マツダの“スカイ・アクティブ体験 1日無料試乗キャンペーン”で、新しいデミオを借りて、女房、二男と一緒に軽井沢に日帰りドライブに行ってきた。
11月28日、午前10時前に近所のマツダのディーラーに出向き、簡単な説明を受けて、出発。
借りたデミオは、ガソリン車の13S。
下の写真は、関越道から上信道に分岐する手前、上里のサービスエリア駐車場で。
ボディーはディープクリスタルブルーという色。営業さんによると、「夜明け直前の空」の色だそうだ。秋の日ざしを浴びて、渋く輝いていた。
写真では黒っぽく見えるが、実際の色は写真よりも青みを帯びている。「蒼み」と言った方がよいかもしれない。黒のクルマと並ぶと、違いがよくわかる。
下の写真は、プリンス・ショッピングモールの駐車場のデミオ。
ボディーカラーはダイナミックブルーにしようかと思っていたが、このディープクリスタルブルーもなかなか良い色で、家族全員がこの色を気に入った。
本当はディーゼルのXDに試乗したかったのだが、関東マツダにはXDの試乗車はないということなので、仕方なく13Sにした。
XDツーリングは街中で2度試乗させてもらったので乗り味はわかっているし、高速での直進性や、峠でのトルクのつきが良いことも想像できる。
15インチのタイヤを履いたXDの高速での直進安定性を知るためには13Sが次善の選択と考えた。
その結果、実はガソリンの13Sでも十分だと思った。
まず静粛性。エンジン音、ロードノイズとも、とにかく静かである。100kmを超えて回転数が3500近くなっても、CDはボリュームを上げずに聞こえる。
15インチタイヤで懸念した直進安定も問題ない。ハンドリングはなめらか、不審な挙動もない。6速ATのため、加速のスムースさも気持ちよい。碓氷峠くらいなら、13Sのトルクで十分である。
11年前のカローラではセカンドに落として登る急な坂道も、少しアクセルを踏み増しするだけで登れた。
こういうことを書くと、<よいしょ>してると思うだろう。
ぼくだって、YIOUTUBEの竹岡圭とか河口まなぶとか岡崎五朗とかのしゃべってるのを聞いたときは「そこまでは・・・」と思っていた。
でも、本当だった。嘘だと思う人はとにかく試乗してみたらわかると思う。
そうなると、あえてディーゼルを選ぶ理由は、「新しい小型のクリーン・ディーゼルに乗りたい」という気持ち以外にはないだろう。
狭いといわれる後席にも軽井沢の街中と関越道(上里-嵐山間)で座ってみた。
窓の下端がキックアップしているのが少し気になったくらいで、前席の息子がシートをバックさせゆったり座っても、つま先が前席の下に入るので足元の狭さは全く気にならなかった。
トランクもまずまず。ランクスのトランクよりやや狭い程度か。
例のマツダ・コネクトのナビもまずまず。ただし、ほとんどは助手席に座った息子が操作していたのだが・・・。
帰り道で何度も高速から降りようとしたのは、設定を誤ったせいか、新座料金所の渋滞を認識して降りようとしたのかは不明。
インパネ上部の設置場所も運転席から大変見やすい。前方視界を遮ることもない。
ただし、車線変更時の右後方の死角確認は、はっきり言ってかなり見にくかった。セーフティーパッケージのブラインド・モニターは付けたほうがいい。
軽井沢のショッピングモール、ツルヤ、千ケ滝の家、追分そば茶屋を回って、午後4時に軽井沢を出発。暗くなる前に碓氷峠を下って、新座-練馬間の渋滞に巻き込まれたのち、午後7時過ぎにディーラーに戻った。
走行距離は300km弱で、消費したガソリンは13・32リットル。ほぼカタログ通りだった。ディーゼルならリッター25km近く行くのではないか。
上の写真は、定番のツルヤの駐車場から眺めた浅間山。6合目あたりまで雪化粧していた。
最後の写真は、わが家の2階から眺めた浅間山の雪化粧。
と言っても、枯れた木々の向こうにわずかに覗いているだけだが、夏の間は、木々の葉に隠れてまったく見えない。
2014/11/30 記