チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

10センチのシフォンケーキ

2021年04月05日 | 菓子

曇、12度、78%

 30数年前、21センチという大型のシフォンケーキの型を使い始めました。卵の個数は9個から11個使いました。その型でずっと作り続けて来ました。そのシフォンケーキを食べてしまうのに数日かかるようになり、60歳、帰国を機に17センチのシフォンケーキ型を買い求めました。その17センチですら、食べてしまうのに2日以上かかります。昨年末、14センチのシフォンケーキの型を買いました。ちょうどいい大きさです。

 最近のシフォンケーキ型は継ぎ目がなく錆びにくい素材で作られていて、洗うのも楽になりました。型に油を塗らないシフォンケーキは型の洗いが大変でした。30年以上前のものは錆が出ました。型の進化を実感します。14センチを買った時、入っていたチラシに12センチ、10センチの型があることを知りました。小さい型なら残すことなく食べられそうと一番小さい10センチを頼みました。

  現在手持ちの3つのシフォン型です。10センチ用に材料の割り出しをして焼いてみました。型に種を流し込む時、これは大変!径が小さいのですんなりと型に収まってくれません。用心しながらトロトロと入れました。

 オーブンから出して来てひっくり返して冷まします。十分冷めた頃、型から外すのですが、これが大きな型に比べて大変な作業でした。小さなスパチュラを丁寧に少しづつ動かします。やっとすっぽり外れました。こんなに緊張したのは久しぶりでした。

 さあ、お味は? 21センチの基本から17センチ、14センチ、10センチと割だり出した材料の重さです。10センチで使う卵は1個半。10センチは型が小さいので焼き時間は極端に短くしました。今までよりもパサつきが感じられます。焼き時間が短いので焼き色も思うように出ません。材料の割り出しから今一度やり直しです。

 ただ、この小さなシフォンケーキ、今までで一番スタイリッシュ!スッと立ち上がった姿が小さいくせに存在感を持っています。こんなお菓子の型とも向き合う時間は楽しいものです。美味しく焼けるまであと何回焼くことになるかな?

コメント
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