曇り、26度、85%
パグ犬モモの朝ご飯のサツマイモを探して、香港島の北側の市場を回ることがあります。地元の大きなオレンジの身のサツマイモでなく、日本種と呼ばれる細身のサツマイモです。そして、この日本種のサツマイモは、八百屋でなく、果物屋で売られています。
そんな折見つけたのが、青梅でした。25年香港に住んで、青梅を見たのは2度目。さて、香港人はこの梅をどう使うのかしら?様子を見ていると、誰一人、青梅に注意を払う人がいません。そこで、果物屋のおばさんにどうやって食べるのか、尋ねると、炒めるというのです。
そういわれてみると、確かに梅の料理は、中華にあまりありません。鴨に付ける甘い梅のたれ、見るからに塩っぱい梅干し。梅の塩水漬け。梅を炒めた料理なんて、お店のメニューにはなさそうです。
それでも、安いので買って帰って来ました。実は、私、梅仕事をしたことがありません。梅酒、梅干し一度も作ったことが無いので、梅とPCを前に考え込みました。梅干しは、この多湿度な香港では、無理そうです。梅シロップが一番簡単なようなので、早速準備。
検索で一番はじめにでていた、和歌山県のほりぐち農園の梅シロップの作り方を参考にしました。漬け込む前に、一晩梅を冷凍庫に入れます。そうすることで、梅の繊維が壊れ、よりエキスが出るとのこと。ふむふむ。
冷凍庫から出して、氷砂糖とびんに入れたところです。一週間から10日で、シロップの出来上がり。
毎日揺すってください、よりいいシロップが出来ます、との言葉に従って、毎晩、揺すっています。
3日目、 この梅、買ってきたときは、梅の香りがしませんでした。昨晩、揺すってあげたあと、蓋を取ってみました。ほりぐち農園の作り方に蓋を取ってはいけません、とは書かれてません。ワー、梅の甘酸っぱい香りです。あと一週間、楽しみな梅シロップです。