還暦直前に心臓弁膜症(僧帽弁閉鎖不全症弁形成術体験記)

還暦を目前にして滋賀医大の浅井徹先生の執刀で僧帽弁形成術を受けました。
私の体験が同病の方の参考になれば幸いです。

40回目の外来受診

2014年09月04日 | 手術後の外来診察
9月3日は1年ぶりに滋賀医大で診察を受けました。術後通算して40回目になります。退職して滋賀医大に行くのは初めてです。前日に車で行くのと、電車、バスを乗り継いで行くのとどちらがどれだけ安いのか比較してみました。一昨年は妻が同行したので車でしたが、それ以外は電車&バス、または電車&バスまたはタクシー、車で行くという頭はありませんでした。電車の運賃は定期が使えましたから。

比較の結果は
電車とバスでは1520円
駅を降りて病院まで、行きのみタクシーを使えば2910円
車では高速代とガソリン代合わせて2070円
という結果となりました。電車&バスまたはタクシーの場合、バスが空いていればもちろんバスになります。去年は9時ジャストの予約だったので、8時過ぎに電車を降りてバス乗り場に行くと、乗り場が高校生で溢れています。それでタクシーで行きましたが、今年も9時の予約なので去年のことを考えると、車で行くのが安くつきそうとなり車にしました。所要時間も車の方がかかりませんし、患者は駐車料が無料です。

当日は家を7:30に出発、病院に8:25に到着(少し道を間違えた・・・)。
8:30受け付け開始後、再来受付機に診察券を通す
数秒後に受付票が出てくる
これが受付票です。

今回の検査も去年と同じで、心電図、心エコー、レントゲンです。検査を済ませ心臓血管外科外来受付が9:20頃。
検査の時は上半身裸になりますが、9月の診察はまだ夏服ですから服の脱ぎ着が楽で良いですね。心臓血管外科受付を済ませて、指示された2番診察室の前で待っていると、こんなものを目にしました。

これは去年診察時に外来で集めていた、手術経験者からこれから手術を受けられる患者さんへのメッセージ集でした。そういえば私も書きました。私は経験者なのでとりたてて読む必要もないのですが、時間が有り余ったので読ませていただきました。
私が呼ばれたのが10:40過ぎだったと思います。レントゲンと心電図の波形と、エコーの動画を見せていただきました。心臓も弁も動きが柔らかくてとても良いとのこと。逆流の程度は去年と同じでした。大動脈弁以外はレベル1の逆流があります。
心エコーデータはコピーを毎回もらっているので、今回もコピーをいただきました。
診察時間は15分くらいだったと思います。

帰宅後、エコーデータを順に並べて、以前から気になっている右心室収縮期血圧の経過を見てみました。右心室収縮期血圧は15-30mmHgが正常値で、それ以上では肺高血圧となります。ただし滋賀医大では、35mmHg以上で高血圧と判定していました。
私の場合術前では47mmHgで、立派な肺高血圧でした。
それが手術直後で32mmHgとなり、危険ラインは脱しました。
その後2回続けて30mmHg、そして今回26mmHgまで下がったのでワオ・・です(^O^)

去年の記事を読むと、
ただ、検査後心臓血管外科外来受付に行くのに迷ってしまいました。方向音痴?
と最後に書いてありましたが、今回も迷ってしまいました。学習していないようです^^;;;

健康診断受診

2014年09月02日 | 日記
健保の斡旋による健康診断を今日受けてきました。健保から紹介された診断機関は県内では3箇所しかありませんでしたが、申し込みしたのはもちろん、もっとも行きやすいところです。
そこは病院ではなく、健康診断や人間ドックを専門的に行う財団法人です。時間は10:30と指定されていたので、10分前に着くように出たつもりが、思いの外時間がかからず10:10に着いてしまいました。
検査機関の外観です。

10:10に受付に行くとそのまま受け付けてくれ、診断開始となりました。待たされなかったので助かりました。
診断メニューは
身長、体重、血圧、尿、採血、心電図、視力、胸部レントゲン、問診
これだけでした。胃バリウムと腹部超音波は申し込み時点でパスしましたが、在職時には聴力の検査もありました。そういえば若い頃は握力測定もありましたが、いつの間にかなくなっていました。
心電図の時には手術創があらわになりますので、少し聞かれました。心臓の薬としてカルベジロール錠(アーチスト錠の一般名)を飲んでいますが、問診票には狭心症、心筋梗塞の薬を書くようにと読めたので、敢えて書きませんでした。弁膜症手術のことは書きました。
やりとりの結果、弁膜症は経過観察、薬の服用は無しということになりました。
血圧は114/75でした。

最後の問診で、念入りに聴診器を当てられました。他特に問題ないので気をつけてお帰りくださいとのことで、約1時間で終了しました。

帰りの道中、家に最も近い、気象庁が設置している自動雨量計を見に行きました。しかしそこは会社の駐車場でした。その向こう側は薬局です。この辺りに在るはずなのですが、車が邪魔なのでこれ以上の探索はあきらめました。この観測地点は雨量だけなので大きな設備ではありません。
観測機器がどんなものか写真に撮りたくて、カメラも持って行きましたがいつか突き止めます。