曇り、27度、90%
台風がやってくる前の3日を東京で過ごしました。気温は、ここ香港より高く、日差しが肌を刺すようにチクチクします。湿度が異常に高い香港から戻ると、肌がかさかさになるように感じます。日本に帰ると、節電でクラーが効いていないから、この夏の帰国は止めるわ。という香港在住の日本人もいます。そうか、と私も覚悟して戻りました。地下鉄も、電車も、デパートもどこもちゃんとクーラーが効いています。昼間の電車が車内灯を落とすぐらい大して問題ではありません。というか、どこもが正常に動いています。200キロほど北の福島では、無人の街があるというのに。
ここ数年、エコ、省エネと叫ばれ、暑さ対策にすだれや日よけが見直されているようです。道を歩いていると、ゴーヤを日よけに作っているところをたくさん見ました。上の写真は、東京六本木ミッドタウンの裏の木造の家です。二軒の家が、寄り添うように建っていました。そして何とも立派なゴーヤの日よけ。丹精に育てられています。外から見る私も涼しく感じます。きっと、中に住まってる方は、ゴーヤの葉影から夏の日差しを見る事ができて、さぞ楽しいだろうと想像します。
水やりが大変なのでしょうか、葉が強い日差しでぐったりとしているところもありました。
息子の家から、世田谷公園に向かう途中 喫茶店のベランダです。昔から、ヘチマや朝顔を軒先に作ってきた日本人。花や実を楽しむ以外に、実用的な目的もあったのですね。季節、季節を大切にする、永く日本を離れていると忘れそうになります。