8月6日(火)午後14:10~16:20。
453ch FOX ムービーで、スタインベックの “二十日鼠と人間”をやっていた。
こんな映画があることを知らなかったが、ものすごく良かった。「絶対にご覧いただきたい一品」という宣伝文句に嘘はなかった。
1992年、米、MGM作品。
ぼくは中学3年生の時に「エデンの東」を読んで以来、ベトナム戦争従軍記が新聞に掲載されるまでの間、スタインベックが好きだった。
彼の描くカリフォルニアが好きだったと言った方が正確かもしれない。
「二十日鼠と人間」ももちろん読んだはずである。
大門一男訳、新潮文庫101a、昭和28年10月10日発行、昭和40年2月20日18刷、定価80円。翻訳は旧仮名遣いである。
ストーリーはほとんど忘れていた。
こんな凄い話だったとは・・・。悲惨なラストシーンだが、その記憶がまったくないというのは、スタインベックが、あのラストシーンを受け入れさせるだけの筆力をもってストーリーを展開していたからなのだろう。
ただし、ラストシーンは、この映画の方が原作よりもよかった。
レニー役はジョン・マルコヴィッチ、ジョージ役がゲイリー・シニーズという俳優らしい。
ともに、なかなか良かった。
2019/8/7 記
453ch FOX ムービーで、スタインベックの “二十日鼠と人間”をやっていた。
こんな映画があることを知らなかったが、ものすごく良かった。「絶対にご覧いただきたい一品」という宣伝文句に嘘はなかった。
1992年、米、MGM作品。
ぼくは中学3年生の時に「エデンの東」を読んで以来、ベトナム戦争従軍記が新聞に掲載されるまでの間、スタインベックが好きだった。
彼の描くカリフォルニアが好きだったと言った方が正確かもしれない。
「二十日鼠と人間」ももちろん読んだはずである。
大門一男訳、新潮文庫101a、昭和28年10月10日発行、昭和40年2月20日18刷、定価80円。翻訳は旧仮名遣いである。
ストーリーはほとんど忘れていた。
こんな凄い話だったとは・・・。悲惨なラストシーンだが、その記憶がまったくないというのは、スタインベックが、あのラストシーンを受け入れさせるだけの筆力をもってストーリーを展開していたからなのだろう。
ただし、ラストシーンは、この映画の方が原作よりもよかった。
レニー役はジョン・マルコヴィッチ、ジョージ役がゲイリー・シニーズという俳優らしい。
ともに、なかなか良かった。
2019/8/7 記