三発電所


必見の人喰い岩です。落石危険のためヘルメットが設置されています。もっとも被って歩いている人は見ませんでした・・・・


遊歩道で落石がありそうな場所は、このようにガードされています。


仏石


黒部峡谷鉄道は、道中トンネルがたくさんあります。トンネルの中はひんやりし、この季節でも寒いくらいでした。河原展望台から奥鐘橋へは34mの階段を上ります。妻は平気そうでしたが私は息が上がりました。人喰い岩から先もずっと登りです。心臓と相談しながら歩いたので、ずいぶんゆっくりしたペースだったと思います。
4時半に宇奈月に戻り、糸魚川に向かいました。ホテルにチェックインの後、隠れ家風の居酒屋に行きました。

北陸を旅行しました

2014年07月03日 | 旅行
6/30から7/2にかけて北陸(富山、新潟)を旅行しました。天気が心配でしたがまずまずの日和となりました。
まず初日は、親不知に立ち寄りました。北陸自動車道親不知ICを降りて、道の駅「親不知ピアパーク」で昼食を摂りました。親不知ICは海の上に建設されたICなので、ピアパーク駐車場からの眺めは壮観です。


昼食後、親不知記念広場展望台に向かいます。国道8号に出て富山方面に数分走るとヘアピンカーブがありますが、最初のカーブにさしかかるところの右側に、親不知記念広場展望台があります。駐車場の容量は10台くらいであまり広くはありません。親不知海岸はここからの眺めがベスト、断崖絶壁が海に落ち込む様は凄い迫力です。道路が出来るまでは海岸沿いに波を避けながら歩いたそうです。


つづいて、親不知コミュニティロードを歩きました。海沿いに歩いた道とも言えない道を第1世代とすると、1880年代初頭に現在コミュニティロードとなった初代国道8号が完成しこれが第2世代、そして1966年に天険トンネルが完成しこれが第3世代、トンネル完成を機に使われなくなった道がコミュニティロードとして整備されました。そして高速道路が第4世代となります。
展望台から富山方面に1分も走ると天険トンネルにたどり着きますが、トンネルの手前海側に親不知観光ホテルが有り、そちらに入ります。「天険親不知」が目印です。
ホテルのすぐ下に広めの駐車場が有り、そこに停めました。トイレや案内用の看板も整備されています。
看板です→
これを見ると、この辺りの位置関係がよくわかります。

案内板に従ってコミュニティロードを進むと展望台に出ます。このコミュニティロードは旧の国道8号で、天険トンネルが完成するまでこの道が幹線でした。展望台から北陸自動車道と国道8号が望めます。


展望台は東屋になっており、宣教師で登山家のウェストン像が設置されています。


展望台から少し行くと、左側壁面に「如砥如矢」と刻まれています。これは「とのごとく やのごとし」と読み、砥石のように平らで矢のように真っ直ぐ通れるという意味だそうです。


さらに進むとコミュニティロードはここまでという標識に出会います。


もっとも先に進むのに何ら障害はありません。端まで歩きました。端はここで、天険トンネルのもう一方の出入り口です。


駐車場に戻ると、海岸に降りる道があるのに気がつきました。80mの急な坂を下りると海岸に行けるそうですが、心臓に触りそうなので止めました。初日はここまでです。